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第2話 俺、ここが異世界だと知る

 俺は、リフレ・ロックベリー。1歳になった。

ようやく自分1人で動けるようにはなったのだが、

そんなことよりも、驚くことがたくさんあったのだ。

 まず1つ目。

ブレーブが真剣を振り回していた。

あ、振り回していたというのは、意味もなくぶん回しているというわけではないぞ?

それに、流石に家の中ではなく庭でだ。流石に怖すぎるだろ?

家の中で剣をぶん回してるやつがいたら。

言い方を変えれば、敵が目の前にいることを想定したような動きで振っている。

これはいわゆる、「イメージトレーニング」ってやつだろうな。

でも、なんでこんな時代に剣を振る奴がいるのだろうか。

その疑問を持ちながら、ジェニーに抱っこされて、

外に出かけることとなった。


 そして2つ目。

我が家庭はかなり裕福な家庭らしい。

俺たちは、小さな村に住んでいるのだが、

木造建築の家が並ぶ中、一軒だけレンガ造の大きな家がある。

これが我が家である。内装だけ見て広いな〜とは思っていたが、

まさかここまでとは……

 

 そして3つ目。

ぶっちゃけこれが一番驚いた。

出掛けに行った時、崖の麓を俺を担いだジェニーが歩いていると、

上から、大岩が降ってきた。

ほんとに死ぬかと思ったよ。でも俺は生きている。イッタイナゼカ。

そう、俺が生き残った理由、それは……………。

『魔法』だ。

岩が真上に落ちてきた時、急に母が、腕をかざして、何かを唱えた。

そしたら岩が空中でぴたりと止まって、ジェニーが手を横にずらすと、

同時に岩も動き、

最後には、ゆっくりと地面についた。

本当にびっくりした。そしたらジェニーが急に、


「どう?すごいでしょ!私の魔術!」


って言ってきた。

すごいもなにも、すごすぎるだろ!

魔法だぞ?

そんなの地球で使えるやつなんているわけないだろ。

ってことは…そうか。

完全に理解した。

この世界は、地球じゃない他の惑星。あるいは別の世界。

本当の『異世界』だ。





◾️

 まさか転生したのが異世界だったなんて、こんなことあるのかよ。

ってことは、俺魔法使えるんじゃね?!

最高じゃないか。異世界転生なんて夢を叶えて、

魔法も使えるとなれば、ハッピーライフ間違いなし。

(ついに来た。俺の時代が。)

よし、完全に歩けるようになったら、まずは魔法からだな。

あとはこの世界の文字も覚えよう。

だって、言葉はわかるけど、文字はなんで書いてるか全くわからんしな。

そして魔法を極めてやる。

あ、魔法剣士ってのもありかもな。

ウヒヒ、これからの人生が楽しみだ。





◾️

 そういえばもう1つ驚きがあった。

ブリーブは人族の英雄だそうだ。

寝る前に読み聞かせをしてくれた時に、ブリーブが出てきたのは驚いたな。

 どうやら元剣聖で、剣の天才だったらしく、かつての第二次魔人戦争という大戦で、

人族を勝利に導いた英雄だとか。

 剣聖というのは、大聖国エルラルドの聖騎士団の団長に与えられる称号らしい。

大聖国は、今ロックベリー家が住むノーベル王国という国の北西の島国で、

創造神とやらが一番最初に降りてきた地なんだとさ。

変な宗教だよな。俺は神なんか信じないぞ絶対にな。

それはそうと、俺はこの世界のことについて何も知らない。

俺が今すべきはこの世界のについてしっかり知識を得ることからだ。

(さて、じぁあまずはこの世界の文字を覚えることからだな。)

そう思いながら、俺は書庫の本を読み漁っていくのだった。


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