表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
~人工知能vs人間~ クラリア連邦最大の危機  作者: 橘秀一/waka#2486
クラ危機第1章、クラリアvsAI
9/20

第六話 スリランカ島の戦い S4の危機

場面は少し変わりスリランカ島の戦いとなります!

最後まで、しっかりとお楽しみください!

では、ごゆっくり!

スリランカ島 ファナ特区

ここは、クラリア連邦屈指の発展度を持つ経済特別区である。カジノの運営、賭博が例外的に認められているほか、治安維持部隊が警察ではなく軍という特色をもっている。その為賭博が例外的に許可されているが治安がいいとして移住者が多く、連邦国内で引っ越したい場所ランキング殿堂入りとなっている。移住者のあまりの多さに、移住者特区を設ける事態とまでなっている。

そんな特区での戦闘である。

クラリア突入兵2「投擲。」

ピンッカッカラッカッカラカラカラ……………ドガァァァァァァァアァァァァァァアァン!!!!!!!!

クラリア突入兵5「突入!ファイア!ファイア!」

スタタタタタン!スタタタタタン!スタタタタタン!

クラリア突入兵3「クリア。」

クラリア突入兵1「次の建物だ。ここにも攻撃型AIのヘリボーンが映像で認められている。多少荒っぽくなるが、ドアは破壊して進め。誰もいなくてもいい。手榴弾を投擲しドアを閉める。爆発したら制圧射撃。制圧射撃は三連射以上だ。いいな?」

クラリア突入兵4「了解。」

S6「ふむふむ、ここがかの有名なファナ特区ですか。」

S2「ああ。地元の突入隊が1軒1軒を回ってAIロボットを始末しているらしい。」

S7「非効率だな。時間を掛けると回った後の建物にAIが侵入するだろう。」

S4「まあ、作戦に効率を求めるもんじゃ無いだろう。事実、我々も第一から第三特付小隊を含めた五十八普機連との合同作戦なんだ。」

S1「S4の言う通りだ。作戦に効率なんて求めるな。人海戦術の方が得なこともある。警察の捜査本部なんかがそうだ。強行犯の捜査には時間を掛けるといけない。なので非効率ながらも人海戦術を駆使する。」

S7「まあ……警察の話がどうかはわかりませんが、少なくとも俺が間違ってることを言ったのはわかりました。謝罪します。」

S1「だが一方で、回った後の建物にAIが侵入するというS7の指摘も的を射ている。作戦的にはS4の主張が通るが、作戦中のことについてはS7の主張がもっとも、と言った具合だな。」

S10「キャプテン、お話中失礼しますがもうそろそろ強襲着陸しますよ。1、2メートルほど地面と離れているんで、五点着地してください。」

S1「降下要員聞いたな!ハッチ・オープン!降下!降下!」

S10「全員降りましたね?」

S1「問題ない!」

S10「操縦をコ・パイに代わって自分も降下します!」

S3「各員周辺警戒怠るな!S10が降りたら行くぞ!」

S9「S10降下確認……着地しました!援護を!」

S5「カバー!」

AIロボット「射撃開始。」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドン!!!!!!

S3「クソ!?待ち伏せか!応戦しろ!」

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァァアン!!!!!!!!

ドガァァァァァァァアァァァァァァアァン!!!!!!!!

S8「ロボット破壊!」

スタタタタタン!スタタタタタン!スタタタタタン!

S10「撃破!」

ピッピッピッピっピピピピピピピピピィーーーーーーーードシュウ!ドガァァァァァァァアァァァァァァアァン!!!!!!!!

