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領地を広げる10

103話



翌日から再び東に向かって森を進んでいく。


虫エリアは終わってハイオークやダイアウルフといったモンスターがあらわれるようになった。


それを見た瞬間全員がホッとしたような表情をしている。


おかげで登場するモンスターはひどい目に合っている。


運が悪かったとしか言いようがない。


進行スピードが上がっているのはありがたいからこのまま進んでいきたいものだ。


途中からオーガが複数であらわれて少し苦戦してしまう。


それでも日が暮れるまで進んで小屋で休息をとる。


次の日は中ボスエリアに入ることができた。


ボスはレッドオーガが3体待ち受けていたからミレイヌ、レイン、俺で1体ずつ相手にしてレインの弓で援護という形になる。


ミスリル棍でレッドオーガを殴り倒して、ミレイヌとアイリスの方を窺う。


ミレイヌはレッドオーガの攻撃を僅かな回避運動で避けては攻撃をしている。


アイリスはレッドオーガの武器を剣で上手く捌いて、その場から動けないようにしているからレインの放った矢がレッドオーガに突き刺さっていく。


特に援護しなくても危なげなく倒せてしまいそうだから見物することにした。


そのままレッドオーガが崩れ落ちるのを見守ってから3人を労って次に進む。


森の中を進むのは何だかんだで疲れるから、いい場所があれば小屋を出して早めに休息に入る。


今日の夕食はミノタウロスの肉を薄切りにして煮込んだ牛丼を作ってみた。


森の中を進み続けるからしっかり食べて英気を養ってほしい。


3人ともしっかりお代わりもしてくれたから作る方も作り甲斐があるってもんだ。


さて今日の風呂はどうしようかなって思っていたら3人がじゃんけん勝負を始めていた。


誰が勝っても構わないんだけど、とりあえず準備を進めよう。


脱衣所に入ってきたのはミレイヌだったから、勝ったのはミレイヌなのだろう。


お風呂で体を洗って湯船に浸かるけど、今日はいつもと逆にしてみた。


毎回俺の足の間にミレイヌが入るんだけど、逆にミレイヌのが先に入ってもらう。


そうすると背中にミレイヌの胸が当たって気持ちいい。


感触を楽しんでいたらミレイヌが抱きついてきてお腹に手をまわしてくる。


「ミナトさんは相変わらずエッチですね。」って耳元で囁く。


「ダメかな。」


「ミナトさんは旦那様だからいいですけど。こんなことしなくても直接触ってもいいんですよ。」


「偶には抱き着かれるのもいいかなって。」


「それならミナトさんが満足するまで抱き着いちゃいます。」


そう言って少し力を込めてギュって抱きしめてくる。


こういうのも嬉しいです。


結局長風呂になってしまったからのぼせかけてしまった。


寝るときはレインとアイリスが両脇を固めて眠りについた。


翌朝は焼きサンドイッチとコーンスープを4人でゆっくりと食してから出発することにしました。


流石に毎日せかせか行くのもしんどくなってきたのでしばらくはゆっくりといこうと思います。


まあボスを倒すだけでは終わらないからボスは2体くらいがいいところかな。


次のボスを倒したら戻って土地の開拓をして整地していかないと。


農地も作らないといけない。


やることはたくさんあるけど冬までに終わるだろうか心配になってきた。


さあゆっくり出来たから出発しようと小屋から出たら雨が降ってきたので行くのが嫌になってきた。


雨用装備で出発することにした。


こういう状況での森もいい経験になるだろうと思うけど3人とも苦戦している。


あっ、ミレイヌが転んだ、すぐにフォローに入ってモンスターを牽制すると、レインの矢が飛んできてすぐ横に突き刺さった。


どうやらレインも雨で手が滑ったようだ。


後ろを見ると申し訳なさそうな顔で謝ってくるけど、こういう天気の時は仕方ないから気にしないように。


モンスターを倒し終わるとミレイヌの傷をみてポーションを渡す。


ミレイヌがポーションを飲んでいる間は3人で警戒しておく。


ペースはあがらないけど進んでいくが視界が悪いから、マップスキルがなかったら迷ってしまうところだ。


スキルに感謝しながら慎重に進んでいく。


足元が悪いから転んだりしてみんなドロドロになっているのを見ていると、チュートリアルの時のサバイバルを思い出して懐かしさを感じる。


夕暮れの時間までモンスターを倒して進んだけどそこまで距離を稼げた感じはしない。


ただ疲労だけは倍くらいに感じるだろう。


良いところを見つけて小屋を出して中に入ったら、3人とも速攻で服を脱いで下着姿になっていた。


疲れ切っていたのかそのまま床に寝転んでしまったから服を回収して洗濯して干してしまう。


自分の分も手早く洗って干していく。


洗濯を終えてもうつ伏せになっている3人のお尻が並んでいるのが素晴らしい光景だ。


つついてみても動かないからよほど疲れているのだろう。


疲れをとるために1人ずつ足をマッサージしてあげることにした。


最初はミレイヌから足先から揉んでいって太ももにいくとビクビクしている。


そのままお尻までほぐしたらアイリスに移っていく。


アイリスもかなり疲れがたまっているみたいだ。


足先からふくらはぎにくるまでにかなり張っていたから念入りにほぐして上へと向かっていく。


アイリスが気持ちよさそうな声をあげるからいかがわしいことをしているみたいになってしまう。


まあお尻を揉んでいるんで絵面は間違っていないかも。


最後はレインの足先からほぐしていく。


足首を押したら痛そうにしていたので痛めていたのに黙っていたようだ。


今度からすぐに言うように注意してからふくらはぎをほぐして、太もも、お尻と上がっていく。


3人ともほぐし終わったら夕食を食べてゆっくりと過ごしたのだった。


読んでくださってありがとうございます。


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