隊のレベルアップ2
68話
エルフィナさんと隊の運用について話し終わったのでそろそろミドガルド砦に戻るって言ってマリンウッドを後にして、戻らずにまだ時間があるので森の中へと入っていく。
ここの中ボスのビッグクラブを狩るためである。
たくさん集めてたっぷりと味わおう。
中ボスエリアの手前に小屋を設置してビッグクラブを狩って残り日数を過ごすことにした。
一度倒したら復活まで時間が空くのでチュートリアルの世界でいろいろ準備をする。
ガチャにオーラをつぎ込んで、寝て、またつぎ込んでを繰り返す。
そしてスキル気工師ガチャを回してパーツを集めていく。
新しいパーツがたくさん出たのでそろそろ何かができるんじゃないかと思って気工錬金を使ってみたらなんと大きな鳥型のロボットが出来上がった。
鑑定によると機甲鳥というようだ。
試しにフルアーマーユニットを装着して乗ってみたらものすごい勢いで加速して飛んでいく。
しかも自分でオーラシールドを張らなくても自動で張ってくれるようだ。
飛ぶ速さがすごいから名前はマッハにしておいた。
これで機甲シリーズは、攻撃型のライガー、隠密型のロウガー、防御型のシロ、スピード型のマッハとバランスが良くなってきたというよりこの世界ではオーバースペックだと思う。
まあおかげで一人でも森の中でゆっくり過ごせるからありがたいんだけど。
野営でゆっくり眠れるのは最高です。
時間があるうちにシロにたくさん木を切って木材にしてもらって気功錬金で家を作っていく。
エルフィナさんに聞いた話では森のボスを倒すとそのエリアに結界石があらわれるらしい。
それにオーラを注ぐことでモンスターの入れないエリアを作れるようです。
それをしないとしばらくしたらボスが復活してしまうのだとか。
ただ結界石を起動してもある一定の範囲だけモンスターが入れなくなるだけで森を切り拓いていく必要はあるらしい。
なのでボスを倒したあと結界石を起動して、その場所までの道は開拓しないといけないようだ。
とりあえず今後の計画のことを考えてすぐに住める家はたくさん必要だ。
ある程度作業したので休憩することにした。
ここにきたらいつもならティピが相手をしてくれるんだけど今はこの世界の拡張中でいない。
一人で休憩に食べるご飯は少し寂しいなと思っていたらライカがやってきた。
『マスター、私にもご飯をくださいデス。』
「いいよ。サンドイッチだけど。」
『ライカはサンドイッチも大好きですよマスター。』
ライカのおかげで楽しく食事できた。
その後日が暮れるまで作業してスライムに身体をきれいにしてもらったら、小屋のベットで心地よく眠りました。
そしてビッグクラブを倒しに戻って、またチュートリアルの世界で家を作るを繰り返してミドガルド砦に戻る日まで過ごした。
砦に戻ると鍛えられた18名がいたけど、まだまだ足りないからここから更なるレベルアップを行う。
ということで最初はレインとアイリスの小隊を連れて森へと向かう。
今回は全員の力がだいぶあがっているのでミノタウロスが出てくるあたりまで一気に行って泉のあるところを拠点として3人のレベルが80を超えるまで頑張った。
3人がレベル80を超えたらミドガルド砦に連れて帰って、体慣らしの訓練に入る。
次はミレイヌをつれてカール小隊と森へ向かう。
同じくカール小隊全員がレベル80を超えるまでモンスターを狩っていく。
ちなみに今回狩ったオークの肉とミノタウロスの肉は第一騎士団に差し入れしています。
カール小隊が全員レベル80になったのでミドガルド砦にもどる。
カール小隊は慣らし訓練に戻る。
次はルカ小隊とレインを連れていく。
森に入ってレベルアップさせていくんだけど少しずつ雑魚退治に飽きてきたので地竜を狩ることにした。
地竜に対してレイン以外の4人が驚いている。
サクッと倒して地竜を回収する。
それからはまたモンスターを狩っていく。
途中からはレインも弓で倒してくれ助かった。
ルカ隊も全員レベル80になったからミドガルド砦に戻る。
最後にエマ隊とミレイヌを連れて森へと入っていく。
地竜含めてモンスターを狩っていく。
全員がレベル80になるまでキャンプは続いていく。
ここまで全部隊レベル80を超えるのに1ヶ月くらいかかった。
