1/1
いつかのはなし
〜いつかのはなし〜
「まるってさ、どこから見てもまるだよね。」
君が不意に言った。
「そうだね。急にどうしたの?」
僕はいつものように返した。
君は泣いた。
まるで空から落ちてくる雨粒のように。
君は、肩を揺らして泣いた。
「どうしたの、?」
「まるってさ、変われないんだよ」
僕はこの言葉の意味がわからなかった。
はじめまして。笹の木です。
読んでくださりありがとうございます。
少しずつ続きを書いていこうと思いますので
よろしくお願いします!