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ダブルユニーク

儀式は半分以上終わった

(私ももうすぐだ。あるはどんなギフトを授かったかな)

「フィア・ライト」

ようやく私の番が来た

ドアをノックして入る


「こんにちは」

「はじめまして、神父のです。ではこの水晶に手をのせてください。

・・・ありがとうございます。えっ?あ、すみません驚いただけです。」

「あなたのギフトは無属性の魔法使いです」

「攻撃系ギフトですか?やったぁ!」

「いえ、これは攻撃系ギフトではありません。」

「え、じゃあ支援系?」

「いえ、それも違いますこれは5年に一人と言われるユニークギフトです。

あなただけのギフトなので使い方などは自分で探すしかありません。ですので使い勝手は悪いかもしれません。」

「そんなのがあったんですか。」

「その分使い方を見つけるととても強いと聞きます。ので、頑張ってください。

あ、あとあまり人には言わない方がいいと思います。」

「わかりました。この箱が神のプレゼントですか?」

「そうです。開けてみてください。」

そう言われて開けてみる

中からは本が二冊出てきた

「本でした!」

「儀式はこれで終わりです。こちらが詳細を記したギフトカードになります。」

「ありがとうございました!」



ドアを開けて外へ出る

そしてベンチに座っているアルを見つけて走っていく

「アル!どうだった?」

「フィア!じゃあ帰りながら話そう。」



「どっちから発表する?」

「アルから言ってよ。」

「いや、フィアから言ってもらいたい。」

「どうしても先に言ってほしい理由があるの!」

「それを言うなら俺もある」

「だめ、譲れない。」

「よし!わかったギフトカードを交換しよう。」

「それならいいか。」

「じゃあ交換しよう」

そう言って交換する

(フィアは何系のギフトになったかな)

そう思いながらギフトカードを見た俺は驚愕した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

| フィア・ライト |

|   |

| ユニークギフト 無属性の魔法使い   |

|             |

| 魔法適正 無 |

| |

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


同じユニークギフト?!

後ろを振り向く


(アルのギフトは攻撃系になったかな)

そんなことを考えながらギフトカードを表にする

そして驚きで足が止まってしまう


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

| アル・イアル   |

|    |

| ユニークギフト RPG  |

| |

| 魔法適正 光 闇 |

| |

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ユニークギフト!アルも!

顔を上げる


「アルもユニークギフトなの?」

「うん。フィアも?」

「うん」


・・・


「こんなことってあるんだね。」

「院長先生に言わないと!」

「言っても大丈夫なのかな。」

「院長先生なら言っても大丈夫だよ」

「アルのギフトはどんなやつなの?」

「まだわかんない。でも冒険者になりやすいギフトだったらいいなぁ。」

「いやぁしかし二人ともユニークギフトだなんてね!」

「本当にびっくりしたよ!」


二人は話しながら孤児院へと向かっていく

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