第二十二話 一持院胤光と鬼宿星――ワールド・トラベラーズ 4
一持院胤光と鬼宿星の旅は熾烈を極めた――と、いうこともなく進んでいた。
胤光がキラリと出会って早二日。抗ウイルス剤の効果は絶大だった。人としての寿命が尽きていた者たちは、その効果で悉くが生態としての機能を強制的に終了させられた。
そして世界規模の災害が一応の収束を見せた世界でゾンビから現世への帰化を果たせた元感染者たちも、その多くは人としての理性を取り戻すか、同族を殺して食べたという罪の重さに耐えられずに自殺するかの二つに大別された。
つまり、大層な力を得た……というか一時的に貸与された胤光であったが、それ自体を行使する機会はほとんど最初だけで、現在はキラリがなんとなく示す方向へとりあえず身を任せている、といった状況である。
多数を相手取る場合には有効な広範囲の光の波動たる大日如来印も、少数を相手にするならば大日如来の化身たる不動明王の力で拳に光を収束させた方が狙いやすい(おまけにフィジカル全般の底上げというオプションつき)、という駆け引きの択を増やした胤光ではあったが、当然お披露目の機会には恵まれていない。
終着点も見えない曖昧な旅路。問うたところでキラリからは、
『言うなれば、物語における終着点をどこに置くか、が最重要であって、経緯や経路、なお言えば当座のゴールなぞ些末なことに過ぎぬのじゃ。そんなものはのう、胤光よ。人それぞれじゃ。どこに視点を置くかで、物語は全くの別物に様変わりする場合とてあるわけじゃしのう』
哲学的オブラートで包まれた、分かったような分からないような回答が返ってくるだけだった。
神仏たる寄宿星の顕現らしきキラリを相手に禅問答。そういえば聞こえは良いが、諸行無常をまざまざと思い知らされた現世である。出来るなら手っ取り早く核心が欲しいものだ。
それでもキラリは、「まあそう心配するな。尊とてガイドの下準備くらいはきちんとしておる」そう言いながら、ミニスカート丈の黒地の振袖、その和装の左裾からピンキーでゴールドなスマホを取り出した。
『ここなスマホにダウンロードされしは『集王聖教序碑』、中国は長安、弘福寺に現存する物と同一の三昧耶形じゃ。これには世界中に散らばる『恩寵』、つまりは胤光、お主と同じような不思議な力を持つ者のその能力ともいうべき恩寵の名があまねく記されておる。そういった連中のおおよその位置を示すGPS機能付きじゃ。旅の道筋というなら、そこを目指すのがそうとも呼べるじゃろうな。つまりお主と尊の神仏の恩寵を巡る旅という意味でのう』
自分以外にもそんな連中が――という驚きは確かに新鮮だったものの、何か話がすり替わっているような危機感を胤光は覚える。
キラリは満を持して、
『そういった『恩寵持ち』どもが悪さを働くこともあるからのう。安心せい、胤光よ。例え当初の思惑が崩れ、灰色たちの救済が頓挫したとして、尊の大願成就への光明は断たれとらんわっ』
悪そうな顔で宣言した。
この地獄のような世界で、白にも黒にもなれない彷徨い人――灰色たち――の救済が目的だったはずの旅の予定は、どうやら『恩寵持ち』と呼ばれる存在への戒め――改宗――が含まれたものへと一部軌道修正が成されていたらしい。胤光の知らぬ間に。
とはいえ、最初から拒否権も与えられていない胤光にすれば溜息ひとつ吐くのが関の山である。
信徒として導くのならば、胤光の師匠たる胤惠の方が適任だった。
だが今はもういない。キラリの言葉には衝撃を受けた――なんのかんのと言いながらも、名を与え、育ててくれた人だったから。
なんの因果か、帰依を果たし、再び授けられしその名――胤光。
熱海の海岸で人として二度目の産声を上げてから早二日。今も頭髪はプリン状態のままだったが、道中で拝借した衣類のおかげで身なりだけは小ぎれいになっていた。白い長ティーとデニムのパンツ。その上に袈裟懸けにして巻いた黒地の大布は『仏門の帰依を身をもって表しつつ』も、足元のビーサンは『初心忘れるべからず』というキラリのお言葉の賜物的ファッションである。
「そもそも俺には、聖なる夜と書いて聖夜というゴージャスカッコいい名前があるのですが」
不満を言ったとて、聞き入れられるはずもなかった。
スマホに示された情報位置を頼りに、右往左往。その間には、割と無駄な時間も込みこみだった。神仏の顕現のくせに、夜はしっかり九時間は睡眠をとるキラリ。熟睡できる寝床の確保は必須だから、それを探す手間も睡眠を妨げることがないよう夜を徹して見張るのも、憐れな破戒僧の役目なのだ。
