すごく短くてすごくくだらない雪の短編。
先に言っておきますが、
くだらなさがすごくを通り越すことがありますので、
くだらないと思ったら別のを読んでください。
あるところにAさんがいました。
Aさんは、
「どうしたら雪だるまは作れるのか」
というくだらないことを考えていました。
Aさんのいる土地は雪が良く降っています。
雪だるまを作るなんて簡単です。
そこに、Bさんがやってきました。
Bさんはその悩みに、
「雪は降っているのに作れないのか」
と言いました。
Aさんは、
「雪はあっても雪玉が無いじゃないか、どうして作るのだ」
と言いました。
Bさんは、
「雪玉も自分で作らなければ無いのは当たり前だ」
と至極当然なことを言ったのですが、
「雪玉って言うのはなめらかで凹凸のないやつだぞ、そんなもの、私に作れるわけがない」
とAさんは言ったのです。
どうやらゲームに出てくるような、まん丸なものを雪玉と考えているようです。
そんなものは自然でも人でも作れるはずがありません。
Bさんは、
「そんなもの誰が作れるのだ」
とあきれたように言いました。
すごくくだらない話ですね。