ミレイヌと買い物にいく
44話
あれから2人と夕暮れ時の花壇を一緒に眺めて、雰囲気でもう一度キスをしてしまった。
それから帰ってきて夕食の準備をしていたら、料理長がやってきて彼女と仲直りしてきたことを報告してきたので良かったですねって言って南蛮サンドをプレゼントしておいた。
それをどこで見ていたのかメリッサさんに私も欲しいといわれたが、もうなかったのでまた今度ちゃんとごちそうすることを約束させられてしまった。
その後は風呂に入り部屋に戻ると、レインとミレイヌが待っていました。
「お帰りなさいませ。ミナト様。」
「ミナトさん。待ってましたよ。」
「今日はレインとミレイヌなんだな。」
レインは一昨日も来たけど相変わらずいいスタイルをしている。
ミレイヌはネグリジェ姿をしているのは初めて見るが・・・・・・。
サイズがあきらかにあっていない。
胸は半分以上出ているし、その胸のせいで下の下着も見えてしまっている。
少しどころかおおいに目に毒である。
「ミナトさん、そんなに見られると恥ずかしいんですけど。」
「ごめんつい。ところで何でそんなにサイズあってないのを着ているの?」
「これはそのリーナ様に貸していただいたんですけど、やっぱりサイズがあってないですよね。いつもの寝間着だとミナトさんが嬉しくないかと思ったんで。」
「別にいつものでいいと思うけど。ちょっとその恰好は刺激が強すぎるかな。明日一緒に買い物に行こうか。ちゃんとサイズの合ったものを買おう。レインも一緒に行こうか。この機会にいろいろ買い足すといいよ。」
「いいの。わたしお金あんまり持ってないんだけど。」
「わたしもいいんですか。」
「いいよ。全部出すから自分に合うものを持ってる方がいいだろ。」
「「嬉しいです。」」
喜んでもらえるなら何よりだが、そんな恰好で頻繫にこられたら俺の精神に悪すぎる。
ミレイヌは胸が大きすぎるから全部オーダーメイドにしてもらうしかないかな。
普段の服なんかは属性付与して目立たないようになっているけど、下着とかもサイズが合っている方が過ごしやすいだろうし。
「じゃあもう寝ようか。」
そう言って布団に入ると右にミレイヌが左にレインが入ってきた。
そのまま両側から真ん中によって来るんだがミレイヌの圧が凄かった。
「ミナト様。おやすみなさい。」
「ミナトさん、おやすみなさい。」
「2りともおやすみ。」
そう言って目をつむるがやはり寝付けなかった。
『仕方ないわね。ティピちゃんにまかせなさい。』
今日もティピのお世話になるのだった。
その夜は珍しく夢を見た、大きなシュークリームを作って食べる夢だった。
夢の中で完成したシュークリームにかじりついたら、中からクリームがあふれてきて食べても食べてもなくならないのでだんだん苦しくなってきたところで
「ああん。ミナトさん、そんなに胸を強く吸っちゃだめですぅ。」
というミレイヌの声で目が覚めた。
眼を開けたが視界は真っ暗で何も見えないが、口の中にほんのり甘い液体と少し硬い突起があるのが分かった。
そして気づいた、目の前が真っ暗なのは上からミレイヌが覆いかぶさっているからだ。
とういうことは口の中にあるのはミレイヌのミルクということになる。
そのまま飲み込んでミレイヌを押し上げようとすると手が柔らかいものに沈み込んでいく。
「ああん。ダメですよむにゃむにゃ。」
夢を見ているのか寝ぼけたミレイヌの声がした。
そのまま少し押し上げてミレイヌを横にどかすとネグリジェがはだけて胸が見えている。
ずっと見ていたいがそんなわけにも行かないので、脳裏に保存して上から布団をかけてあげる。
レインもミレイヌも朝は弱いようでまだ眠っている。
起こさないようにそっとベットを出て、少し肌寒さを感じながら着替えて厨房へと向かう。
この時間に起きている人はほとんどいないので歩くと自分の僅かな足音だけが聞こえる。
