迷ってしまった
迷ってしまった。
『私は今迷っている』
彼女は冒険家の女性だ
彼女の名前は里島 清子
『私は今日、ここらで一番有名な心霊スポットである廃病院にきている。)
その病院の広さは市内で一番だ
なぜ彼女がこんな所にいるかと言うと
先日
友人Aが彼女の家を訪れた、その時に友人Aは、あの廃病院のどこかに財宝が眠っていると言う噂を彼女に伝えた
普通なら信じないでも彼女は冒険家だ
行ってしまった来てしまった、彼女は行かざるを得なかった
そして今
彼女は後悔していた
『なんて不気味な所なの』
彼女は恐怖した
だが彼女は逃げずに立ち向かった
この行動が過去1番の過ちになるとも知らずに
『ん?なんだこれ』
入り口に入ってすぐに彼女は違和感を覚えた
なぜなら床一面が真っ赤に染まっていたからだ
これには流石の彼女も腰を抜かした
『ここはダメだか、帰ろう』
彼女が来た道を戻ろうと後ろを振り向いた時、彼女は恐怖した
『い、入り口がな、無い』
そう、入り口が消えていたのだ
『ど、どうしよう』
彼女は1人うずくまりそして、しばらくしてから気持ちを切り替えて進むことにした。
『進めば進むほど道がややこしくわからなくなってきた』
彼女は窓を割ろうと近くにあった椅子で叩いた
『何で割れないの』
なぜだかその窓は何度叩いてもびくともしなかった。
仕方なく彼女は足を進めた
『もう一時間は経っただろうか出口らしいものもないどうしよう。』
彼女が諦めかけたその時、出口らしき扉を見つけた。
『やったー、やっと出られる。』
扉の先には数十人の死体とその死体の上に斧を持った屈強な男がいた。
彼女は理解した、自分もあの死体の中に入るのだろうと。
彼女は焦って逃げた
つもりだった
彼女は腰が抜けてその場から一歩も動いていなかった。
『きゃー』
彼女はそう叫んで意識が消えた
目が覚めたら彼女は自分の家の中で倒れていた
あとあと聞いた話によるとあの廃病院に宝があるなんて噂はなかった
『今考えてみれば友人Aの顔や声など何も思い出せない、他の友人に聞いてもそんな人はいなかった』
さて、友人Aは一体だれだったのか。
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