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C-REX

作者: 花守 一華

 その捕食者は、現代に溶け込み多くの人間を喰らう。憧れを抱き、過去を思い出し、あるいは自信を失くし、わたしたちが心に闇を落としたとき、ヤツラは現れる。一度灯された黒い炎は心を貪り尽くすまで消えない。

 しかしヤツラは必ずしも悪ではない。なぜならきみにもわたしにも、ほらそこに居る。

 あるときには心を蝕み、またあるときは絶大なエネルギーを産み出す。バカとこいつは使いようだ、うまく使ってくれよな。C-REX(コンプ・レックス)

だじゃれでした。

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