そんな胤光はといえば、一秒当たり一時間の夜を体感できる『月光観音』の恩恵により立ったままで仮眠を取らされるのは当たり前。キラリの無茶な要望や、説教という名の暴力でボロボロにされることも多々である。それも『薬師如来』の恩恵により傷はたちどころに回復するのではあったが。
まったくもって『恩寵』の濫用である。(いったい神仏をなんと心得ているのか……)
何はさておき。そんなわけで。さしたる困難に阻まれることもない旅ではあるが、本日のキラリはといえば――。
「熱海から都内までに二日も要するとはのう。愚図な連れ合いを持つと苦労するわっ」
朝からずっとこんな調子だった。
透き通った肌の、まぶたと唇に紅をひいた幼い容貌。そこに終始苦虫を嚙みつぶしたような表情を浮かべている。膝まで届く長いツインテールを留めた、真っ赤で先の尖る角のような髪飾りと合わせて『鬼に衣』の格言を鬼宿の星おんみずから体現なさっているかのようでもあった。
ご機嫌斜めの理由は明白で。なおいえば、元を正せばその理由だってキラリの側に非があるというのに、
「ふん、お主の信心の足りなさゆえじゃ。この破戒僧めが」
この調子なのである。
徒歩での熱海縦断を果たしてのち、小田原でキーが挿しっぱなしの軽自動車を発見したこともあって旅の行程はだいぶ捗るはずだった。主だった道路は追突した車輌で溢れていて、そのたび迂回路を探す羽目に陥ったが、だとして、徒歩より断然快適な旅を送れるはずだった。
だのに――。
「求めよ、さらば与えられん」
慈愛溢れるご尊顔で、何か別の宗教のお言葉を述べられた救済の旗手は、昨日八王子で出会った幼い顔立ちの男子学生にせっかく手に入れた軽自動車をくれてやったのだった。しかも無料で。
とはいえ。
「あの、良かったら、これと交換しますか?」
わらしべ長者よろしく少年が指でさしたのは薄汚れた猫車で、高貴なる鬼宿星の顕現たるキラリを乗せる訳にもいくまい。というか、胤光にすれば何よりそれを押すのも引くのも面倒臭い。
それを察したわけでもなかろうに、
「その感謝の気持ちだけで十分じゃ、少年よ。せいぜい精進するのじゃぞ」
パッと見、少年より年少なキラリはそう応えた。
だから、貴重な足代わりを失ったのも胤光のせいではないし、車内に置きっぱなしにしていたせいでスマホを失ったのも胤光のせいではない。
どっちかといえば使えるスマホを探すのに消費された半日を経て、胤光たちはいま終末世界じみた光景の池袋の路上にいる。壁の一部が崩れた高層ビルと点在するジャンクの小山。そんな無音の街並みに。
とりあえず入手した黒色系のスマホには、『恩寵持ち』探索用の『集王聖教序碑』が新たにアプリダウンロードされていて。神仏の世界もICT化が進んでいるのか――終わりゆく九月の陽に照らされる瓦礫を眺めながら、胤光はなんとなくそんなことを考える。
とまあ、そんな日常が茶飯事で――。
ゆえに胤光の反応は遅れた。先に気づいたのはキラリで、だから胤光はまた説教されるのを覚悟で振り返る。
キラリは言った。
「もう解っとるぞ。隠れとらんと出てきたらどうじゃ?」
音も無く無数の影が姿を現す。廃ビルの脇に、うず高く積もったジャンクの小山の上に。群衆は気だるそうに、だが、すり足でない歩行と色のある瞳がゾンビでないことを物語っている。とはいえ常軌を逸しているということも、額に彫られた『瞳』の刺青が同時に物語っていた。それはアーモンドの形状の中心に浮かぶ六重の輪。睫毛までリアルに描写されている。
四人の男たち。全身を覆ったスキンスーツ――長袖のサイクルウェア――に重ねた軽装のプロテクター。もれなく薪割り用と思わしき手斧とフルフェイスのヘルメットを携えている。ヘルメットの前面には、まつ毛までリアルに描写された巨大な瞳がペイントされていた。
ずらと胤光とキラリの目前に立ちふさがった男たち。しかしうち三人は沈黙の態度を示すようにさっさとヘルメットで顔を覆ってしまう。残ったひとりが時代劇のワンシーンのように声を張り上げた。
「これより吟味するは、六識深滔・泥眼、第三深層におわせられる音迦羅様であーる!」
男が言い終えてヘルメットを被るや、男衆は二人ずつ左右に分かれる。その間を縫うようにしてひとりの女が姿を姿を現す。
