表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/141

助けたメイドさんから話を聞いた

59話



レインに引っ張られて城に帰ったあと、メイドさんの着替えをカティアとプリシアにお願いしてみんなに説明を求められて、やっと解放された。


別に悪いことをしたわけじゃないのにとても疲れたよ。


癒しを求めてリーナのところへとお邪魔する。


今はタイミング良くシズクさんもいない、さらにリーナの手も空いてるみたいだ。


「あらどうされたんですか。」


「リーナちょっと聞いてくれよ。」


そう言うとソファーに座って膝枕をしてくれた。


それで今日あったことを話すと笑ってくれた。


「それは大変でしたね。」


「みんなひどいと思わない。別に何もしてないのに。」


「きっとミナトにかまってもらいたいのよ。この前もしばらく出かけてて帰ってきたらアイリスと仲良くなってるでしょ。」


「それは面目ない。」


「それはいいんだけどね。まあこうして甘えに来てくれるなら私は役得です。フフフ。」


笑うリーナに存分に甘えさせてもらいました。


その後部屋に帰ると2人がお風呂から出て、着替えも終わっている。


無事に姉妹は再会を果たせたようだ。


「あっ、先ほどはありがとうございました。」


「助けてくれてありがとうございます。」


2人がやってきて頭を下げる。


「大したことはしてないから別にいいよ。あの男たちは何者なんだい。」


そこから2人の説明が始まった。


------------------------------


時は遡ってミナトたちがまだレベルアップキャンプをしているころ。


「おい、新しい娘はまだかと客から催促の使者が来ているがどうなっているんだ。」


「あの孤児院はどうにもなりませんね。」


「それをどうにかするのがお前たちの仕事だろう。全く俺が手をまわして孤児院の運営ができないようにしているのに。それとも俺は無能に無駄な金を払わされているのか。」


「そんなことはございません。孤児院は無理ですが他からの取り立ては出来ております。」


「それならいいが。催促のある客は特殊な趣向を楽しみにしている。その要望には応えられるんだろうな。」


「残念ながら少々年齢があいません。」


「それじゃあ意味がないだろう。力づくでもいいから孤児院をなんとかしろ。とりあえず俺のコレクションの若いのを渡すしかないか。」


「すぐに取り掛かります。」


オブリンはそう言って部屋を出ていく。


オブリンが戻ってくるとメイドたちに緊張がはしる。


「何をしている。主人が戻ったのに出迎えもないのか!」


オブリンの声にメイドが一斉に集まってくる。


「「「「お、おかえりなさいませ。」」」」


この屋敷のメイドはみんな若くて経験のないものばかりなので仕事も自分たちで考えて行動している。


その為に主人への迎えなど気づかなくてもしょうがない。


オブリンにとってはそれもまた自分の欲求を満たすための一因となる。


「一番遅かったお前。今から部屋へ来い。主人自ら躾をしてやろう。」


指定されたメイドの顔が青くなる。


これまで何人のメイドがこの主人に壊されてきたのか知らないわけではないのだから。


その後屋敷にメイドの叫び声が響き渡る。


ヒナはちょうどオブリンの部屋の前を通りかかった。


中からは躾をされているメイドの泣き叫ぶ声と、オブリンの声が聞こえている。


「客の要望を満たすメイドがいないから誰かを送るんだが、お前を送ってやろうかな。」


「ずびばぜん。どうがおゆるじぐだざい。」


「年齢的にはお前か姉妹の妹か、もう一人くらいしかいないからな。」


ヒナはそれを聞いて自分の妹のことだとすぐに気づいた。


このままではオブリンの客への生贄として妹のレナが連れていかれてしまう。


何度か見たことがある客は変態ばかりだった。


時にはこの屋敷に自分より年下の裸の女の子を四つん這いで並べてその上に座ってきていた。


その時に一人がバランスを崩して客が落ちてしまったことがあった。


客は激怒してその子をいばらの鞭で折檻して、最後は頭をハンマーで殴っていた。


そしてオブリンにニヤニヤ笑いながらすぐに使えなくなって困ると言っていたのを思い出した。


このままではあんな変態に妹が渡されてしまう。


でもこの屋敷からは出られない。


なにか策を考えないといけない、その為にはいつ妹が渡されるのか知りたい。


毎日オブリンの世話をするためと称して近づき情報を得ようと頑張った。


ある日オブリンは私より年下のメイドを躾と称して鞭打ちながら


「ヒナ、お前の妹だが今度客に売ることにしたからしっかりとしつけておけよ。」


