第一話 出撃命令と初戦闘
さあ、本編の始まりです!
楽しんでください!
男は、ニュースの第一報を見て目をギラっと光らせた。
ニュースアナウンサー「今日午後1時20分ごろ、すべての人工知能が何者かにハッキングを受け、武装された人工知能が暴走する事態となっています。国民の皆さんはいち早く避難を・・・・」プツッ
男はテレビを消し、呟いた。「せっかくの休暇だというのに……」
その時、スマホに着信があった。
男「もしもし」電話相手「15分後に集合だ。」プツッ
男が集合場所に着くと、いつものメンバーが揃っていた。
司令官「突然集まってもらってすまない。休暇中に呼び出しをしてしまったこと、お詫びする。早速本題だが君たちに集まってもらったのは他でもない。武装AIロボットを全て破壊するためだ。」
男たちは何も言わなかった。
司令官「君たちならできる。スーパータスクフォース小隊、期待しているぞ」
''スーパータスクフォース小隊''と呼ばれた男たちは部屋を出ていく''司令官''に最敬礼し、支度をしていた。
手にはクラリア連邦製KGG-26小銃やMPK-40小隊支援火器、対戦車ミサイル・ファラガッド2000など。それぞれが武器を持ち、防弾チョッキなどを着た''特殊部隊''に変貌した。そう、彼らこそクラリア連邦陸軍最強と呼ばれる、陸軍第一特殊戦師団第58普通機械科連隊特任特殊任務小隊、通称『ゼロ小隊』である。
ゼロ小隊は、10人で構成されていた。それぞれにはS1~S10と呼び方が決められている。小隊長はS1であり、通信で小隊名を呼び合うときは「S隊」と呼ばれている。
クラリア歩兵1「こちら1番!敵が多すぎる!至急援軍を!」
クラリア歩兵16「こちら16番!敵の戦車が出て来ましたぁ!」
クラリア歩兵5「うわぁぁあぁ!衛生兵!撃たれた!衛生兵!」
クラリア歩兵9「増援はまだか!?」
S1「S隊攻撃開始。」
図どドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドン!!!!!!!!!!!!!!!
ドガン!ドガン!!ドガンドガドガドガン!!
その瞬間、5体のロボットが爆発した。
S1「S隊攻撃やめ」
また別の6体が爆発したところで、銃弾の雨は止んだ。そこに残っているロボットは、だったの9体だった。
S3「この特殊弾薬、よく効くな。」
S5「なんでも、対ドローン用に開発された弾薬だとか。特殊貫徹弾っていう弾薬らしい。」
S4「人工知能ロボットにはピッタリってわけだ。」
S1「さあ、一気に畳み掛けるぞ!突撃ィィ!!!!!!」
ゼロ小隊全員「ウゥオォオォォォォォオォォオォォォォォオォォォォォォオ!!!!!!!!!!!!」
ドガン!ドガン!ドガン………………
5分後、ゼロ小隊にとって初の人工知能ロボット集団は残骸と共に蹴散らされた。人類対人工知能の初戦は人類側に重大な被害をもたらしつつも勝利した。
この戦闘の人類側死傷者は90人近くであった。
この勝利はゼロ小隊が全面的に人工知能戦争に参戦したことを意味し、現地で戦う兵士の士気を一段と高くした。
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