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新しい生活が始まる13

89話



建物が完成した朝、シェリルさんに新しく建てた屋敷を見てもらったら驚いていたけど、「まあミナトさんですし。」って言われてしまった。


助けた子たちの中で元気になったけど、帰る場所がない子はここで住むこともできるようにすることを伝えておいた。


まあ急いで移らないといけないわけではないので、その辺は臨機応変に対応してもらう。


その日は休みをとって翌日。


アリア、レイン、ミレイヌとカグラたちを連れて山賊狩りへと向かった。


洞穴に放置しておいた山賊はモンスターに食べられてしまったのか見当たらなかった。


仕方ないのでカグラたちの見つけたアジトに案内してもらうと、そこは大きな洞穴で入り口には見張りが2人立っている。


まずは鑑定で調べてみる、どうやらこいつらも旅人を殺しているようなのでアウトだ。


不意を突かなくても楽に突破できるけど、ここはカグラ達に任せた。


カグラたちは上手に見張りの気を引いて一瞬で始末してしまった。


見張りもいなくなったからゆっくりと中へ入っていく。


先頭はカグラで殿はアリアに任せた。


この洞穴はひたすら奥へ続いているみたいだ。


途中通路が狭くなって、奥の広間に出ることになった。


しかし今は出ているようで誰もいない。


今のうちに広間の奥にある扉を片っ端から開けていく。


もちろんお宝は全部回収させていただきます。


お宝部屋は2つあったのでかなりもうけさせていただきました。


部屋の一つはやっぱり女の子が囚われていた。


薄暗い部屋だったが鉄格子のカギを壊して中に入るとみんな怯えているのが伝わってくる。


助けに来たことを伝えるが、誰も動かなかったので近づいてみると。


裸の女の子が小さな声で「すいません。足を折られていて動けません。」と教えてくれた。


教えてくれた子もかなり衰弱しているようなので、まずは全員にポーションを飲ませることに。


ミレイヌも呼んで中級ポーションを飲ませていく。


それで立てるようになった子には毛布を渡して歩いてもらう。


それでも立つのが難しいくらい弱ってる子は毛布でくるんで運び出す。


とりあえず12人を助けることができたが3人は亡くなっていたので洞穴の外に埋めておいた。


洞穴の外に出て馬車を出して12人を載せていく。


目的は山賊退治なのだが話し合った結果一旦帰ることにした。


山道を下っている途中で幌馬車を牽いた怪しい一団を見かけたので声をかけてみる。


「突然すいません。そちらの馬車に食料は積んでおられせんか。」


「ああっなんだお前は。」


「実は私どもは逃げた馬を探すうちに道に迷ってしまいまして、もし食料をお持ちであれば食料を売っていただけたらと思いまして。」


いいながら鑑定をかけるとアウトな連中だと分かった。


「商人じゃねえが仕方ねえな。融通してやらなくもないぜ。」


そう言いながら山賊は、後ろのミレイヌとレインを品定めするかのように見て笑みを浮かべる。


「それはありがたいです。」と近づいていく。


「代金はお前の命だがな。」と隠し持っていたナイフを突き刺してきた。


そのナイフを指で受け止めて、ナイフを折る。


「な、なにもん・・・・・・。」言い終わる前に蹴り飛ばす。


あっ、思ったよりも蹴ったやつが飛んで行ってしまったので、後ろの奴らが逃げようとしている。


逃げ出した奴はレインの矢で打ち抜いてもらう。


向かってくる奴は蹴り飛ばしていく。


片付いたら、馬車を改めようとしたらマップに警告が発せられた後に馬車の中から刃が飛び出してきた。


それを躱して中から引っ張り出してそのまま蹴り飛ばすと「ぐわぁ。」と叫びながら飛んで行った。


さようならっと見送って馬車の幌を開けると食料と、大事なところは全て見えていて服としての機能を果していないものを着た女の子が6人転がっていた。


全員縛られて、口に詰め物をされていてしゃべれなくされていた。


全員に先ずは鑑定をかけてみるが、乱暴された後の子はいなかったので縄を切って口の詰め物をとってあげた。


それから毛布を配ってあげたが、怯えている。


仕方ないからミレイヌを呼んで聞いてもらったら、助けてくれた俺の正体がわからないから、これからどうなるのかと怯えていたようだ。


そうミレイヌから告げられたので、アイアンウッドの領主であることを明かすとようやく落ち着いたみたいだ。


とりあえず果汁ポーションを配っておく。


それからどしたいか聞いたら、アイアンウッドまで一緒に連れて行って欲しいと言われたので、アリアに幌馬車を運転してもらう。


俺はこの馬車を牽いているが今日はレインも一緒に牽いてくれているので少し楽だ。


今回は幌馬車の馬がいるので帰るのに時間がかかってしまう。


ちょうど開けた場所があるのでそこで野宿をすることになった。


簡単なスープを作って馬車の中の子にはミレイヌとレインが飲ませてくれる。


幌馬車の子たちは喜んでスープとパンを食べていた。


食事も終わって、馬車の子が眠ったのを確認して火の番をしつつ寝ることに。


少し離れたところにロウガーを呼んで警戒してもらうので起きている必要はない。


アリアが心配していたけど大丈夫だからと寝てもらった。


アリアが寝たのを確認して地面に敷いた布の上に寝ころんだら、ミレイヌとレインがくっついてきた。


どうやらこのまま寝るようだ。


何かあったときの為にライカに見張りをお願いしておいた。


夜中に念話でライカに起こされた。


「マスター起きるです。馬車から一人出ていったです。」


それで目を覚ましてレインとミレイヌが起きないようにそっと起き上がる。


そして気配を消してその子を探すと、少し離れたところにいたので近づいていくと、しゃがみこんだ。


何をしているのかと思ったけど股の間から液体が出てきた。


どうやら用を足しにきただけらしい。


用を足しているところ見てしまったのがバレると面倒なのでそっと馬車の方に戻る。


その子が戻ってくるのを確認してから寝ころびなおした。


ライカにトイレの時は起こさないでねって念話してから眠った。

読んでくださってありがとうございます。


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