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新米訓練2

62話



次の日からベイカーさんも参加しての飛行訓練が行われる。


ベイカーさんは初日なので俺が指導しているがクルクル回っている。


他の子たちはアイリスが指導している。


慣れてきたら高度と速度を上げる練習をしてもらっている。


すぐには両方できないだろうから片方ずつやってもらった。


午前中の訓練でみんなへとへとになっているので午後からは休みにしている。


今日の午後は隊服を受け取りに行く予定だったから丁度いい。


解散したらラビットへと向かう。


隊服を受け取って着替えてみたがなかなか様になっているのではないかと思う。


何よりもレイン、ミレイヌ、アイリスがとてもかわいい。


ミレイヌだけは着替えたら属性付与してない服だと胸がはちきれんばかりになっていて店長さんも焦っていた。


帰ったらすぐに加工してあげよう。


いつもの服に着替えてから店長に他の隊員の採寸をお願いしておく。


明日の午後から訓練所の更衣室で採寸してくれるとのことだ。


これで今日の予定は終わったので城に帰ってゆっくり過ごすことにした。


城に帰ってからはミレイヌの隊服に属性付与してからリーナのところへといってみる。


これから丁度ミリアリアさんとお茶をするところだというので一緒させてもらった。


お茶請けにはマドレーヌを用意した。


「ミナトよ、順調かの。」


「ぼちぼちですね。ところで一つ相談があるのですか。」


「いうてみよ。」


「第一騎士団に訓練をお願いしたいのですが。」


「第一騎士団とな。大丈夫なのかの。」


「むしろ第一騎士団以外だとケガさせてしまうかもしれないので。」


「それは面白いの。わかった許可する旨を記した手紙を用意しよう。」


「よろしくお願いします。」


そこからはゆっくりとお茶の時間を楽しんだ。


休憩も終わってそれぞれの仕事に戻っていくが俺はリーナに呼ばれたのでついて行った。


リーナの執務室には今、俺たち以外は誰もいない。


「ねえミナト、またしばらくエルウッドからいなくなるの?」


「そうなるね。隊員を鍛え上げないといけないから準備が整い次第、ミドガルド砦へ出発かな。できたら春までにお披露目したいからね。」


寂しそうな顔をしてから、何かを思いついたように


「じゃあ、今晩から出発の日までは私の部屋で一緒に寝ること。」


「そ、それはちょっと不味いんじゃないかな。」と言うと


「どうしてなのですか。私のことが嫌になりましたか。」


ってリーナの顔が悲しそうな表情に変わっていくから、恥ずかしいけど伝えておかないと


「違うよ。リーナのことが好きだから、我慢できなくなりそうで。リーナのことを大切にしたいから、だから結婚するまではしないって決めてるんだ。だから2人きりで寝るのはちょっと・・・・・・。」


言いながら余計恥ずかしくなってきたけど、リーナも照れているような


「ミナトの気持ちは嬉しいです。だからアンジェも呼ぶから一緒に寝ましょう。アンジェだってもうすぐ学園に戻らないといけないから。」


確かにそうだ、アンジェとも婚約してるのにあんまり時間を過ごせていない。


「わかったよリーナ。ありがとう。」


そう言って見つめあっていると、


「ごほん、申し訳ないのですがそろそろいいでしょうか。」


ってシズクさんが部屋に入ってきたので慌てて離れる。


「シズク、いつからいたのですか。」


「ついさっきですけど、このまま放っておくと目の前で口づけされそうでしたので。」


「せめてドアをノックしてくださいよ。」


「すいません。ノックもしたのですけど返事がなかったので。」


シズクさんにどこから聞かれていたのか知らないけど恥ずかしい。


リーナも切り替えて仕事に集中し始めたので部屋を出ていく。


夕食の準備をするために厨房にいくといきなりグスタフにつかまった。


「ミナト、あの新しいメイドはお前のものなのか。」


「なんの話だよ。」


「だから、最近、サラさんが指導しているメイドはミナトが連れて来たんだろ。つまりミナトの女なのかってことだよ。」


グスタフの迫り方が怖い。


「別にそんなんじゃないよ。」


「本当か、本当だな。」


「本当だよ。安心していいから。むしろグスタフが面倒見てくれるなら好都合だけど。」


「そうなのか。わかった俺に任せてくれ。」


そう言うとグスタフは走って行ってしまった。


「おーい。仕事しろよー。」


聞こえないと思うけど一応言ってみたがグスタフの背中は見えなくなったのだった。


夕食も終わってお風呂へと連れていかれて、上がったらリーナの部屋へと向かう。


ノックしてはいるとアンジェが迎えてくれた。


リーナはまだお風呂から戻ってないようなのでアンジェと話すことにした。


「せっかく休みをエルウッドで過ごしてるのにあんまり時間とれなくてごめん。」


「そんなことは気にしなくても大丈夫ですわ。ミナト様とこうして過ごせる時間があるだけで十分ですわ。」


「そう言ってくれると助かるけど、何か要望してくれてもいいんだよ。」


「じゃあ学園に戻るまでに一度街を案内ついでにデートしてほしいですわ。」


「そんなことでいいならお安い御用ですよ。じゃあ明日の午後からはどうですか。」


「喜んでですわ。」


アンジェとデートの約束が決まってリーナが部屋に戻ってきた。


「楽しいお話は出来ましたか?」


「もしかして聞いていたの。」


「いえ、今戻ったところですわ。でもアンジェが可愛い顔をしているから。」


そう言われてアンジェが恥ずかしそうにしている。


「そんな風に言われると恥ずかしいですわ。」


「ほら、アンジェはかわいいですよねミナト。」


「とってもかわいいね。でもアンジェをからかうリーナも可愛いな。」


そう言ったら今度はリーナが照れている。


「そんなことを言うなんて反則ですわ。」


2人とイチャイチャしながら寝るまでの時間を過ごした。


ベットに入るがリーナのベットはとてもふかふかで気持ちいい。


「なにこのベット気持ち良すぎるんだけど。」


学園での高級宿のベットもよかったけどそれ以上だ。


しかも3人入ってもまだ余裕のある広さだ。


「気に入って頂けましたら、ずっとここで寝てくださっていいんですよ。」


そう言いながらリーナが右に入ってくる。


アンジェも左から入ってきながらベットの感触に驚いる。


「それは魅力的な提案だ。」


そう言うと横でニコニコしている。


「冗談ですわ。そうしたいですけどもほかのみんなが困ってしまいますもの。」


「なんだ冗談か。残念だ。」


「では寝る前におやすみのキスをしてくださいな。」


リーナが目をつぶって顔を近づけてくる。


その唇にキスして「おやすみ。」っていってからアンジェにもキスをする。


そうして寝ようと思ったんだけどせっかくの機会なのに3人並んで寝るだけなのも寂しいと思ってしまった。


でもあんまりくっつくと、今度はドキドキして眠れなくなるとわかってはいるんだけどつい2人を抱き寄せてしまった。


そうすると2人がグッと近づいてきて、ぬくもりが感じれていい。


でも結局眠れなくなったのでティピにお世話してもらった。

読んでくださってありがとうございます。


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