決着///天魔VS!!
「心霊灯には、ね~。弱点があるんだよね~」
と、天魔が大きな、
俺の身長くらいあるような、岩を投げてきた。避ける。
「心霊灯は、実体、つまり、物理的に存在する物や人を斬ることは出来ない。
「ま~、悪魔は別だがね~。悪魔は、物理的に存在するが、人の噂や想像によって生まれた。物理的に存在するが、斬ることは出来る。
「つまり、君は、心霊灯で岩を斬ることは出来ないはずだよ」
と、天魔は、バンバン、岩を投げてくる。
クソ!避けることが出来ない。
仕方が無い。アレを使うか?
「実体化」
俺は、心霊灯で岩を斬った。
「なに!!岩を斬った。なんで?」
と、天魔。
「実体化は、実体している物や人、そして、悪魔を斬ることが出来る。
「逆に、物理的に存在しない物などは、斬ることは出来ないけどな」
ちなみに、実体化すれば、
見れない刀から、見えている刀になる。
ま、要するに 幽霊が一時的に生き返ったようなことだ。
俺は、驚いて、油断している天魔に…。
実体化を解除しないで…。
天魔の首に刀を突き出した。
ゲームオーバーという意味を込めて。
遂に、決着したのだ。
そしたら、天魔が、
「ご~う~か~く~。合格だ~よ~♥
「スゴイ~スゴイ。恋しちゃったよ~♥」
と、言った。
恋に関しては、多分、冗談だろうが、
合格に関しては、本気のようだ。どういう事だ?
ちなみに、ナゼか?
分からないが零がムッとしているように感じた。
ま、とにかく。訳を聞こう。




