第二話 新型の敵、現る
陸戦は勝利しましたが一体新型の敵とは何でしょうか?
最後まで読んでね!
少し長くなったのはごめんなさい
陸ではロボット集団、人工知能戦車がいるように、海には人工知能を持つ艦艇がいた。
クラリア連邦海軍第一艦隊、それは海軍力(シーパワー)の国家的象徴である。そんな名誉ある大艦隊を率いる若き艦隊長が挑む大海戦である。不安もあるがやらねばならぬ。そう決心した艦隊長は、総員に戦闘用意を下令した。
クラリア航海長「艦隊長、そろそろ会敵海域に入ります。」
クラリア艦隊長「よろしい。両舷第ニ戦速。艦隊随伴艦は旗艦の第二戦速に合わせ、常に離れないようにしろ。」
クラリア航海長「は!両舷第ニ戦そぉーく!ヨーソロー!」
クラリアレーダー員「艦隊進路方向から見て10時30分の方向に複数の感あり!敵艦隊と思われる!総勢70隻!」
CIC「CICから艦橋!CICから艦橋!艦隊進路方向から見て10時30分の方向に敵あり!」
クラリア艦隊長「対艦ミサイル発射始め!サルヴォー!」
パシュゥゥウゥゥゥウゥパシュゥゥウゥゥゥウゥパシュゥゥウゥゥゥウゥパシュゥゥウゥゥゥウゥパシュゥゥウゥゥゥウゥパシュゥゥウゥゥゥウゥ!!!!!!!!!!!
AI艦隊「ピピッテキミサイルセッキン、コウゲキカイシ」
ドンドンドンドンズドォォオォオォォォオォォォオパシュルルルルルルルゥ!!!!
ドガン!ドガン!ドガン!
クラリア砲雷長「発射したミサイル3機、着弾!敵艦一隻撃沈!」
クラリアレーダー員「な!?敵ミサイル飛翔中!まっすぐこちらに突っ込んできます!」
クラリア砲雷長「迎撃ミサイル発射!何としてでも撃沈させてはならん!CIWSオートモード起動用意!主砲撃ち方始め!」
ドガァァァァァアアァァァァァアァァァアアァアアアァァァァァァァァァァアァァン!!!!!!!!!
その瞬間、クラリア連邦製の戦艦「クライズント」が火を噴いた。
そして、AI艦隊の反撃として撃ったミサイルは駆逐艦一隻に直撃し駆逐艦は航行不能となった。
クライズントが発射した砲弾は、敵艦4隻に命中しそのうち3隻は爆沈、残りの1隻は大破した。
強すぎる戦艦の主砲威力に次々とAI艦隊の艦艇は沈められていった。だが、AI艦隊もやり返しており巡洋艦を撃沈する戦果を挙げている。そのほかに駆逐艦3隻を大破させ、駆逐艦2隻を主砲で撃沈した。
クラリア砲雷長「戦艦、主砲一斉射ァ!うてぇぇえぇぇぇぇぇえぇ!!!!!!」
ズドドドドドドドガァアァァァァァァァァァアァァァァアン!!!!!!!!
クラリアソーナー員「艦隊長!艦隊進路方向から見て2時の方向!潜水艦と思われる物体確認!」
クラリア航空長「航空機まだか!発艦急げ!」
クラリアヘリコプターパイロット「こちらMMA-3対潜ヘリコプター、先ほどの潜水艦と思しき物体は潜水艦間違い無し!」
クラリア艦隊長「魚雷順次発射!目標!敵潜水艦!」
クラリアパイロット1「こちらグウィフト隊、発艦準備よし。管制指示を請う。」
クラリア航空管制「了解。グウィフト隊全機発艦せよ」
クラリアパイロット1「グウィフト1、発艦します。」
クラリア航空管制「健闘を祈る。」
クラリアパイロット2「グウィフト2、発艦します。」
クラリア航空管制「頑張ってくれ。」
クラリアパイロット3「グウィフト3発艦します!」
クラリア航空管制「行ってこい!」
クラリアパイロット4「グウィフト4、発艦します!!」
クラリア航空管制「健闘を祈る!」
AIパイロット1「敵航空隊確認。コレヨリ戦闘ヲ開始ス。」
クラリアパイロット3「敵航空隊、レーダーにて確認!」
クラリアパイロット1「全機、ロックオン完了次第報告!」
ポッポッポッポッポポポポポポポポポーーーーーーー!!!!!!!
クラリアパイロット1「全機FOX-3!ファイア!ファイア!」
パシュゥゥウゥゥゥウゥパシュゥゥウゥゥゥウゥパシュゥゥウゥゥゥウゥ
AIパイロット4「フレア展開用」
ドガァァァァアァァァァァァァアァアァァァァァァアァァァァァァァアァァァアン!!!!!!
AIパイロット3「全機旋回、ミサイル発射用意」
クラリアパイロット4「グウィフト4、FOX-3!」
パシュゥゥウゥゥゥウゥ
AIパイロット2「危ナイ、フレアノオカゲデ助カッタ。ヤリ返シテヤロウ。FOX-2」
クラリアパイロット4「まずい!回避できない!!脱出する!!!」
ドカアァァァァァァァァアァァァアァァァァァァァアァァァァアアァァァァァアン!!!!!!
クラリアパイロット2「くそ!4番機が!」
クラリアパイロット1「ふう、何とかギリギリ脱出できたようだな。安心した。後で必ず助けに行くからな!」
クラリアパイロット3「黙ってらんねぇ!FOX-3!!」
パシュゥゥウゥゥゥウゥ
AIパイロット3「クソ!回避デキナイ!?」
ドガァァアァァァァアァァァァアァァァァァァァアァァァァァァァァアァン!!!!!!
クラリアパイロット2「FOX-3!」
パシュゥゥウゥゥゥウゥ
AIパイロット2「チャフ展開!逃ゲキレェェェ!!!!」
ドガァアアアァァァァァァァァァアァァァァアァァァァァァアァァァァァァアン!!!!!!!!!!
クラリアパイロット1「あとは格闘戦になるな……」
クラリアパイロット3「やるしかないでしょう!」
クラリアパイロット1「それもそうだな。行くぞ!」
AIパイロット1「格闘戦カ、受ケテ立ツ」
クラリア艦隊長「対空ミサイル発射。」
パシュゥゥウゥゥゥウゥ
AIパイロット1「ナ!?」
ドガァァァアァァァァアァァァァアァァァァァァァァアァァァァァァアァン!!!!!!!!
クラリア航空長「こちら航空管制、グウィフト隊、被害報告。」
クラリアパイロット1「グウィフト4、被撃墜されるもパイロットは脱出。その他の機はピンピンしてます。」
クラリア航空長「そうか。よくやった。グウィフト4のパイロットはすでに救助している。帰還せよ。」
クラリアパイロット2「敵艦隊は?」
クラリア艦隊長「撤退した。」
クラリアパイロット1「了解しました。帰投します。」
新型機、新型艦との戦闘に勝利したクラリア連邦。これから地獄の戦いが始まります……!!!