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Tiny Story  作者: 夏蜜柑
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初雪Part4

状況を整理しましょう。

私はお腹が減っています。

本も返して、あとは家に帰るだけ。

ここに現れる障害などないはず…!


なのにどうしてこんなことに………


長峰くんに言われるがまま

近くの公園のベンチに行く。寒い…

はやく終わらせて欲しいので

何の用なのか聞いてみる。

するとさらっとこう答えられた。


「え、別に?

昨日会って、たまたま今日も会ったから

引き止めただけだけど?」


むむ。なんと。私ははやく帰りたいのに。


「特にないもないなら帰りたいです。」

とちょっと恨みがましい目で言ってみる。

するとにやっと笑って

「ま、ちょっとだけ話そうぜ?

自己紹介ぐらいしたって損はないぞ?」


名前だけ言って帰ろう…と思った矢先

お腹がぐうっと鳴りました。



ひゅーっ………

風が急に寒くなったような気がする…………


何か言われる前に逃走!と思ったら

長峰くんに引き止められた。


「くくっ、分かった分かった。

飲みものくらいなら奢ってやるからさ

名前くらい教えろよ?な?…ぷくくくっ」


爆笑するのを頑張ってこらえながら。


分かったこと

長峰くんはぜぇったい性格が最悪だ!!




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