S1「しゃあ!やったったぞぉ!」

S3「ナイスキル!」

S6「しかし、S7の読みは当たったようですねぇ。ロボット共が入ろうとしていた家、突入痕が残ってますから当たっているでしょうね。」

S7「ほらみろ。こう言うこっちゃ。しかし、ロボットがいたと言うことは制圧済みの建物には警備を5~6人ほど配置していいのでは?」

S1「そうだな。連隊長にも進言するよ。」

ファナ攻略部隊天幕

クラリア連隊長「どうしましたか?先輩。」

S1「いい加減よしてくださいよその言い方。いくら後輩とはいえ……」

クラリア連隊長「いやいや、後輩ですから。先輩には数々の恩がありますし。」

S1「まあいいですよ。本題は、制圧済みの建物に警備を配置することです。先ほど、制圧済みの建物に入ろうとするロボットを発見しました。すぐに破壊しましたが、このことを考えるともう一度制圧する必要があるのでは?」

クラリア連隊長「承知しました。1軒当たり何人ほどがいいですかね?」

S1「規模にもよりますがだいたい8〜9人程度でしょうか。屋外にいる者と屋内にいる者を分けてもいいですよね。」

クラリア連隊長「そうですな。では、そうしましょう。」

S1「では我々は本任務に戻ります。また後で。」

クラリア連隊長「えぇ、健闘を祈ります。」

2人は互いに親指を立てた状態で拳を突きつけ、その場を後にした。

S9「では、行きますか?」

S1「ああ、行こう。」

S2「目標の最終確認を行います、我々が制圧する目標は3階建、この地域の有力者の屋敷です。また、その有力者の行方がわかっていない為敵軍に人質となっているもしくは監禁されている可能性があります。そして、その有力者についてですが……」

S1「なんだ?」

S2「AI戦争に敵側として加担している可能性があるとのことです。」

S1「各員聞いたな?」

S5「問題ありません。」

S1「よろしい。行くぞ!」

スタスタスタスタ!!!!

キュンッキュンキュン!

S6「待ち伏せか!?」

S10「まずいな。ヘリでの攻撃を要請する!」

クラリアヘリコプターパイロット2「こちら五十八普機連所属の航空支援隊だ!只今より70mm12連装ロケッドポッドによる攻撃を開始する!」

バシュバシュバシュバシュバシュバシュゥウゥゥゥウゥゥゥ!!!!!!!!!

ドガドガドガドガドガドガドガドガァァアァァァァァァァアァァァァァァァアァァァン!!!!!!!

S7「支援感謝する!」

クラリアヘリコプターパイロット1「いいってことだ!帰投する!」

S4「目標の建物、沈黙。キャプテン、突き抜けますか?」

S1「ああ、そうしよう。総員突撃!門の横まで突っ走れぇ!」

S10「うおぉぉぉおぉおおぉぉぉぉぉおぉぉ!!!!!!」

S6「S6、到着!」

S9「S9到着。」

S10「S10現着(現場到着)!」

S5「こちら狙撃員S5、位置に着いた。敵影なし、前進せよ。」

S1「こちらS1了解、前進する。」

S5「待て!S4伏せろ!」

ドシュッ

S4「うぐっ!?」

S6「S4!?大丈夫か!」

S4「ブホッ!」

S7「吐血!?応急処置を!急げ!」

S4「あ痛たたたた、危ねぇ、助かったぜ。」

S1「ふう、S5の指示に従ったおかげで防弾チョッキに弾かれたようだな。安心した。」

AIスナイパー1「チッ、外シタカ。ダガ、次ハ確実ニ貰u」

ドガァァァァァアン!!!

S5「こちらS5、こちらS5。敵排除。繰り返す、敵排除。貴隊はしばし待機せよ。」

S8「こちらS8了解。」

AIスナイパー2「1ガヤラレタノカ………オ返シシテヤル!」

S5「そこだっ!」

ドガァァァァァアン!!!!!

S5「予想通り。敵スナイパー排除。前進せよ。」

S4「ゲホッゲホ、了解!」

S9「室内戦だからな。気を引き締めねば。」

S1「まずい!!S4、目の前だ!!!」

ズダダダダダダダダダダダン!!!!!

どうだったでしょうか?ラストでS4はどうなってしまうのか!感想とレビュー、誤字報告などはログインしていない方でもできるように設定してありますので、よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