安芸高田市 石丸市長が往く 第6回 広報誌予算(シセイクラブプチ炎上)と石丸市長のタチコマなヒビ
1)広報誌予算復活 3月15日 予算審議会
この問題は、簡単に言うと、石丸市長が「議会だより」(広報誌)で先川議員による、明らかな噓の記述があると指摘し、議会に善処を求めた。しかし、議会は問題なしと主張し、市長との話し合いも拒否したわけです。それで、市長は、虚偽、捏造が疑われるような広報誌に予算は付けられないと、最後通牒を突き付けたのですが、議会はまたも無視したわけです。結果、2024年1月に市長が「議会だより」の予算を来年度は計上しないと記者会見で発表しました。
というわけで、3月15日の予算委員会を迎えたわけですが、議会は来年度予算の修正案を出してきたわけです。修正案は当然ですが、「議会だより」の予算復活ですね。
結果は、熊高議員のみが修正案に反対で、他の全ての議員が賛成でした。
熊高議員の主張
「議会が正すべきを正さずに、修正案を出すのは不適切。この修正案が通っても、議会が
今回の『議会だより』の内容を正しく精査しない限り、(執行部による)執行もできない」
まったくの正論、ブレなしですね。議会が間違いをおこしたのだから、まず、そこを
正してから、というのは、納得のいく主張でした。
賛成の議員の主張を簡単に記します。
芦田:
市民モニターアンケート結果を引用して、市民が議員の活動をどう把握している
かという問いに、「議会だより」が84.9%と説明。ゆえに、「議会だより」は市民
からの厚い信頼を得ていると、結論付けていました。
どう把握しているかという問いを、どのように解釈すれば、厚い信頼となるので
しょうか?
田邊:
これといった主張のない、あたりさわりのない一般論を力強く語っていました。
議会の問題点にも軽く触れたみたいな感じで、根本的な解決は難しいという
ニュアンスがあったような印象もありました。
とりあえず、市長には是々非々で臨んでいるんだと、アピールしたかったのかな?
南澤:
問題になってから、議会がいかに改善してきたかというのを語っていましたが、
そこじゃないわけですよね。まず、「議会が正すべきを正してから」なわけで、
そこが出発点なわけですね。
また、過去の発言で南澤議員は先川議員の記事に不適切な表現があったと認め
ていました。ところが、今回は「市長が指摘する過ち」も皆が同じ見解になるわけ
ではないと言い出し、朝日新聞や産経新聞では論調が異なっていると主張しまし
た。自分で不適切だと認めておいて、これはないんじゃないでしょうか…
それから、市長は異論があるなら、自分の媒体で反論すればいいと展開し、
その是非は、最終的に有権者が判断するのが民主主義だと結びました。
これだと、極端な言い方ですが、政治家同士での誹謗中傷合戦は、最終的に有権者が判断するから許容されるということでしょうか。
*というわけで、3/15からシセイクラブさんが炎上しています。田邊議員は、自身のユーチューブで、また余計なことを言って、火に油を注いでいました。
2)石丸市長のタチコマなヒビ
3月10日のミートアップオンラインで「攻殻機動隊」が話題にあがり、石丸市長が、
タチコマについて、熱く語っていました。(他にエヴァについても)
そんなわけで、攻殻機動隊とタチコマについて語りたいと思います。
*攻殻機動隊は、士郎正宗の作画によるコミックス(全3巻)で、1989年5月にヤングマガジン海賊版で連載が開始されました。
有名になったのは、1995年に劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」です。監督は押尾守、コミックスのエピソードを膨らませて、押尾ワールドを構築したような映画ですね。雑然とした20世紀の香港のような街並みや、バセット・バウンドという犬が出てきたりします。
多脚戦車は登場しますが、タチコマは未登場でした。
2004年に押井守監督により続編となる「イノセンス」が製作されています。
2017年には、ハリウッドでリメイクというか映画化されています。草薙少佐はスカーレット・ヨハンソ、荒巻部長は北野武でした。
草薙少佐が、白人の義体を使用したわけですね。
2002年にアニメ版の「攻殻機動隊S.A.C.」(26話)が制作されました。このシリーズから、タチコマが登場します。石丸市長がミートアップで取り上げていたのは、このシリーズだと思います。
タチコマは、多脚戦車、または思考戦車と呼ばれている、AI搭載の完全自立型のロボットですね。
バトーは、トグサから「タチコマを猫かわいがりしている」なんて言われています。実際にまあ、そんな感じで、この時代では貴重品となっている天然オイル(鉱物オイル?)を一体のタチコマに与えます。すると、そのタチコマに、自我が芽生えます。天然オイルに混ざっていたわずかなアミノ酸が、AIに影響を与えたためか、ということでした。各タチコマのAIは、定期的に並列に繋がれて経験を共有化しますので、一体に目覚めた自我は、他のタチコマにも伝播していきます。その結果、全てのタチコマに自我が芽生え、それぞれに個性まで出てきます。(本ばかり読んでいるタチコマ等々)
