国達物語
精霊の争いが終わった数千年後、世界に血肉を持った生命が誕生した。
彼らは後に人類と呼ばれる生命体に進化を果たした。
人類は言語を作り、火を発見し文明を築いていった。
集落ができ都市が建てられ、都市の中で力を持つものが現れ、民族の意思を統一し王を名乗る者が誕生する。
人類は文明が発達すると同時に精霊達と交流を持ちはじめた。
交流から人類と精霊達の間に愛情が生まれ交わり始めるものができた。
そして彼らの中からエルフを始めとする亜人が誕生した。
小さき国家は争いの中で淘汰、又は服属を迫られ、統合を繰り返し、世界に七つの大国が生まれた。
七大国に言語や法などの違いはあれど、ただ一つの共有されし精神があり。それは神州日本国発祥である神道の精神である。その教えはローマ帝国と神州日本国の二カ国が積極的に広め、七大国民は神のご加護を手に入れ更なる飛躍を遂げた。
七大国は数百年間大規模や小規模、争いを繰り返し土地を拡大した国もあれば、失う国もあったが遂には、七大国は消滅する事なく神々の仲介のもと、七大国は平和協定を結び、現代に至るまで国家が存続する事となった。
平和協定後、神州日本国から巡礼の巫女もしくは神官が世界を巡り七大国が建国される前の時代に亡くなった神霊達の魂を鎮静するための巡礼の儀の旅が始まった。
後1話です。
前回と今回は小説というよりは、歴史書的なものですが次回最終回である話は地の文だけでなく会話文もしっかり書きますので、また読んでください。