黒色の肌。それよりも濃い黒真珠のような瞳。引き締まった長い手足と小さな頭。緩く長いカーリーヘアが後ろでひとつに束ねられている。
カナリアイエローを基調としたセパレートの上下、形の良い胸に張り付くタンクトップと上向きのヒップラインを強調するレギンス――ヨガインストラクターのような姿。黒く美しい肌に映えていた。
覗かせた細いくびれには六つに割れた腹筋。だが溌溂たる容姿に影を差す異様、額と鎖骨の間、そして臍に刻まれた白色刺青――開眼した三つの瞳――が縦に並ぶ。アーモンドの形に六重眼とでも呼べそうな黒目部分、そして細部にまで再現されたまつ毛。それは昨日ブンラクと名乗った男が額に刻んでいたのと同じ代物だった。
音迦羅と呼ばれた女は姿勢も美しく、無防備に近づいてくる。
反射的に右手を伸ばす胤光。「ス、ストップ」掌を広げてそう言った。挙動は後手後手。それはモデルの如く歩く彼女の姿に見惚れたからでも、異質なタトゥーに平常心を失ったからでもない。単に外国女性に接したことのない言語の壁によるものだった。
音迦羅は真っ直ぐ歩いてきて……
「うひい」
表し難い悲鳴を上げた胤光が慌てて右手を引っ込める。
音迦羅は差し伸べた胤光の右手の付け根から肘にかけて舌を這わせていた。
鼻をならしたあとで、キラリは顔を曇らせる。
「屍肉の臭いを漂わせとるのう、お主」
にこりと微笑む音迦羅は、
「あなたの肉の味はわたしたちに似てる。わたしの片鱗が確かにそう告げてる。でも決定的に何かが違う」
日本語で――キラリの声で――言った。
音迦羅はキラリの声で、キラリに問う。
「あなたの方も変わった味の肉をしているのかしら?」
キラリが冷めた視線で音迦羅を見据える。
「お主ら、人肉嗜食主義者じゃな」
音迦羅は黒真珠の双眸を緩めながら、
「天使だったころ、誰かとつながり続けていたことで得られた絶対的な無敵感。そして安堵感。あなたにも覚えがあるでしょう?」
問われた胤光。真っ先に思い出すのは人肉を食らい続けてきたことへの後悔と不快感。吐き気を催す。だが確かに忌まわしきゾンビ時代、自分がまだ聖夜と呼ばれていたころ、熱海で永遠を誓った萌子やその他諸々の人々と繋がっていたような気がしてくる。いや、確かに深層では意識と記憶を共有していた。
一は全、全は一。ひとつの大きな存在の中にいて、それが自分や萌子、いくつもの人格を共有していたかのような感覚。胤光は確かに覚えていた。とはいえ、人肉嗜食という欲求のみに支配されていた当時のゾンビな頭では、その感覚を冷静に分析する思考力なんて持ち合わせちゃいなかったが。
音迦羅は魅力的な笑みを浮かべて。
「その感覚こそが『六識》』、われらは六識深滔・泥眼。堕天した身にあって真理に目覚めし哀れな仔羊たち。靄がかった頭と食欲に支配された意識、ゆえに気づいてはいても崇高さを理解していなかった精神の繋がり、つまりはかつて持ち得ていた六識へと至る道をあぐねる集団。そのために滔主、閃虚の教えを守り、人の肉を、脳を、内臓を、食べ続ける者たち」
キラリの声で吐き出される不穏な言葉に胤光は慄然とさせられる。
「人の肉を食うだと……狂ってやがる、この悪党どもめ」
罵声を受けてなお、音迦羅は平然と言い放った。
「それは、六識へと辿り着くためにより精神の深みを目指す崇高なる儀式。わたしたちが『深化』へと至る道程。決定論、つまりはラプラスの悪魔と一緒。進むべき道を征くのに躊躇する必要がどこにあるというの?」
二人のやりとりに、しかしキラリはといえば気に留める風でもない。
「なぁに言っとるんじゃあ、胤光。ついぞ数日前まで屍肉を貪ってたのはお主とて同じじゃろう? ゾンビという生態系にあっては人肉食らうはただの生活習慣に過ぎぬ。それを悪と断ずるなら、お主もその中にカテゴライズされてしまうがの」
音迦羅は微笑み続け続ける。教義を肯定されて満足するように。
「一週間で三十八の人肉を食したわれらが滔主、閃虚は超越した肉体を手に入れた。言うなれば地上最強の生物。その滔主ほどではないにせよ、信徒の中には肉を食べることで特別な力を得る者もいる。六識には程遠いが特殊な器官を得た者たち。その中で、優れた声帯器官とともにわたしが手に入れた特別製の『味覚』。『片鱗』と呼ばれし特殊な五感を持つ者は肉の選別に優れている。そのわたしが言うのだから間違いない。おまえたちの肉はわれらが良き糧となるだろう」