ではレベルをまとめておこう。
レイン、レベル125、ミレイヌ、レベル110、になったようだ。
アイリス隊 アイリス レベル119、スージー レベル82 セナ レベル83、ソウカ レベル83
カール隊 カール レベル91、マキナ レベル84、ガイア レベル81、ルード レベル80
ルカ隊 ルカ レベル93 ケイ レベル80、キーノ レベル81 コルト レベル82
エマ隊 エマ レベル90、ウルシュ レベル81、オマージ レベル81 カエラ レベル82
これで能力的には全員が各騎士団の副団長レベルになったはずだ。
自分のステータスも見てみたがレベルが191になっていた。
まあ、かなり中ボスとかボスとか倒していたし。
これで隊のレベルアップはひとまず終わりにしていいだろう。
これから2週間くらいは第一騎士団に任せておこう。
またまた2週間くらいの時間ができたので一度リーナ達に報告しに王都へ帰るとしよう。
そして転移で王都に戻るとまずはリーナに会いに行った。
「ミナトおかえりなさい。」
「ただいま、一時的に戻ったよ。」
「一時的ということはまたすぐに戻るの。」
「まだ隊の仕上げが残ってるから。でも1週間くらいは王都にいる予定だよ。」
「それは嬉しいわ。じゃあ夜は私の部屋で寝ましょうね。カティアとプリシアに声をかけておくわ。」
「わかったよ。」
リーナと約束して部屋を後にする。
みんなまだ仕事しているし外に出ることにした。
まずは高級住宅街に購入した屋敷を見に行ってみた。
改装工事がすでに始まっているようだ。
中を見る楽しみは完成後に取っておくことにしてもう一軒を見に行く。
こちらはすでにカギをもらっているので中に入って少し休むことにした。
果汁ポーションを飲んで少し休んだら、孤児院を見に行ってみた。
孤児院はすでに完成に近いくらいまでになっていた。
前は崩れ落ちそうな建物だったけど、今度はしっかりしたつくりの建物にみえる。
すごいなあと思ってみているとレンちゃんが走ってきた。
「やあレンちゃん久しぶり。」というとレンちゃんがそのまま飛び込んできたので受け止める。
「お兄さん、この前はお礼言えなくてごめんなさい。」と言って泣き出してしまった。
急に泣きだされて焦っていたら、アンさんが出てきた。
「あら、ミナトさんじゃないですか。お久しぶりです。」
「アンさんどうもお久しぶりです。ところでレンちゃんはどうしたんですか?」
「ミナトさんに助けてもらってお礼を言えてなくて落ち込んでいたところ、しばらくミナトさんが来なかったので嫌われたんじゃないかと心配していたみたいですよ。」
アンさんがそういうのでレンちゃんの頭を撫でて
「別にそんなことでレンちゃんを嫌いになったりしないよ。」
「本当ですか。良かったです。うえええええん。」
「よしよし。」
そうやってレンちゃんが泣き止むのを待っていたら、奥から院長が出てきた。
「あらミナトさんじゃありませんか。その節はありがとうございました。よかったら中に入ってください。」
そういわれて新しい孤児院に入らせてもらう。
中ではムサシさんが子供に囲まれているのが確認できた。
院長室でお茶を出してもらっている間もレンちゃんは離れようとはしなかった。
それを見て院長が苦笑していた。
それからお茶を飲みながら現在の孤児院について教えてもらえた。
建物はあと細かい部分だけで完成なのだが、ドワーフ同士で意見が割れて作業が遅れているそうだ。
ここの運営費用に関しては補助金が元通り出るようになったのと、捕まった貴族の不正利用分を財産から没収という形で振り込まれたそうだ。
これでここの子供たちは飢えずにすみそうだ。
そしてムサシさんとアンさんは少しずつだけど関係が進んでいっているみたいだ。
身近な人が幸せになる話は聞いているこちらも幸せな気分にしてくれるね。
しばらくして院長が席を外して、レンちゃんが改まってお礼を言ってくれた。
「お兄さん、この前は助けてくれてありがとうございました。」
「どういたしまして。」そう言うとレンちゃんは微笑んでいた。
その後孤児院をお暇しました。
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