表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約10年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

童話集と和歌集

砂漠の案山子

作者:きりもんじ
砂漠を一人の男が歩いています。すると遠くに人影が見えます。
それは案山子でした。頭は三つに割れ、眼も三つ、何とも奇妙なかかしです。

胸は心臓がむき出しで向こうが透けて見えます。右手を高く掲げ、
左手は大地を指さしています。指は5本ずつありました。

乳房があるのにちゃんとおちんちんがついています。
何と尻尾もあるではありませんか?足は1本。だからかかしです。
ところが掘るとどこまでも深いのです。

ここは一年中で三日だけ雨が降ります。
向こうの空が曇ってきました。一滴、また一滴。
とても大粒の雨です。最初の一粒が案山子の心臓に色を付けました。
あらすじ
2015/05/19 09:19
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