王都での日々3
73話
お風呂でのクリスとのやり取りの後、若干のぼせてしまってフラフラとリーナの部屋に戻った。
「おかえりなさいミナト。」
「「ミナト様、お帰りなさいませ(ですわ)。」」
今日はリーナたちの方が早く戻っていた。
「ところでミナト様、お風呂ではお楽しみでしたか。」としばらくクリスとのやりとりを見ていたカティアジト目で言ってくる。
「ミナト、その話詳しく聞きたいわ。」それにリーナが乗ってくる。
これは拙い流れかもしれない。
と思ったら3人に椅子まで連行されて座らされて、
「さあミナト様、存分に話してくださっていいですよ。」
「別に大したことはないよ。」
「そうですか。じゃあ明日はプリシアと2人で同じことしちゃいましょうか。」
何そのご褒美は、でもそんなことされたらまずい。
「わかった。わかりましたから勘弁して下さい。」
「それじゃあ私たちがしたら不満ということでしょうか。」
「そんなことはない。」
「じゃあ問題ないじゃありませんか。」
どうしたらいいんだろうかと困っていると
「カティア、あんまりミナトをからかっては可哀想ですよ。」とリーナが助け舟を出してくれる。
「ごめんなさい。ミナト様。でもクリスと何があったかは教えてくださいね。途中からは見てませんから。」
まあリーナ達なら話してもいいか。
その後ゆっくりと話をすることになった。
そんな時間もすぐに終わり、寝る時間になったので明かりを小さくしてベットに入った。
目をつむると風呂でのことを思い出してしまった。
このままでは寝られないって思っていたらリーナが耳元で囁く。
「ミナト、今何を考えてるのかしら。」と。
何でバレたんだろうと思っていたら右手をリーナの手が包み込んでくる。
そのまま上にもっていかれやわらかいものをつかまされた。
どうやら今俺の右手はリーナの大きな胸を触っているのだろう。
「ミナト、あなたが今考えていいのは私のことだけですよ。」とそのままで囁いてくる。
少し力を入れると指が沈んでいく下着越しなのがおしいところではあるがドキドキがとまらない。
右手に意識を集中しようと思ったら左手がつかまれた。
そして左手も柔らかいものに押し当てられる。
こちらはカティアの胸だろう。
リーナほどではないけど手におさまらない十分大きなその胸に指が沈む。
こちらも下着越しなのが惜しいくらいだ。
右手も左手もどちらも気持ちいい。
というよりこんなことしていたら寝られないじゃないか。
どうしようこのままじゃと思っていたらライカが全員の意識を飛ばしてくれた。
朝いつもより早めに目が覚めてみると幸せな状況は続いていた。
右手も左手も幸せに包まれていた。
しかしこの状況は非常にまずいこのままじゃ起きれなくなってしまう。
何とか手を元に戻して、朝の冷たい空気を吸い込む。
しばらくしてようやく思考がクリアになっていく。
布団からそっと抜け出して自分の頬を両手で叩いて気合を入れて厨房へと向かう。
朝食を終えてからいろいろ買い出しを行った。
まずは商店街で野菜を大量に買い集めていく。
次に雑貨屋に行って石鹼、毛布なんかを買い集めていく。
そしてラビットへ行って隊服の予備を受け取りに行った。
その後、難民キャンプ近くへと転移でとんでカグツチさんに会いに行く。
前回の炊き出しのおかげか門番さんが覚えていてくれた。
そして、毎日肉が食べられることを感謝された。
その後カグツチさんのテントへと案内されて、カグツチさんに野菜と水、そして毛布、薪を渡した。
「こんなにもたくさんすまんの。これで何とか冬を越せると思うのじゃ。」
「それはよかった。私もこれから用事でミドガルド地方に向かわねばなりません。だからここには来れないかもしれません。」
「いえいえここまでしていただいたら後はわれらの努力で何とかしなければなりません。本当に感謝しかありませんじゃ。もしミナト殿に何かあったときは儂が必ずや力となることを約束しましょう。」
「その時はよろしくお願いします。」
「任せておいてくだされ。だから必ずや声をかけてくだされ。」
そんなに念押ししなくてもいいのにと思ったけど、その気持ちは嬉しかった。
ここでの用事も終わったので王都の戻って、フルアーマーを装着して冒険者ギルドへと向かう。
中に入ると多くの冒険者が酒場で飲んでいてこちらをじっと見てくる。
その視線は無視して受付に行く。
するといつも通りライラさんが応対してくれる。
「久しぶりですねルシードさん。今日はどうされましたか。」
「また買取をお願いしたいんですがいいですか。」
「それは助かります。冬に入って寒いからって、みなさんなかなか狩りに行きませんから助かります。」
「じゃあ大量でもいいですか。」
「もちろんです。じゃあこちらへどうぞ。」
そう言って倉庫の方に案内してくれる。
「じゃあこのシートのあたりに出しちゃってください。」
そういわれたので、まずはオークを50匹くらい、ワイルドボアを50匹、ウルフを大量に、ドリルホーク20匹、コボルト大量、ホブゴブリンも大量に、と出していくとライラさんがこれは想定外って顔してギルド長ブルーノを呼んできていた。
「ルシード、これはまた大量だな。多すぎてすぐには全部査定できないんだが大丈夫か?」
「大丈夫ですよ。ただしばらく王都から出るんですけどいいですか。」
「わかったじゃあルシードの冒険者カードに口座機能をつけておこう。そこに査定額を振り込んでおくということでいいか。」
「いいですよ。じゃあお願いします。」といってカードを渡しておく。
カードを持ってブルーノさんは出ていった。
「ルシードさんはいつもこちらの予想を裏切ってきますよね。いい意味で。」
「大量に申し訳ない。」
「いえいいんですよ。このウルフの毛皮なんて冬の需要はすごいですから一瞬でなくなると思います。」
「それならよかったです。」
後のことをお願いしてギルドから出る。
人気のない路地で鎧を脱いでから城へ帰って夕食の支度をする。
夕食をとった後、グスタフにオーク肉いくらかを預けておく。
これでしばらくは城でも肉が食えるだろう。
そして風呂に行ったが今日はプリシアが丁寧に洗ってくれた。
夜はリーナの部屋で眠った。
そして翌朝朝食を終えてから、リーナ、カティア、プリシアにいってらっしゃいのキスをしてもらってミドガルドへと戻ったのだった。
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