音迦羅の主義主張を聞き終えてキラリは言った。「たしかにその行為自体は悪ではないだろうよ」、ただし軽蔑のまなざしを瞳に湛えて。
「だとして、愚かで独りよがりな教えを、紛い物の教義を、見過ごすわけにはいかぬじゃろう?」
キラリが両手の回転式拳銃を構えた。
「さあて、救世の時間じゃ。衆生ことごとくにして浄化を施してくれようぞ」
その声で目覚めたように、胤光の双眸に色が灯る。
「人肉求めて彷徨う姿のどこが天使だよ。俺たちはただの人間だ。そこに立ち戻れたってことがどんなに尊いかも分かんねえのかよっ!」
両手で大日如来由来の法界定印を組んで、真言を唱えた。
何かを察知した音迦羅が後ろへと飛ぶ。
「大日如来法界定印――āmh」
胤光の両手から放たれた光の帯が放射状に伸びていく。四人の男たちへと光の帯は命中した。がなんの変化も起こらない。
「うつけがっ」と憤るキラリの声と、「なによ、驚かせるわね」と安堵するキラリの声が重なって聞こえた。
ヘルメットごと片手で持ち上げた男の後ろに隠れていた音迦羅。カナリアイエローの衣装が陽光で煌めいた。彼女は、女性のものとは思えぬ膂力で首根っこを掴んだ男を胤光目掛けて放り投げる。
あわや回避する胤光。高層ビルの剝がれかけの壁に激突した男は、潰れたトマトと化した。
「遮蔽物となる物の前では大日如来の力は本領を発揮しえぬ。いかな浄化の光といえ、肉体に届かねば効果はないわ」
本物のキラリの声で構えなおす胤光。その眼前へとフルフェイスのヘルメットがふたつ迫りくる。並んだ巨大な瞳のペイント。悪趣味なそれを見据える胤光は冷静に呟く。
「ナウマク・サンマンダ・バザラダン」
告げると同時に両拳に燐光が収束していった。
「不動明王印――hām」
不動明王の加護で通常の二倍へと引き上げられたフィジカル。素人然とした打撃を底上げしたスピードとパワー。相手の懐に入り込むや、右フックがフルフェイスの横腹に炸裂する。ヘルメットがひび割れ、衝撃で体が吹き飛ぶ。その拳が命中した頭部に移った燐光がバチバチと弾け続ける。さながら不浄を削りとっていくように。
吹き飛んだ男の影から、もうひとりの男が飛び出す。だが気配を察した胤光は動じることもない。右フックを放った際の回転力を維持したままで、左の裏拳を男の左肩へと命中させた。左肩が放電するように男の体が吹き飛んでいく。
回転を止めた胤光が両腕を振り下ろすのと同時に、新たな燐光が両手で輝く。離れて立つ音迦羅を視界に捉えた後で、残った最後の男を探して視線を彷徨わせた。
と、ジャンクを踏み鳴らす音が聞こえる。振り返った瞬間、胤光へと影が落ちる。小山の頂点で跳ねたのは一台のマウンテンバイク。操縦するフルフェイスに躊躇はない。「キェーーッ!!」と奇声を上げながら、バイクごと胤光への特攻。前輪が振り下ろされる。
「刻み付けろ――」
反射的に胤光が振り上げた右拳。それは車体にすらかすりもしない。だが、拳にまとっていた燐光が拳から放たれるや、刃となって飛んでいく。
光る拳刃はバイクの車体をすり抜けて、男の上半身へと命中した。胤光の体の一部に顕現させた不動明王の駕籠は、命を持たない物質を通過してピンポイントで不浄を削り落としていく。投げ出された男の体が空中を舞う。そして操縦不能となったマウンテンバイクがきっちり胤光へと正面衝突する。
「さて終わりじゃな、カニバル女。お仕置きの時間じゃ。馬鹿な教義なぞ捨て、真っ当な人生を取り戻してもらうぞ。ついでに尊の声も返してもらおうかの。ま、力づくになるがのう」
すっとんだ胤光になぞ目もくれず、キラリはなぶるように大型拳銃の銃口をちらつかせる。清廉なる神仏の一角とは思えぬ悪魔的な笑みで。
その隣へともたもたとやってくる胤光。両の拳にはすでに不浄を削ぎ落とす燐光が携えられていた。
「ふふ、残念」そう告げた音迦羅。敗北宣言。だとして、悲観することもなく。カーリーヘアをまとめたゴムを直す余裕のしぐさ。黒真珠の瞳は三日月の形を残したままで。
すう、と息を吸い込んだ音迦羅が口を開く。空気が震えた。鼓膜の痺れを覚えると同時に胤光は眩暈に襲われる。そして高層ビルの窓が残らず粉々に砕け散った。
「……まったく、どういう喉しとるんじゃ……大規模な共鳴現象まで、引き起こせるとは、のう」
喘ぐようにキラリが言った。
振り払うように頭を振った胤光が視線を戻したとき、すでに音迦羅の姿は消え失せていた。




