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第三章終了時点でのキャラクター紹介

※キャラクター紹介です。本筋とは関係ありません。

※第三章までのネタバレを含みます。

ルージュ

 ある日突然勇者兼魔王に就任してしまった、鮮やかな赤髪が特徴的な酒場生まれの町娘。

 勇者と魔王のいいとこ取りをして一夜にして世界最強になったが、手加減がド下手で魔法の才能もない。なんとか覚えた転移魔法と音楽を聴かせる魔法だけを頼りに、きほん物理でもめ事を解決していく。

 性格は自由奔放。特に自分の性癖が絡むとナナメ上方向に突っ走る悪癖があり、行動がまるで読めないと聖王国識者の間では専らの評判である。

 目下の目的はやっぱり魔界観光。王都で色々と足止めを受けてしまったが、ようやく旅立てそうな気配に心が浮き足立っている。

 王城勤めの侍女らからとても慕われている。

 音楽の力を何より信じている。

 腐っている。

 きほん男性×男性がジャスティスだなと思っていたが、エミルやペルヴと出会ったことで、年下の少年に慕われたり、めちゃくちゃに構いたおすのもイイなと順調に新たな扉を開きまくっている。


女神トーラ

 この世に現存する唯一の神にして人界の守り手。

 人界に住む人間を守るため、魔王に対抗するために勇者を選抜し、加護を与える力を持つ。

 人界のあらゆる場所を見通し、隠された人の心を見抜く力を持っている。本来は人のために使われる力だが、第三章ではメッセンジャー代わりに利用されたり偵察衛星の真似事をさせられたりと順調に私物化が進んでいる。

 また人の心を見抜く力も万能ではないようで、ルージュに嗜好に沿った従者を宛てがおうとして失敗するなど、人間味を感じさせる一面もあった。

 魔界なんて滅びればいいと思っている。

 金の亡者。


魔王バロール

 勇者と人界に強い怒りと恨みを持つ歴代魔王たちの魂の集合体。前代魔王バロールの意識を最も強く継承している。

 魔狼族の出身で、三つの首を持つ魔狼に変身できる。またその正体は、ルージュとそれほど変わらない背丈の成長期の少年であった。

 人界なんて滅びればいいと思っているし、人間は一人残らず惨殺してやりたいほど大嫌いだが、ルージュが行動でその存在を示した「滅ぼし合わない道」について、密かに考えを続けている。

 目的はルージュを魔王の道に導くことで、魔界を知りたがっているルージュのためになら一切の協力を惜しまない。

 第三章では友であったエミルと再会し、その無事を喜んだ。しかしルージュがエミルを従者にするといい、振り回される様子を見てハラハラする毎日を送っている。

 苦労人。


アグニ

 輝く金髪に紅蓮の瞳を持つ人族の男性。

 ゴードグレイス聖王国に仕える近衛騎士であり、『騎乗』スキルと爆炎系魔法を使いこなす天性の騎兵にして魔法剣士。

 町娘としての弱さと勇者としての強さを併せ持つルージュに惹かれ、時には守り、時には頼る独特の信頼関係を構築した。

 勇者ルージュを王都ディアカレスへと送り届けることが彼の任務だったが、紆余曲折を経て、このままルージュの従者として二度目の魔王討伐を決意する。

 新たにルージュの従者となったエミルについては当初いい感情を持てないでいたが、『騎乗』スキルを通じて魔族は必ずしも生まれついての悪ではないと知り、その内面を認めたことで仲間として受け入れた。だが、どちらかと言うと「オレの竜」と考えている節がある。

 パレード以降、人類史上初となる『竜騎士』の称号を賜る。

 作中では語られていないが、ルージュをきちんと夜市にも連れて行った。


エミル・エアーリア

 緑竜族出身の、碧髪碧眼が特徴的な魔族の少年。

 得意属性は風。元々風の扱いに長ける者を多く輩出する緑竜族の中で、魔法使いとして若くして頭角を露わにした異才の持ち主。

 種族特徴として緑竜へと変身することもでき、その畏怖すべき巨大な勇姿と強靭な爪と鱗、そして天候さえも操る精緻極まりない魔法を使いこなすことから、人界の連合軍からは『風と嵐の支配者』として忌み恐れられていた。

 バロールの死をきっかけにオムアン湖湖上に落ち延びるエミルだったが、ある日突然現れたちゃらんぽらんな勇者兼魔王に首輪を付けられ、気付けば勇者に屈服させられ下ったことになっており、今では一人の英雄の騎竜として王都の人々から認知されるまでになっていた。

