チュートリアルの世界の拡張
74話
リーナ達に見送られて王都を後にしたのだが、ミドガルド砦につく前にティピからチュートリアルの世界の拡張が終わったと連絡が入ったので先にそっちを見に行くことにした。
チュートリアルの世界へと転移するとティピが待っていた。
『ようこそチュートリアルの世界へ。』
「久しぶりだねティピ。じゃあ変わったところを案内してよ。」
『まかせなさい。まずはこっちよ。』
そう言って案内してくれたのはいつもの泉だった。
『ここはいつもの泉だけど隣を見て。』
そういわれて隣を見るともう一つ泉があった。
「泉が増えてるね。」
『でしょう。じゃあまずはそっちの水を飲んでみてよ。』
そういわれたので新しくできた泉の水を飲んでみる、すると体力が回復した。
「これは癒しの泉じゃないか!」
『どうすごいでしょう。これで上級ポーションも作り放題よ。さあ次に行くわよ。』
次に向かったのはG-3が作業している洞窟だった。
入っていくとG-3が何やら大きな塊を持ってきたので鑑定してみるとミスリルだった。
「どうしてミスリルがここに。」
『ここは山とつながってミスリルの取れるミスリル鉱山に変わったのよ。これでミスリルも好きなだけ使えるわ。』
「すごいなティピ。」
『でしょう。でもまだあるわよ。』
そう言って次に案内されたのは海だった。
『ミナトの要望に合った海よ。これで魚がいつでも食べられるわよ。種類はあんまり多くないけど。』
「いや十分だよ。でもどうやってとるの?」と疑問の答えはすぐに出た。
海の中からシロが出てきて網に捕らえた魚を渡してくれる。
「ありがとうシロ。」
受け取って俺を言うとシロはまた海へと戻ってしまう。
『何の問題もないでしょう。ただこの海、シーサーペントがいるのよね。だからオーラシールド張らないと遊べないわ。』
「なかなか面白いのまでいるんだな。ぜひシロには狩ってもらいたいもんだ。まあしばらくは遊ぶこともないからいいんじゃないかな。」
『あとはね、オークロードも捕まえられるわよ。ついでにゴブリンキングも。』
「オークロードは嬉しいけどゴブリンキングは微妙だな。」
『私もそう思うわ。あとは始まりの村が町になってミナトの家も大きくなったわよ。』
「頑張ってくれてありがとうなティピ。」
『私にかかればこんなの楽勝よ。ついでに果実とか野菜も増えてるからそれはG-1が採取してくれるわ。』
チュートリアルの世界が何とも便利な世界になったものだ。
これからはイベントリーにもっと物が増えていくだろう。
楽しみなことだ。
一通りティピに案内してもらってからとった魚の刺身を食べてみたり、町の家でゆっくりしてみたり、上級ポーションを作ったりしてチュートリアルの世界を満喫してからミドガルド砦にもどった。
部隊員全員の慣らしも終わっていたのでガルシアさんにお礼を言って鉄の森の入り口へ戻った。
「さてこれからしばらくは全員で森に入って訓練を行う。」そう告げて森の中を進んで、泉を拠点とした。
そこから隊長のアイリス、小隊長のカール、ルカ、エマにアイテムバッグを渡していく。
「今日からそれぞれの小隊でモンスターとの実戦を行ってもらう。一応後ろから見守っているけど基本的には手を出さないのでそのつもりで頑張ってほしい。では全隊出陣。」
その声の後それぞれ小隊で森へと散っていく。
後ろからみていると、最初はモンスターに気後れしていた隊員もだんだんと動きが良くなって、オーク位なら軽く倒している。
これで自分たちの実力をしっかり把握してほしい。
カール隊、ルカ隊は危なげないけどエマ隊はまだれんけいに不安がある。
これで一日が終わった。
拠点に戻って夕食をとって小屋で休む。
それから1週間が過ぎた。
全小隊がモンスターとの戦闘に慣れてきたのでもう少し奥へ進んでミノタウロスやドリルホークといったモンスターとの戦いに挑ませていく。
アイリスだけは単独で地竜に挑戦させている。
