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カニを手に入れた

66話



次の日2人は起きれそうになかったので、ティピに連絡役をお願いしてシロを守りに配置して周辺モンスターを狩ることにした。


ロウガーが大分やってくれていたのだろうこの周辺はかなりモンスターが減っている。


誰も見ていないのでライガーも呼んで一気に殲滅に入る。


森の中を進んでかなりのモンスターを狩ったけどボスは見つけることができず一度小屋に帰ることにした。


小屋の周辺にはシロによって倒されたモンスターの死体の山が出来上がっていた。


素材とか食料になりそうなものは回収して他は全部錬金で肥料になってもらった。


アイテムボックスに大量の肥料が入った。


小屋の中に入ると『ミナト、あの2人目を覚まさなかったよ。』とティピが言ってくる。


『そうかまあ久しぶりの大幅レベルアップだから仕方ないだろう。』


今日は1人でゆっくりとお風呂を楽しんだ。


飯は何をしようかなって思ったけどオークロードの肉を思い出した。


そうなるとまずは塩でシンプルに食べてみよう。


塩で味付けした肉をフライパンで焼いて皿に盛る。


ごはんと一緒に食べる。


ティピとライカにも出してあげる。


食べて思ったのはハイオークが比じゃないくらい肉の味がしっかりしている。


それでいて硬すぎず適度な嚙み応えがある。


部位によってはとろけるとこもありそうだ。


『ミナト、美味しいわ。』『マスター最高です。』


そうだろ、そうだろこれは俺も予想外な旨さだった。


もっと狩りたいけどこの周辺にはいなさそうだ。


おかわりを存分にして満足したのでベットに入るといい感じで眠気が襲ってきた。


翌朝、朝食用のピザトーストを焼いていると2人が起きてきた。


「おはよう、カリムさん、ガルムさん。」


「ああ、おはようミナト殿。ところで私はどれくらい眠っていたのだ。」


「まる一日半くらいでしょうか。」


「そんなにか。この大変な時にすまない。」


「いえいえ大丈夫ですよ。朝飯はどうしますか。」


「すまないがもらえるだろうか。」


「はいどうぞ。焼きたてで熱いんで気を付けてください。それとミルクです。」


「「「いただきます。」」」


「これはうまいな。」「この白いよく伸びるものが塩気もあってまた赤いソースとよく合っている。」


「気に入っていただけましたか。」


返事はなかったが食べるのに夢中でしかもお代わりまでしたからかなり気に入ったにちがいない。


「すまない。つい夢中になってしまった。」


「かまいませんよ。あれだけうまそうに食ってくださったら何よりの答えです。」


「そういってもらえると助かるよ。」


「では行きましょうか。」


そう言って小屋から出て出発する。


周囲のモンスターはシロが始末してくれてるからのんびり出発できる。


2人は大幅にレベルアップして身体の感覚が少しずれているだろうから慣らしながらいってもらおうとペースはゆっくりめにいく。


おそらくかなり奥までモンスターの群れはいないだろうからたまに出てくるのを相手にしてもらおう。


しかしボスがあらわれないのが気になるところだ。


結局その日はかなり奥まで進んだがボスは出てこなかった。


小屋を出して中で休むあいだはシロを呼んでおく。


夕食にはコッコの唐揚げを出してみた。


今回は塩で味付けしてこの前手に入れたスパイスを少し足してみた。


「ミナト殿なんだこれはとてつもなく美味い。」


「嚙んだ瞬間に溢れる肉汁、そしてほのかに香る香辛料が最高に米に合う。」


2人はすごい勢いで唐揚げを食べていく。


そこにそっとレモンのカットしたのを出してみる。


「これはなんだろうか。」「この果実をから揚げに絞って食べるとまた味が変わりますよ。」


早速試してみる2人「なんとこれまた酸味が効いてさっぱりとして手が止まらん。」


「脂っこさが中和されて、すまないがおかわりを頼む。」