 本来の力だけでもSランク冒険者と互角に渡り合う実力を見せたが、ルージュのせいで図らずもチート級の防御性能を得て、女神、魔王両名から「ルージュに次いで世界最硬」というお墨付きを貰い、めでたく人外レベルの仲間入りを果たした。

 ルージュのパーティ内では魔王に次ぐ常識人ポジであり、貴重なツッコミ担当として機能する。後述する変態どものせいで「人界=変態が多い」「魔界=常識人が多い」という誤解を生み出す一因となっているが、本当に誤解なのかどうかは神のみぞ知るところである。

 バロールが魔王となる以前から面識があったため、バロールとは王と配下というよりは親しい友人同士という間柄。

 友人としてバロールが好き。人間の中ではアグニが一番好き。女神は死ねばいいと思っている。

 アグニに『騎乗』されると性格が変わり、体育会系になる。

 本作のヒロイン枠(?)。

 第三章における被害者その1。


デルタ

 リエリアの町でアグニに見初められたアグニの馬。動物に近寄れず、馬どころか馬車にも乗れなかったルージュを王都まで無事に送り届けた。

 長旅の無理が祟って感冒を患うも、デルタ自身の意識の高さもあり無事に回復。今では近衞騎士隊保有の騎馬の一頭として華々しい日々を送っている。

 アグニに『騎乗』されていた期間が長かったせいか、第三章終了時点でも意識の高さが抜けていない。

 エミルという足が新たに登場したことで、恐らく出番はもうない。


ジィド

 見事に剃り上げられた禿頭と山賊じみた風貌が特徴の、聖王国軍国土警備隊に所属する兵士。階級は兵長。

 体格と風貌故に年上に見られやすいが、実はアグニとは同期で友人同士。アグニも一目置くほどの槍術の腕前だが、魔法の才能がなかったために、順調に出世と栄転を繰り返すアグニに置いていかれる形になった。

 ルージュの知らないアグニの過去を、色々と知っているようだ。

 荒っぽい気質だが、部下からは慕われる人柄。山賊似の外見をいじられては鉄拳制裁するのがお約束。

 上記の流れで私服選びにも山賊っぽさを取り入れたところ、密かにツボってマイブーム化した。


アナスタシア

 王都近郊で修練を積んでいた騎士志望の女戦士。

 慢心からパーティメンバーとはぐれ、オークの集団に囲まれてくっころしていたところを偶然居合わせたハーヴェストに救われる。

 この胸キュン不可避のイベントの末に、アナスタシアは専属護衛としてハーヴェストの行商についていき、数多の艱難辛苦を乗り越えて大団円のハッピーエンドを迎えるのだが、それはまた別のお話である。


ハーヴェスト

 王都近郊で商いをしている行商人の青年。

 ルージュの王都到着の瞬間に東門に居合わせていたせいで馬車が大暴走するという不運に見舞われたが、それはその後に続く数多のサクセスストーリーへと繋がる第一歩だった。

 馬車の暴走超特急によってオークの集団を跳ね飛ばした結果、馬と彼自身に膨大な経験値が入って戦う行商人にランクアップ。その後なんやかんやでアナスタシアともいい仲になり、数多の艱難辛苦を乗り越えて大団円のハッピーエンドを迎えるのだが、それはまた別のお話である。

 なお、あまりに影が薄過ぎて筆者の名前を忘れられた結果、ペルヴの侍女少年と微妙に名前が被ってしまった。


ギリエイム・ゼーイール・ゴードグレイス

 トーラ神聖教会の総本山を抱える王都ディアカレスを含む大国、ゴードグレイス聖王国第46代国王。

 王たる気質と寛容に似た豪胆さを併せ持ち、また歴々の王と同様にトーラ神聖教会の敬虔なる教徒。

 王族の血に継承され続ける特殊スキル『送還』を使うことができ、国王自身が過去に訪れたことのある場所へ自身以外の人物を送り届けることができる他、水属性魔法に高い適正を持つ魔法使いでもある。

 立派な国王であるが故に、行動の読めないルージュの奔放さに頭を悩ませている。


エイクエス・ハウファード

 ギリエイムを隣で支える、ゴードグレイス聖王国の若き宰相。

 ギリエイムとは幼い時分からの腐れ縁。

 ギリエイムに並び有能な人物なのだが、それ故に頭の硬いところがあり、女神の啓示を鵜呑みにした結果『BL宰相』と影で揶揄されるようになってしまった。

 ノンケであり、ちゃんと妻子もいる。


アイラ

 ギリエイム付きの侍女。突然光り輝いてギリエイムらを困惑させたが、やっぱりルージュのせいだった。


ダグルス・レイライン

 レイライン辺境伯領を収めるレイライン家の当主。

 馬にトラウマを抱えていたが、勇者へのトラウマを上書きすることで恐怖心を克服。趣味の乗馬を再び楽しめるようになった。

 歳のせいか最近膀胱がゆるくなった。


オースティン・ソリッド

 レイライン家の執事。

 痩せっぽちの老人に見えるが、かつて《巌のような(ソリッド)》と呼ばれた元Bランク冒険者。いざというときのダグルスの護衛を兼ねていたのだが、静かに怒るルージュを前に「あ、これは無理だわ」と悟りを開いた。