個性の違ってきたタチコマは、考え方や話し方にも変化が出ます。数体のタチコマが同じ声で議論するシュールな場面があるのですが、不思議と違和感を覚えません。これは、一人の声優が、巧みに演じ分けているからだと思います。同じ声で、それぞれのタチコマに別の人格を宿らせています。声優は玉川砂記子(紗己子)さん、プロのスキルの高さを感じさせます。
攻殻機動隊S.A.C.では、ある理由で全てのタチコマはラボ送りとなり、最終的には廃棄されたり、工事現場や養護施設等に払い下げられたりします。
しかし、公安9課が危機を迎えると…、「いざ鎌倉じゃないですが」タチコマがはせ参じるわけです。そして、もちろん大活躍をするのですが、これが本当に泣ける話なんです。
石丸市長が言っていた通りですので、興味のある方は視聴してみてはいかがでしょうか。
*タチコマですが、元々はフチコマ(コミックス版)でした。しかし、フチコマは大人の事情で使えなかったと言われています。
コナミが1997年にコミックス版の「攻殻機動隊」をゲーム(プレステ)にして発売しています。プレイヤーがフチコマに乗り込んで、みたいなゲームでした。私は縁がなかったのですが、友人が嵌っていたのを記憶しています。そういうわけで、フチコマの権利はコナミが持っているようで、2002年アニメ版では使えなかったらしいです。
(コナミというとありそうな気がしますね…、どうなる馬娘)
そこで、新たにタチコマといキャラが登場したということで、結果オーライだったでしょうか…
*フチコマですが、スサノオの愛馬である「アマノフチコマ」から取ったと言われています。他に、主人公の草薙素子少佐は「草薙の剣」、バトーは「馬頭観音or馬頭星雲」、トグサは「十種の神宝」からとなります。
当たらずとも遠からずという所でしょうか。
*攻殻機動隊 ARISEは、公安9課設立以前を描いた、前日譚ですね。時代が遡るわけですので、タチコマの古いモデルと思われるロジコマが登場します。草薙少佐に、最初は旧式だと侮られますが、なかなかの活躍をします。
*攻殻機動隊の作品
1989年 攻殻機動隊 コミックス版 士郎正宗 3巻
1995年 GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 映画 押尾守
2004年 イノセンス 映画 押尾守
2002年 攻殻機動隊S.A.C. アニメ 26話 神山健治
2004年 攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG アニメ 26話 神山健治
2006年 攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society
OVA(105分) 神山健治
2011年 攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX SOLID STATE SOCIETY 3D
3Dアニメ映画 神山健治
2013年 攻殻機動隊 ARISE 映画(OVA)4話 総監督 黄瀬和哉
シリーズ構成、脚本 冲方丁
2020年 攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン1 アニメ 12話 神山健治 他
2021年 攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争 映画 シーズン1の総集編
2022年 攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン2 アニメ 12話 神山健治 他
3Dアニメ ネットフリックスで配信中
蛇足:
3/24のミートアップで、海野棟綱の話題が出ていました。
ミートアップの常連で石丸市長のファンの方(太客)のペンネーム(または、通称)
のようです。
私が知る限りでは、海野棟綱は、信州小県郡海野荘(東御市)を本拠としていた
戦国武将ですね。真田信繁(幸村)で有名な真田家の親族(本家筋)だったようです。
真田家の家紋は「六文銭」が有名ですが、これは戦時用で旗印等に使われていたよう
です。平時は、結び雁金文(鳥の絵)でして、元々は海野家の家紋でした。
サマーウォーズ(アニメ映画)の主人公の家は、上田市にあり陣内家という設定でしたが、モデルは
真田家ですね。この陣内家の家紋が。結び雁金文でして、海野家とそれとほぼ同じデザインです。
(鳥の向いている方向は、逆になっています)