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あらすじ

(あらすじ)


砂漠を一人の男が歩いています。すると遠くに人影が見えます。

それは案山子でした。頭は三つに割れ、眼も三つ、何とも奇妙なかかしです。


胸は心臓がむき出しで向こうが透けて見えます。右手を高く掲げ、

左手は大地を指さしています。指は5本ずつありました。


乳房があるのにちゃんとおちんちんがついています。

何と尻尾もあるではありませんか?足は1本。だからかかしです。

ところが掘るとどこまでも深いのです。


ここは一年中で三日だけ雨が降ります。

向こうの空が曇ってきました。一滴、また一滴。

とても大粒の雨です。最初の一粒が案山子の心臓に色を付けました。

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