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翡翠の波間  作者: シン86
=第1章= 翡翠カフェの静かな朝
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1話


白川理沙は、毎朝6時に目を覚ます。


携帯のアラームを止め、ゆっくりとベッドから起き上がると、窓を開けて潮風を吸い込んだ。


「今日もいい天気だな…」


と心の中で呟きながら、遠くに見える水平線を眺める。


海の静かな波音が心地よく、彼女の一日が始まる。






理沙が住む家は、祖母から引き継いだ翡翠カフェの2階にある。


古びた階段を降り、カフェのドアを開けると、まだひんやりとした朝の空気が店内に流れ込んだ。


理沙は軽く肩を回して、「よし、今日も頑張ろう」と気合を入れる。


掃除を終えた床は朝日に照らされ、ぴかぴかに輝いている。


テーブルを拭き、椅子を整えながら、彼女はいつもと変わらない朝の風景に少し安心感を覚える。


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