レモンはかけない派の人もいるが2人には好評のようだ。


おれはもちろんレモンをかけても大好きだよ。


その夜はおおいに唐揚げを楽しんで就寝したのだった。


次の日もボスを探したがあらわれることはなかったが、この森の中ボスエリアに入ってしまった。


待ち受けているのはでっかいカニのモンスターだった。


鑑定結果はそのままビッグクラブというようだ。


やはり食えるらしいので楽しみになってきた。


殻は固いだろうから腹のほうをミスリル棒で突いてみるとかなりいい感触だったので、はさみの攻撃を後ろに引いて躱して一気に距離を詰めて連続で突く。


するとビッグクラブは泡を吹いて倒れた。


やったねカニをゲットしたぜ。


ここはしばらく通いたいから転移ポイントをつけておく。


喜びは置いておいてこれからどうするかを決めなくてはならない。


「さてボスが見つからないのですがどうしますか?」


「どうしたものか、大体氾濫となるとボスが率いているのが通例なのだが。」


「兄上ここは一度戻ってエルフィナ様の意見をうかがうのはどうでしょうか。」


「わかったではガルムは一度エルフィナ様に聞きに言ってくれ。私はミナト殿ともう少し探索してみよう。ミナト殿もそれでよろしいでしょうか。」


「ええ。かまいませんよ。ではカリムさんともう少し奥まで行ってみましょう。」


方針が決まったので行動に移る。


カリムさんともう少し森を探索して回るがボスが出てくることはなく日が沈んで視界が悪くなってきたので小屋を出して休むことにした。


次の日も朝からモンスターを狩りながらボスを探していく。


もしかしたらボスが出て来る前にモンスターを狩りすぎて発生しなくなったか。


森の中を進んでいくと川を見つけたので休憩することにした。


「見つかりませんね。こんなことってあるんですか。」


「私の知る限りではボスがいなかったことはないが、エルフィナ様なら知っているかもしれないな。」


「では私達も一度エルフィナさんの所へ戻りますか。」


「いや私達はもう少し探索しよう。」


「分かりました。では出発しましょうか。」


そう言って川を超えて進むとサハギンの群れがあらわれたので、カリムさんと一緒に撃破していく。


さらに森を探索していると鳴き声が聞こえた。


ついにボスがあらわれたのかもしれない。


鳴き声があった方へと向かっていくと崖の上に佇むキマイラを見つけた。


雰囲気からしてこいつが今回のボスだろう。


キマイラが雄たけびをあげるとモンスターが集まってきた。


集まってきたといってもロウガーによって大半が倒されているので問題ない量だ。


キマイラがおかしいなぁって感じで雄たけびを上げ続ける。


周辺のモンスターをカリムさんに任せてキマイラの方へと向かっていく。


『ライカ、力を貸してくれ。』


『お任せですマスター。』


ミスリル棒とフルアーマに雷属性が付与されていく。


そして一気に加速して崖を登り切り、油断しているキマイラの腹に突きを見舞うとキマイラは悶絶したのち倒れたのだった。


キマイラの死体をイベントリーに放り込んで解体スキルを使用しておく。


崖から降りてカリムさんと合流する。


カリムさんも奮闘していてかなりのモンスターを狩っていた。


キマイラが倒れたのを見たモンスターたちは蜘蛛の子を散らすように逃げていった。


「お疲れ様です。カリムさん。」


「ああ、さすがミナト殿だ。あんなにあっさりキマイラを倒すとは驚いた。」


「キマイラが油断していたおかげですよ。さあ戻りましょう。」


そう言って森の入り口を目指して進んでいく。


2日ほどかけて入り口に到着するとエルフィナさんとガルムさんが待っていた。


キマイラを倒したという報告をしたらよくやったとほめられて4人でマリンウッドへと帰るのだった。


読んでくださってありがとうございます。


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