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クマちゃんバーサーカーはりんごがお好き。

 クマちゃんバーサーカーはぴんくショートツインテールのデカい熊の毛皮を被ったロリ少女。ほぼ裸同然でダンジョンを潜るバーサーカーである。俺、勇者国樫くにがし 英司えいじは忘れない。あの頭のイかれた日々を。

 勇者、国樫くにがし 英司えいじは苦戦していた。ここは魔王城、魔王マヒルダ・ゲインガーとの最後の一戦。勇者パーティは四人。戦士は力尽き魔法使いはMP0、僧侶は回復しか出来てない。



 絶対絶命だ!!



 勇者はチートスキルを使う。全ての異世界の国民の魔力を借りる。全ての人間の魔力を集め皆んなの思いを載せて最後の一撃を魔王に喰らわす。魔王は倒れ、平和に訪れる。


 訪れるはずだった。そこにリンゴを持って食べている一人の少女が現れる。


 クマの毛皮を頭から被った。ピンク髪の少女。ショートツインテール。服装は下着の様な薄さ。白い肌着とベージュの短パン。横腹から白いパンツが垣間見える。セクシーロリ女子。ただ手にはリンゴと血で錆びた鉄の斧を引きずっている。


 勇者は叫びながらツッコむ。勇者にとってはこれが日常だ!!


「またッ!!!! お前かッ!!!!」


 ピンク髪のショート少女は無表情で喋る。こいつはメンヘラ、ロリ、インキャなのだ!!


「勇者チン。りんご贈れ、りんご贈れよ。」



「はあ?!! お前戦闘中だぞ!! 今魔王を倒す為国中の魔力集めてるんだぞ!! 手が離せるか!!」


 聖剣エクスカリバーに集まる魔力。それを全力で支える勇者国樫。クマちゃんバーサーカー黒田パルコは


「リンゴくれ。…………くれないと暴れちゃうゾ!!」




 これは勇者俺国樫と頭のおかしなクマバーサーカー少女、そして全ての原因、魔王マヒルダ・ゲインガーの話である。



                     つづく

 みんな見てってね。

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