厨房のひんやりとした空気が冬が近づいていることを感じさせた。
こういう日はあったかいスープがあると嬉しいのでパンを焼いている間に、芋のスープを作ってみました。
そこにサラダとベーコンエッグとソーセージを添えて出来上がり。
イベントリーにいれておく。
今日は珍しく厨房に誰も来ないなと思いながら食堂の方にむかう。
しばらくして料理長が走ってきた。
「やっちまったあ。寝坊だ急がないと。」
やっぱり遅れてたのね、でも大丈夫まだだれも来てないから。
まだみんなが来るまでは時間がありそうなのでお茶でも飲みながらでゆっくりすることにした。
厨房の方からパンの焼ける匂いが漂ってきたころみんながやってきた。
それぞれにスープとプレートを配る間にカティアがお茶を入れてくれる。
「「「「「「「いただきます。」」」」」」」
みんなで朝食を食べていると、メリッサさんがやってきた。
「ミナト君、私の分も用意してくれないかい。」
「メリッサさん、今日はやけに遅起きですね。」
「明後日が学園の終業式だからな。私も休みに入るために頑張らないとね。」
「それはお疲れ様です。どうぞメリッサさんの分です。」
「いただきます。」
そう言って食べ始めるメリッサさん。
「いやあ、寝不足の朝にこのスープはしみるねぇ。」
どうやら最近の夜はこの宿のオーナー室で仕事をしているみたいだ。
朝食も終わってレインとミレイヌを連れて出かけることにした。
本日の目的地はあまり行きたくはないけど、ヒカリさんのお店キャリーズだ。
お店に行くと従業員の子が「いらっしゃいませ。」と迎えてくれた。
ヒカリさんがいるか聞くと店の奥にいるので呼んできてくれると言って去っていった。
「ミレイヌは全部オーダーしないと厳しいと思うけど、レインはどうする。」
「私は少し店内商品を見てみますね。」
「わかった。じゃあなにかあったら呼んでくれていいからね。」
レインは店の奥の方に行ってしまった。
「ここの店長って女性かな?」とミレイヌが聞いてくるので返答に困りながら
「なんといったらいいかわからないけど、見た目は男、中身は女性?な人かな。」
「ミナト以外の男の人に見られるのは嫌かなぁ。」
「それじゃあ女性従業員もいるしそっちにお願いしようか。」
そんなことを話していると
「あらん、ミナトちゃんじゃなあい。あたしに会いたくなってきてくれたのかしらん。」
・・・・・・。早くも逃げ出したくなってきてしまった。
「ええとですね、ちょっとお願いがあるんです。」
「あらん残念だわ。」
「実は店長の腕を見込んでこの子の下着とかいろいろオーダーメイドでお願いしたくて。」
そう言ってミレイヌを紹介する。
「見た感じ普通そうだけどん、事情があるのかしらん。」
「見た目では分からないと思うんですけど脱いだらすごいんですよ。」
「脱いだらすごいなんて、あたしも負けてないわよぉーん。」
「そんなことで張り合わないでくださいよ。」
「ええー、せっかくの機会なのにん冷たいわぁ。」と言いながら指でこちらの肌をなぞってくる。
ヤバい鳥肌がたってきた、本当に逃げたくなってきたぞ。
ミレイヌは驚きすぎて半分死んだような目をしている。
いきなりはインパクトが強すぎたかもしれない。
「まぁいいわん。奥で採寸してからになるからどうぞん。」
そう言って奥へと引っ張って行かれた。
カウンターのある所まで連れてこられて、硬直しているミレイヌだけ連れて奥の部屋へと入っていった。
奥から「きゃあああ」とか聞こえてくるが聞こえないふりして椅子に腰かけてしばし待つ。
店長が出てきた。
「ミナトちゃあん、あの子はミルク村の子ねぇ。」と言って睨んできた。
「あの子をどうしたのかしらん。もし誘拐とかだったらあたし、ミナトちゃんを殺さないといけないわねん。」
すごい圧の殺気が向けられる。
「そんなわけないでしょう。きちんとあの子のお母さんから託されて一緒にいるんですよ。」
