新しい生活が始まる7
83話
朝目が覚めると両手に心地よい感触があった。
それでクリスとメルルが一緒に寝ていたのを思い出した。
心地よい感触だったのは2人の太ももだったみたいだ。
二人の寝顔を交互に観察しているとクリスと目が合ってしまった。
クリスは顔を真っ赤にして布団に潜ってしまったのでメルルを見ている。
メルルは起きないようだ、だからほっぺを触ってみると程よい弾力で気持ちいい、さらにいたずらしてみようと耳を触ってみると「んっ。」という声を出すが起きる気配はない。
するといつの間にかクリスがメルルの後ろに回り込んでいた。
そして俺の目を見て悪い笑みを浮かべている。
何をするのかと思えばメルルの寝間着の第二ボタンをはずし始めた。
メルルはそれでも眠ったままだ。
クリスはさらに第三ボタンをはずしてメルルの寝間着を片方だけずらし始めた。
そうしたらメルルの可愛い胸が片方露わになった、というか下着をつけてないのね。
流石にずっと見ているとばれたらまずい気がするから布団で隠してあげる。
しかし布団の中ではクリスのいたずらは続いているのだろうか。
ふと横を見るとメルルと目が合った、その瞬間メルルの目に涙が。
「うえええん。ご主人様に目をそらされましたぁ。私の胸には見る価値もないんですねぇ。」
と泣き始めた。
ええええ、なぜ泣くのかわからないがとりあえず宥めることにした。
「メルルの胸は可愛いよ。むしろもっと見たいくらいだ。」何を言ってるんだろう俺は。
「本当ですか。ぐすっ。」
「本当だよ。」って言って頭をなでなでしてあげる。
クリスがいたずらしているころには目が覚めたらしいんだけど、俺がジッと見ていたから恥ずかしいけど我慢していたようだ。
それなのに途中で布団で隠してみなくなったから悲しくなったと。
その件については必死に弁解することに。
そんな朝を過ごして朝食をとったら、狩りついでにレベルアップを図ることにした。
5人のレベルを鑑定したら低すぎてまずいと思ったのだ。
だけど全員連れていくと仕事をする人がいなくなるから、分けることにしてクリスとメルルを選んだ、ついでにシェリルさんに聞いたらシェリルさんもレベルは新米騎士くらいらしいので連れていくことにした。
森の中では3人にオーラシールドを張ってオークを中心に狩っていく。
3人がレベルアップで倒れるまで狩りを続けた。
結界の中に入るまではシロに運んでもらって、そこからは3人を担いで屋敷に戻った。
次の日はミント、レア、リア、を連れて狩りにいく。
同じように3人が倒れるまでレベルアップをさせていたら途中で地竜があらわれて驚いた。
ボスを倒したことで地竜が普通にエンカウントするようになるとは。
問題は地竜が横から突撃してきて張っておいたオーラシールドにぶつかって、それに驚いた3人が恐慌状態になって漏らしたことだろうか。
地竜を倒した瞬間にレベルアップで倒れてしまって担ぐ3人のスカートがびしょ濡れで苦労しました。
帰ってからメイドはみんな寝込んでいるから、俺が洗って着替えさせることに。
2日後に目覚めた3人が恥ずかしさで泣きまくったからなだめるのに苦労しました。
その後はシェリルさん、クリスとメルル、ミント、レア、リアを連れてレベルアップを数回繰り返した。
全員のレベルアップも終わったので単独で森の中で狩りを行う。
今日からはライガー、ロウガー、シロを動員しての狩りだからスピードが全然違う。
オーク、ハイオーク、ミノタウロス、ドリルホーク、ウルフ、地竜、と大量にイベントリーに突っ込んでおいた。
それを1週間ほど続けたらかなりの量になった。
次の日、ついに冒険者ギルドアイアンウッド支部、商業ギルドアイアンウッド支部、ゼスト商会アイアンウッド支部に担当者が到着した。
しかも近隣の村からの移住もつれてきてくれたので住人が800人を超えた。
役所では大急ぎで住民登録がなされていく。
ダームがとても忙しそうにしているのをシェリルさんと見守る。
何か手伝おうかと思ったらシェリルさんから止められた。
これからのことを考えてダームと職員で頑張らせるべきだと。
ミナト様はお茶でも飲んでゆっくりしてくださいとお茶が出てきたのでいただくことにした。
次の日、それぞれの支部の担当者があいさつにやってきた。
執務室をノックされたのでシェリルさんがドアを開けて2人を連れてくる。
「はじめまして。今回冒険者ギルドアイアンウッド支部の代表を務めることになったアイラと言います。よろしくお願いします。」
「はじめまして。商業ギルドアイアンウッド支部の代表としてきました。トリシアと申します。よろしくお願いします。」
「アイアンウッドの領主ミナトです。よろしくお願いします。とりあえずそちらにお座りください。シェリルお茶をお願い。」
どちらも女性でよかった。
いかついおっさんなんかが来られても困るからね。
お茶を飲みながらこれからのことを話し合っていった。
途中でお茶菓子にクッキーを出したら喜んで食べていた。
話し合いも終わって2人が帰ってからレオンさんがやってきた。
「お久しぶりです。ミナトさん。」
「レオンさん、久しぶり。本部を放ってここに来てよかったんですか。」
「全然かまわないですよ。それにラーメン店は支部でも展開できますから。妻も一緒に来てくれたので今度紹介しますね。」
「じゃあ私の奥さんとお茶会でもしましょう。」
「本当ですか。それは妻も喜ぶでしょう。」
それからレオンさんともお茶を飲みながら話し合った。
支部の代表としてレオちゃんと激しくやりあって勝ち取ったらしい。
こんな田舎にそこまでしてきてくれるのはありがたい。
さてみんな帰ったので、仕事が終わってしまった。
シェリルさんにも休憩を告げて調理場でおやつを作ることにした。
ミルクも卵もあるからベイクドチーズケーキを作ってみた。
良い出来上がりになったからシェリルさんにも御馳走しようと思ってドアをノックして返事を聞く前に開けてしまった。
そこには着替え中のシェリルさんがいた。
シェリルさんは長い布を手にしていて、その先には大きな胸があった。
びっくりしてかたまってしまった。
シェリルさんも驚いて固まってしまった。
「すいません。」と言ってドアを閉めたのだった。
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