 その上でしっかり唯一の生存ルートを主人に選ばせたあたりは有能な人物である。


エドモンド

 かつてルージュに自宅の壁を粉砕された、ルージュの故郷エイピアの町を収める小領主。

 ルージュのことは勇者というより知人の娘として見ており、胃を痛めつつもルージュを正面から叱ることのできる数少ない人物。

 王都に到着したというルージュの噂はまだエイピアの町には届いていないが、届いたその日がエドモンドの命日になるかもしれない。心臓発作かなにかで。


エミリー

 エドモンドの妻。二児の母。

 気が強く、小領主のエドモンドをきっちりと尻に敷いているが本人はいたってラブラブなつもりである。


オットー

 おんぼろ温泉宿『オールドウッド』の主人であり、一流の変態。

 色々あったがツーマとは無事に家庭を再構築し、人生の勝ち組として幸せな日々を送っている。

 露出が趣味。


ツーマ

 おんぼろ温泉宿『オールドウッド』の女将。

 オットーを受け入れたことで変態に対する理解力が向上し、ハンパない包容力を擁するあらあらうふふ系人妻へと大進化を果たした。

 ある意味本作のヒロインと呼べなくもないかもしれない。


ジャスパー・クリスノート

 貴族風のイケメン冒険者。

 《透き通る音(クリスノート)》の名を冠するゴードグレイス聖王国唯一のSランク冒険者であり、対魔物、特に一対一においては人類最高戦力と謡われるほどの実力者だったが、ルージュとエミルの前では完全なるかませ犬となった。

 一応アグニよりは強いという設定なのだが、ジャスパーの恐ろしさを描き切れていたか不安が拭えない。

 第三章における被害者その2。


ペルヴ・ジエン

 エミルの里親に名乗りを上げた変態その1。

 体重260kgを超える脂肪の塊のような男で、エミル曰く「貴族服を着たフウセンオオガエル」。

 精神的な拷問としか思えないような過去の性体験を赤裸々に語ることでエミルを苦しめたが、のちに変態は変態でも、気高い領主としての一面を持った見上げた変態であることが判明する。

 エミルの親となることをきっかけに勇者へのパイプを手にするが、本人に野心はないようだ。

 サディストを自称するものの超が付くほどの和姦好きで、実はどちらかというとMだったりする。


クラウス・インマグエス

 エミルの里親に名乗りを上げた変態その2。

 異常発達した筋肉の塊のような男で、歪んだ男性優位主義(マチスモ)の体現者。

 強い男になれない弱者に価値はないと考えており、非力な少年を虐げることは許されるべき権利であり義務であると本気で考えていた。

 サディストと人間のクズの違いを最後まで理解できなかった結果、レベル1にまで墜とされた挙句に陰茎を食いちぎられるという想像を絶する末期を迎えることになった。

 レベル1にするだけでも十分すぎる罰だったのでは? と思わなくはないが、それは言わないお約束である。

 男としても軍人としても再起不能になった後は、自邸に引きこもって静かな余生を過ごすこととなった。

 第三章における被害者その3。


ハーヴィ

 ペルヴ付きの侍従。もとはジエン侯爵領のとある農村出身の捨て子だった。

 両親、ひいては故郷の農村で栽培している紅茶に誇りを持っており、それを自分よりも素晴らしいものだと思い込むことで自分を捨てた両親を正当化して自分の心を守ろうとした。

 自分を拾ってくれたペルヴには愛情にも似た尊敬の念を抱いており、ペルヴのためなら基本的になんでもする。

 女装はペルヴの趣味。


リアン

 クラウス付きの侍従。

 クラウスから虐げられる日々を送ってきたせいで感情が希薄になっていたが、思わぬ復讐の機会を得て感情を取り戻した。

 勇者らの助力の甲斐あって憎きクラウスの陰茎を噛み千切ることに成功したが、実は初期プロットではその役割をエミルが担うと書いてあった。当時の筆者はいったい何を考えていたのか。後に「いや。流石にねーわ」と改稿したが、それなら食いちぎる部分も直せばよかったのではと思わなくもない今日この頃。

 女装はクラウスの趣味。

10/17修正:忘れられしくっころ騎士見習いと未来の大商人を追加しました。

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