すると殺気がスッと消えて
「あたしの殺気のなかでも答えられるんだからやましいことはなさそうねん。ごめんなさいねん。あの村には男は入れないはずだから疑っちゃったわん。」
「勘弁して下さい。毎回めちゃくちゃ怖いですよ。たまたま結界が弱ってたので入れたみたいです。だからちゃんと結界も修復しておきました。」
「そうなのん。あたしいろいろわかっちゃたわん。お詫びにあの子のものは任せて頂戴。すぐに用意するわねん。」
そう言って奥の部屋からは物凄い音が聞こえてきた。
ヒカリさんはわずかな時間でミレイヌの必要なものを作り上げてくれたのだった。
レインとミレイヌの選んだ商品の代金を支払ってキャリーズを出てから
「何か他にも必要なものはないか?」
「私はもう十分です。」
「わたしも大丈夫です。」
買い物が終わってしまってこれからどうしようかと思っていたら
「只今西側の広場にてバザーを開催しています。」
と触れ回っているお姉さんがいた。
「バザーかちょっと行ってみようか。」
「行ってみたいです。」
ということで西側の広場を目指して進んで行くと大きくバザー会場と書かれた看板が見えた。
中は大勢の人でにぎわっていた。
特に目新しいものはないがこういう催しは見てるだけでも楽しいものだ。
多くは中古衣服を売っているところが多い。
「ミナトさん、あそこ見てみましょう。」
そういってミレイヌが連れてきた場所では武器を置いていた。
鑑定してみたがほとんどが鉄製の武器で質も悪いものが多い。
ミレイヌはグローブみたいなのを見ているようだ。
適当にあさっていたら刀が出てきた。
鑑定してみたがかなりいいもののようだったので購入してみたが安かった。
ミレイヌは合うものがなかったようだ。
レインは弓を見ていたが微妙そうな顔をしていた。
「なかなかいいものはありませんね。」
「まあ本職の武器屋じゃないから仕方ないよね。」
「私はくまさんのグローブを買おうか迷ったんですけど、可愛らしさが微妙だったんでやめておきました。」
ミレイヌは武器に実用性以外を求めているのかな。
一通り見て回ったらお昼を過ぎてしまっていた。
「ミナトさん、わたしお腹すいちゃいました。」
「場所を移動してご飯にしようか。どこかにいい場所があればいいんだけど。」
広場を出てさらに西の方へと進んでみる。
しばらく行ったら人気のない小さな公園に出たのでそこで遅めのお昼をとることにした。
ベンチとかもないのでシートを敷いて、おにぎりとコッコの唐揚げを出して3人で食べた。
食後のお茶を飲んでゆっくりしていると
「ミナト様、よかったら膝枕しましょうか。」
とレインが言ってくれたのでせっかくなのでしてもらうことにした。
しばしレインの太ももの感触楽しんでいると
「ミナトさん、私達お願いがあるんですけどいいですか。」
「別にいいよ。」と答えたら、2人で息を合わせて
「「私たちも正式に婚約者にしてください。」」
って返って来たので驚いてしまった。
「ダメですか。」
「駄目じゃないけど、ホントにいいの?」
「ミナトさんがいいんです。私はもう村には帰るつもりはありませんし、かといってほかの男の人も嫌なんです。」
「わ、わたしもミナト様がいいです。それにミナト様は私を拒否されませんでしたから、約束通りお願いします。」
ここまで言われて断ることなんてできやしないし、2人にはリーナとの話はしているから全て納得しているのだろう。
レインの足から頭をあげようとしたら「そのままでいいです。」と頭を押さえられてしまった。
「2人ともよろしくお願いします。」
そう言ったら2人からキスをされました。
これで周りの女の子はみんな正式に婚約者になりました。(ユカとチヨちゃんはまだ成人してないので除く)
読んでくださってありがとうございます。
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