そういってこちらをにやにや見ている。


この主人は私の絶望した顔が見たいのだろう、ならばご要望に応えてやる。


私はこの世の終わりのような顔をして、声を絞り出す。


「どうか私をかわりにしてはいただけませんか。」


見たかったものが見れて満足そうに笑う。


「お前のような年増は受け入れられないだろう。諦めるのだな。」


「そんな・・・・・・。」


俯いて体を震わせる、オブリンには悲しくて震えているように映るだろうが私はまだ16歳だ。


この私に年増というこの変態主人に怒りがわいてくる。


「年増に用はない。早く妹のしつけに迎え。」


オブリンのもとを出て妹のところへと向かう。


妹に売られることが決まったということを告げると絶望して泣いていた。


お姉ちゃんが必ず何とかすると説得する。


さらにオブリンに近づいて情報を得ようとする。


しかし私が焦れているのを楽しむかのように教えようとしない。


私はだんだんと焦りを覚えてきた。


このままだとレナが売られてしまう。


そしてついに判明した、オブリンはメイドのしつけをしていて、その時の子が痛みに耐えれずに失禁した。


それに喜んだオブリンは私に「妹は2日後に連れていくといった。」


私は必死にせめて最後だけでも見送りたいといってみた。


その時のオブリンは本当に機嫌が良かったのだろう、あっさりと許可をもらえた。


私は念入りに準備をして妹と打ち合わせをした。


そしてついにその日がやってきた。


オブリンは冒険者にレナを預けた、私はその後ろからついて行くことにした。


この冒険者は毎回客のもとへ商品を届けているから油断している。


私は妹にとある路地の付近にきたらトイレをしたくなったと言うように言っておいた。


「すいません。わたし緊張してしまってトイレに行きたくなってしまいました。」


「今から客に渡すのに漏らされたらたまらねえ。おいお前そこの路地でさせてこい。」


そう言って冒険者が私にそういう。


私はうなづいて妹を路地へと連れて入る。


ここまでは順調に進んでいる。


怪しまれないように妹をかがませ本当にパンツを下ろさせる。


そして妹が用を足している間に縄を切る。


「まだなのか。」と冒険者がせかしてくるが「もう少し待ってほしいです。」と妹が答える。


私は少し焦っていて縄が切れると同時に妹のパンツを上げて走らせる。


「お姉ちゃん私まだ途中だったからおしっこでぬれちゃったよ。」


っていいながら走る。


私たちが逃げることに気づいた冒険者が追いかけてくる。


表通りに出ることができたが私たちを助けてくれる人はいないだろう。


だんだん冒険者と距離が近づいてくる。


私は妹を走らせ覚悟を決めて冒険者にぶつかっていく。


妹が人ごみの中へ入っていくのが見えて安心した。


捕まった私は冒険者の上司のところへと連れていかれた。


そいつはわたしを四つん這いにさせるとパンツを脱がせ太い棒でたたいてきた。


あまりの痛みに私は泣き叫び意識を失った。


気がついたら私は首輪を付けられて引きずられていた。


そして表通りのいたるところで四つん這いで棒で叩かれて意識がなくなる。


もうどこが痛いかもわからなくなってきて、叫ぶ声も出ず引きずられていった。


そして次に気づいたら、知らない男性に抱えられていた。


咄嗟に警戒してしまったけど、どこも痛くないことに気づいた。


どうやら助けてくれたみたいなのでお礼をいうと大したことをしてないという。


そうしたら私はその人に抱きかかえられた。


その男性の顔が少し緩んでいるから気づいたけど私のメイド服はボロボロになっていていろいろ出てしまっている。


もしかして私はどこかに連れていかれて犯されるのかしら。


そう思ったので妹を探しに行きたいと言ったら妹も探してくれるという。


この人もあいつらと同種の人間かと警戒してしまう。


表通りに連れていかれると褐色の肌色をした綺麗な女の人がやってきた。


その人がミナトというその男性と話しているのを見て少し安心した。


仲良さそうな雰囲気が感じ取れたから。


そこからは怒涛の展開でした。


何故かお城に連れていかれて、メイドさんに預けられてお風呂に入ったら妹のレナが同じくそこにつかっていた。


妹がいて安心して2人で抱き合って泣いた。


お風呂から出ると着替えさせられ、部屋に連れていかれた。


そこには美人でスタイルのいいメイドさんと女の人が待っていた。


そしてミナトさんが部屋に入ってきてここまでのことを話しました。


読んでくださってありがとうございます。


よければブックマーク、評価をお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