特殊スキルも動員して単独で地竜を倒すことに成功したようだ。
他の隊もミノタウロス相手でも戦えるようになった。
今日は拠点でアイリスの地竜を倒した記念ということで地竜のステーキをふるまった。
全員、地竜の肉のうまさに感激しているようだ。
食事も終わってアイリスだけ俺の小屋に呼んで地竜を倒したご褒美をあげることにした。
「何かほしいものはないか?してほしいでもいいぞ。」
するともじもじしながら「なんでもいいんですか。」って聞いてくるので
「いいよ。」って答えたら「じゃあ一緒にお風呂に入りたいです。」というのでお湯を沸かせている。
まあこの小屋にしかお風呂ついてないからお風呂に入りたくなる気持ちはわかる。
タオルを巻いて風呂場に入ると先に入っていたアイリスが座って待っていた。
はじめに、お湯を流してからこの前王都で新しい髪用の石鹼を購入してきたので、それを使って髪を洗ってあげる。
アイリスのプラチナブロンドの髪はとてもきれいだ。
「痒いところはないかい。」
「はい大丈夫です。。とても気持ちいいです。」
石鹼がなじんできたのか髪が泡立つようになってきた。
「お湯を流すよ。」
と言って一度お湯で流してもう一度髪を石鹼で丁寧に洗っていく。
ゆっくりとお湯で流してから身体用の石鹼をスポンジにあてて泡立てていく。
「じゃあ背中を流すからタオルをとって。」というとアイリスの身体に巻いていたタオルが外される。
力を入れすぎないように背中をこすっていく。
「力加減はどうだ。」
「ちょうどいいくらいです。」
「それならよかった。」
一通り肩から腰までを洗い終えたのでスポンジをアイリスに渡す。
「あのっ。ま、前もお願いします。」と言ってスポンジを返される。
「胸とか触っちゃうけどいいの。」
「ミナト様なら大丈夫です。」というので初めはお腹に手を回す。
いきなり胸からはハードルが高い。
へそのあたりから横腹にいって脇の方へと洗っていく。
腕全体を洗ったら、そのまま胸にスポンジを当てていく。
スポンジが押し返されるような柔らかい触感が伝わってくる。
片手で胸を触って支えて胸の下側も洗っていく。
前にミレイヌが胸が大きいと洗うのが大変だと言ってたので丁寧に洗う。
胸まで終わったら下半身を洗っていく。
一通り洗ったらお湯で流してタオルを巻いてもらって終わりだ。
なんとか耐えきったと思ったら今度はアイリスが洗ってくれるようだ。
そしてアイリスに洗ってもらってお湯に浸かってゆっくりした。
なんだかご褒美をあげるつもりがいちゃいちゃしただけの気がするけど本人が満足そうなのでいいか。
お風呂から上がって眠りについた。
アイリスは今日はレインたちと寝るそうだ。
それから1週間が過ぎた頃ようやく複数のミノタウロス相手でも小隊で勝てるようになってきた。
さらにそれを続けて小隊単位で地竜に挑ませたが厳しそうだったので4小隊で攻略に挑んだ。
アイリスには援護だけ命じた。
4日くらいでようやく地竜を倒すことができた。
それからしばらくは地竜相手に訓練を重ねさせた。
隊の面倒はアイリスに任せて、ボスエリアを解放するためにクレイジーコングを倒しに向かう。
ボスエリアに入るとクレイジーコングが襲ってくるけど慣れているので攻撃を躱す。
クレイジーコングの攻撃をミスリル棒で捌いて、カウンターを浴びせる。
それを数度繰り返してクレイジーコングは倒れた。
クレイジーコングを回収してそのエリアにある結界石を起動してそのエリアを解放する。
その場所を気功錬金を駆使して整地していく。
この整地作業は時間がかかりそうなので一度拠点に帰る。
今日も地竜を倒せたみたいだ。
地竜を小隊ごとに倒せるまでこの訓練は終わらないことを告げたらよい返事が返って来た。
読んでくださってありがとうございます。
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