8話 砂漠のカラクリ
依頼主
「待ってください
私達の話を聞いてください
私達はこの無限の砂漠で生きています
そこでイルが現れました
だからイルが砂漠の生態を脅かしました」
ラウド
「なるほどな
それで砂漠は無限と化したのか
今までは潮干狩りのように砂漠が引いていたんだな」
依頼主
「そうなんです
期間メイズでこの砂漠は成り立っています
しかしそれがイルによって怨念で塞がれて期間メイズは無くなったのです」
真空サーチをして察する
ラウド
「依頼者はクルを宿しているな」
ラウド
「生まれてから人間には肉体と違う目には見えない力があって
それがメイズとなったりするんだが
メイズ以外ではクルというものが存在する」
ラウド
「目に見えない個体値みたいなものがクルだ」
ラウド
「生涯グルが人間に力を貸してくれる事や話したり見えたりする事はあまりない
その理由は肉体を宿していないからだ
魂があってもそれが話してくれたりはしないだろ?
俺のような真空メイズ以外はな」
ラウド
「肉体に触れることが出来る感覚を
人間から当て続けられることで肉体に触れることのできる感覚を宿らせる
人間の身体は元々クルを拒むように出来ている」
ラウド
「つまりクルからの離脱があって
メイズが発動していくようなものだ」
ラウド
「クルは人間と糸のようなもので繋がっている
いつしかクルは糸が切れることがある
それがイルになったりメイズとして生誕したりするわけだ
分かったかい?依頼者」
依頼者をそのまま放置して砂漠の吹雪のある方へと進む
砂漠の吹雪でラウドは襲われるが、真空メイズで真空円を作り出して
その円によって砂漠の吹雪に触れられずに歩いていく
ラウド
「死んだ者から糸が切れるのはよくある事だ
期間メイズが無くなっていった理由はたった一つ
イルの増加 ただ一つだよ」
砂漠の中で臭いを真空サーチで察知すると
真空メイズで砂漠の層を切り裂いていく
その中には死体が詰まっていた
ラウド
「最初に一人
砂漠に埋まってしまい死亡した
そしてクルからイルへと変貌してしまった
成仏の出来ない魂となったクルがイルになったのだ」
ラウド
「そしてまた一人と増えていったことが原因で
この期間メイズの役割が途絶えたのだ」
ラウド
「死んでいった者達にはすまないが
ここで消えてもらう」
真空メイズによって死体を総粉砕した
ラウド
「不運な運命が待ち構えていたんだな
それは依頼者らではなくて、死体の山こそが不運な運命なのだよ
さて、イルの残りを探り当てようか」
成仏していく前の死体からのクルに対しての夢を読み取った
壮大な夢の魂の存在する場所が浮かぶ
ラウド
「探索された場所はここだな
夢の続きはこの井戸の中だ
砂漠の中に潜んだオアシス
そこから無数の声が続くな」
そしてラウドはそのまま真空メイズと一体化して
井戸へと落ちる
その井戸は異次元になっていき
見る見るうちに形が変わる