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新しい生活が始まる

77話



リーナとの結婚を決めた後、夕食の席でミリアリアさんが詳しく説明していたがリーナは先に知っていたので嬉しそうにしていた。


そしてミリアリアさんもリーナのはめている指輪を見て微笑んでいた。


夕食後、風呂の前にリーナに呼ばれた。


リーナの部屋に行くと、籍を入れるための紙を見せてくれた。


「ミナト。籍を入れることなんだけど何回も出すのもあれだから、結婚する予定の子は先に言っておいた方がいいですよ。じゃないとみんながっかりしちゃいますよ。」


「リーナがいいならそうするよ。」


「だってみんなが家族になるなんて楽しいと思いますもの。」


どうしようかと思ってたからリーナが提案してくれたのは本当に助かった。


とりあえずお風呂の時についてきたカティアにリーナの部屋にプリシアたちを連れてきてって言っておいた。


お風呂から出てリーナの部屋で待っていると最初にリーナが戻ってきた。


次にカティア、プリシア、レイン、ミレイヌと順番に入ってきた。


アイリスはまだ戻ってきていないから後日だね。


いきなりは言い出しにくいからまずはみんなに果汁ポーションを渡して一息つく。


みんなが一息ついたところで


「急に集まってもらってごめん。今日はみんなに報告したいことがあって集まってもらったんだ。」と言うと


「なんですか報告って。」とミレイヌが聞いてくる。


「今度、爵位をもらうことになって、新しい村を治めることになったんだ。」


「おめでとうございます。ミナト様。」とみんながいってくれた。


「それでその村に赴任するにあたってリーナと籍を入れて村に来てもらうつもりなんだ。結婚式はまた別の時になるらしいけど。それでみんなにも籍を入れてもらって一緒に来てほしいんだけどどうかな?」


「よろこんで。」とカティアが言ってくれたら


「もちろんお供いたしますわ。」とプリシアが


「ご主人様の行くところならばどこへでもお供します。」とレインが


「もちろん私も行くからね。」とミレイヌが答えてくれた。


そうして全員が用紙に名前を書いてくれたのでそれぞれの薬指に指輪をはめて調整していく。


すぐにでも準備に取り掛からないといけないこともあって話し合った結果、親への報告は後日時間ができてからでいいということになった。


すぐにでも行こうかとも言ったんだけど、手紙を定期的に送ってるから大丈夫とのことだ。


でも時間ができたら必ず行くことは伝えてもらうことにした。


今日は記念日ということでみんなで眠ることにした。


6人でくっついて寝るのは少し厳しかったけどそれもいい思い出になるだろう。


次の日、屋敷の改築が終わったというので鍵をもらって中を確かめた後、カティア達に掃除だけお願いして俺は森へと転移してきました。


さっさと聖地を済ませないといけないからだ。


シロ、ライガー、が木を伐採して、G-2がそれを素材として分けてくれる。


俺はマッハの上からルートを決めていく。


水は泉から引っ張って、別のところへ排水するようにしないといけない。


汚水を流すわけにはいかないからスライムを使って浄化槽を作らないといけない。


さらに領土を広げるため隣のボスエリアも解放してつなげる必要もある。


基本道は2か所しか作らないことにした。


森をすべて伐採するとモンスターがよその村に行ってしまう危険があるからだ。


やることは多いけど俺がやるのは最初だけだ。


ある程度住めるようになったら後は住人に仕事としてやってもらうつもりである。


そうして伐採して整地するのを2週間くらい続けたがまだまだ終わりそうにない。


まあ普通はもっと長いスパンかけてやることを短時間でやろうとしているのだから終わらないのは当然だけど。


作業を止めて休憩していたらリーナから通信が入った。


「ミナト、悪いんだけどすぐに王都に戻ってこれる?」


「どうしたの急に。」


「アヅチからきた難民の代表のカグツチさんとうちの役所の職員がもめてしまったの。それで話をしようとしたんだけどミナトをよこせって要求があったの。」


「わかった。すぐに戻るよ。」


孤児院の時といいなぜあの役所はもめるんだろう。


とりあえず城の部屋に転移で戻るとプリシアが部屋にいた。


プリシアは俺を見た瞬間、捕まえて風呂場に連行した。


連日砂埃にまみれていたから汚かったようだ。


風呂で綺麗にされてリーナのところへと行くと事情を説明してくれた。


カグツチさん達が王都へ来たのは1週間ほど前のことらしい。


そして役所に王都で暮らすための手続きに行ったが職員が忙しいからと後日にしてほしいと追い返してしまった。


2日ほどしてカグツチさんは役所をもう一度訪れたが、職員がずっと放置していたのを忘れていて、カグツチさんが食料の供給だけでもしてほしいと待った末に頼んだら、そんなことは自分たちで何とかしてほしいと言ったらその日は帰っていったと。


しかし次の日の朝役所でカグツチさんが怒って暴れたので、城に報告が上がってきた。


それでリーナとシズクさんが応対に向かったが、カグツチさんはエルフィナさん位に強く、シズクさんがあっさり負けてしまったところにムサシさんが応援にきてカグツチさんを取り押さえたところ、ミナト殿に恩を返すまでは死ねないと訴えたので、急ぎ連絡したとのことだ。


今は孤児院にてムサシさんと待っているというのでリーナと孤児院に向かった。


シズクさんには中級ポーションを飲ませるようサラさんに渡しておいた。


孤児院に入るとレンちゃんが迎えてくれた。


そしてムサシさんのいる部屋に連れて行ってくれた。


部屋に入ると笑顔でムサシさんが迎えてくれた。


「おお、ミナト殿よく来てくださった。」


「ムサシさんお久しぶりです。大まかには事情を聴いたんですが、何があったんですか。」


「実は・・・・・・。」


ムサシさんとカグツチさんはアヅチ帝国での知り合いで取り押さえた後、他国で暴れた責任を追及したところ俺の名前が出たのでリーナに頼んで連絡をとったと。


続いてカグツチさんに話を聞くとリーナさんの話よりも職員の対応はなおひどかったようだ。


難民なんかにかまってられるかと言わんばかりの態度を隠しもせずに、3回目の朝に至ってはいい加減諦めてよそへ行けと言わんばかりに対応して、実際に言ったようだ。


それを聞いてリーナが憤慨している。


役所の上司は怒られるんだろうな。ご愁傷様です。



読んでくださってありがとうございます。


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