領地を広げる3
96話
ブラックタイガーを倒して結界石を起動したのでこのエリアを広げるためにシロを配置しておく。
そして周辺の調査へと向かった。
そこから少し南西に進むと泉があったのでそこから水を引っ張ってくることにしよう。
南に向かうと山へと続いているようだ。
そこから引き返して拠点で休み、次は東方向に向かっていく。
途中で英雄の遺跡があるのが分かった。
北に行くと鉱山方面になってしまうので北東に行ってみるが一日で行ける範囲は森が広がっているだけだった。
一旦拠点に戻ってどの方面を探索するか聞いてみたが、英雄の遺跡に行ってみたいというミレイヌの意見を取り入れて英雄の遺跡に行ってみることにした。
まあどのプレイヤーの住処だったのかは分からないけど変なものがでてこないといいけど。
次の日、英雄の遺跡へと向かっていく。
あまりモンスターに出くわすことなく入口へと到着した。
扉は押すと開いたので中に入っていく。
通路が続いていて左右に部屋があるようだ。
最初の部屋に入ると日記が置いてあったので読んでみる。
「〇月〇日
今回もイベントの幻獣を取得できなかった。友人たちはみんな強い幻獣か可愛い幻獣を持っているから羨ましい。今日も漆黒が可愛い幻獣を連れてやってきた。それをみて今回のイベントで課金しなかったことを後悔した。」
「〇月×日
今回のイベントこそは幻獣を取得すると気合を入れて臨んだけど、給料日に給料が振り込まれていなかったから課金できなかった。会社に確認したらまだ会社に売上が入ってきてないから1ヶ月くらい遅れそうだと言われた。ふざけるなと言いたいが来月にはちゃんと入るならまあいいか。今回は諦めることにした。」
「〇月△日
今度こそはとイベントに臨む。今回は2ヵ月分の給料が入るからがっつり課金する予定だったのに給料が振り込まれていない。会社に確認したら手違いで振り込まれていなかったみたいだ。いつになるか聞いたら1週間はかかると言われた。事務のおばちゃんはいい人なんだけど仕事は遅いから仕方ないかと諦めた。」
・・・・・・。
結局最後まで見たけど幻獣は取得できなかったみたいだ。
ならここは安全かもしれないと進んで行く。
使えそうなアイテムを回収して奥の部屋へ行くと階段があって地下へと続いている。
結局イベントで課金できなかったからこの施設を拡張したと日記にあったけど地下を作っていたようだ。
階段を下りていくと薄暗い通路が奥へと続いているみたいなので進んでみると勝手に明かりがともりだして通路を明るくしていく。
「すごいねぇ。勝手に明かりがついたよ。」とミレイヌが驚いている。
レインとアリアはと見てみるとアリアは明かりを外そうとしているので止めておく。
何が起こるかわからないから勝手に取らないでねと注意しておくと同じくレインはそっとこっちの方に戻ってきた。
通路を進んでいくと大きな広場があった。
広場にはいろいろなものが散らばっている。
手分けして使えそうなものがないか手分けして探すことに。
宝石とか金が落ちているから回収していく。
3人と合流するとレインはレアな矢を大量に抱えている、ミレイヌは宝石を拾ってきたみたい、アリアは何やら瓶をたくさん持ってきたようで鑑定してみたらオーラ回復薬(初)となっていた。
アリアの持っているのはイベントで配られたアイテムで、ゲームをしている時は価値はほぼなかったけど今はかなりありがたいものかもしれない。
矢はレインの好きにさせて、ミレイヌは宝石を加工してあげた。
アリアは全て瓶をくれた。
「ミナト様の役に立てたらそれだけで嬉しいです。」とのことだったから頭を撫でてあげたら喜んでいる。
さていよいよ奥の扉を開けてみようと思います。
扉に近づいてみるがノブはないし取手もついてない、押しても開かない。
壊すしかないかなっと思ったらミレイヌがスイッチらしきものを見つけて、これって何かなって押してしまった。
すると扉の横にパネルがあらわれて、コードを入力して下さいと表示されている。
コードなんかわからないから諦めようとしたらティピが念話で教えてくれたので『××○○』と入力していって最後に完了ボタンを押すと扉が開いていった。
中はベットが置いてあったりとプレイヤーの寝室だったみたいだ。
設置してある棚とか箪笥を開けていくと、課金アイテムオーラ回復薬(上)が大量にあったので、すべてもらっておくことにした。
ここに置いてあってももったいないしね。
更には課金アイテムだったゴーレム作成キットとモフモフゴーレム(熊)が壁の裏に隠されていたのをティピが見つけて教えてくれた。
せっかくだから頂いていこう。
「ミナトさん。英雄の遺跡って面白いですね。」
「私も初めて入りましたけど珍しいものがあって楽しかったです。」
「みんなが楽しかったんなら来てよかったね。」
あとはめぼしいものはなさそうなので部屋を後にして遺跡から拠点に戻って一日を過ごした。
次の日、英雄の遺跡より先へと進むことにした。
今回の目的はボスエリアを潰して領地を広げることだから探索は大事だ。
このあたりのモンスターはクリスタルウルフが主で偶にドリルホークが出てくるぐらいなので3人で戦ってもらっている。
前衛はミレイユ、中衛はアリア、後衛レインでうまく連携しているから見ていて不安はない。
日が落ちる前に小屋を出せるところを探して早めに休むことにする。
シロは今泉までの道を作ってもらっているからライガーを呼んでおく。
今回はドリルホークがたくさんとれたから定番のから揚げにする。
でも毎回唐揚げにするだけもと思ったのでタレを作って油淋鶏にすることにした。
唐揚げを2度揚げして皿に盛りつけてタレをかけて、みじん切りにしたネギを上にかける。
味見してみるが酸味のきいたタレがバッチリ合っている。
ご飯とサラダ、そして味噌汁を用意して配膳していく。
その間にミレイヌがお茶を用意してくれる。
みんなが席に着いたので「いただきます。」と食べ始める。
「いつもと違う唐揚げですけど美味しいです。」
「このタレがまたご飯がすすむ味ですね。」
「私も好きです。」
好評なようでよかった。
お代わりを聞いたらみんなが手を挙げたので、追加で出したらそれもきれいに食べきってくれた。
その後はお風呂に入ってゆっくり休息しました。
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