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アルコール依存症から脱出する方法  作者: いしかわ もずく
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アルコール依存症者に対し、家族はどう対処すべきか

 アルコール、ほどよく飲める人にとっては良き嗜好品です。しかし飲酒に対してのコントロールを失った者にとっては命を落としかねない飲み物、死に至る前段階は文字通り『気狂い水』です。


 家族の中にアルコール依存症者がいれば、その家庭は地獄そのものでしょう。一緒に暮らしているお父さん、あるいはご主人、稀に主婦においてもアルコール依存症者は家庭を崩壊させる厄介者です。


 『酒瓶を隠す』『アルコールを捨ててしまう』


 この行動をとった場合、確固たるアルコール依存症者は激怒します。家中を探し回り、捨てられたとわかれば「買ってこい!」の命令口調。従わないとなにをされるか分かりません。


 怒号はご近所迷惑、恥さらし、きっとそう思い、『気狂い水』を買ってこなくてはいけない状況に陥ります。


 この時、ご家族はどう対処するべきか?


 答えは『見放す』『見限る』そして『見捨てる』が正解です。


 そう言われても、「こうなる以前の亭主は家族のために頑張って働いてくれていたから、私がいないと、もっと大変なことになってしまう。見放すなんてできないのです」


 ほとんどのご家族、特に奥様方の言い分です。


 アルコール依存症者を孤立させると更なる酒量増加に繋がります。その結果、ノタレ死ぬか自分から助けを求めるかのどちらかを選ばざるを得なくなります。


 その場しのぎでアルコールを与え続けた結果の突然死ですとご家族はきっとこう思い、後悔するはずです。


 ー 無理にでも辞めさせればよかった。死なせたのはアルコールを与え続けた自分の責任だ ー


 孤立させて酒量が増えた結果の突然死でもやはりご家族はほぼ同じ思いに陥ります。


 ー 見放した私のせいで死んでしまった。私さえ我慢をして(そば)にいてあげれば死なせずに済んだはず ー


 お分かりでしょうか? 結果は同じなのです。アルコール依存症者は死ぬ。家族は自責の念に陥る。残された道はただ1つのみ。 アルコール依存症者である自分から助けを求めて、断酒を決意し、回復への道を歩き出すしかないのです。


 この文章をタイピング(書いているでもいいです)している“いしかわもずく“は4年間で7回もアルコール専門病棟への入退院を繰り返して今に至ります。


 自分自身ではアルコールに呑まれていると気が付いていなかった私に対してて当時の妻は子を伴い、ある日、突然消え去りました。


 捨てられて孤立したことで孤独感は増幅し、夜な夜なネオンの灯されたドアを開けては明け方まで飲んだくれるようになっていきます。


 酒場の住人たちはアルコール依存症者にとても優しいのです。なにしろ飲み屋の経営者にとっては安定した収入源です。しかし私自身は連続飲酒の結果、職を失い、経済的破滅に陥りました。


 妻が消えた時、我が子はまだ2歳になっていません。

 私以外の家族を連れて消えてくれたおかげで我が子は父親の酒浸りの日々を記憶していません。


 アルコール依存症者が自分から限界を悟って助けを求めてきたとしても繰り返し、同じ沼に落ちていきます。アルコールの蟻地獄と言ってもいいでしょう。自分から沼、もしくは蟻地獄に落ちていったのなら這い上がる方法も自分で知っていることになります。


 アルコールを絶てばいいのです。


 このアルコールの沼、もしくはアルコールの蟻地獄から這い上がる方法は後日、記載致します。


 アルコールの沼や蟻地獄に何年も居続ける事は出来ません。金銭が枯渇するからです。


 生活保護を認められても、アルコールが原因での近所迷惑は行政に通報され、生活費は打ち切られます。生活保護費を失ったアルコール依存症者の居場所はどこにあるのか?


 見てみたければご案内致します。


 私は毎週、木曜日にその場所に通っています。医療従事者として・・・

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