貴祥14歳 桃月
馨と綾が退席するのを待っていたかのように父と南条・晄が入って来た。
「晄から話は聞いたが、お前たちから見て馨はどうだった?」
父の問いに樹様が一番に答えた。
「私は玲のことを大切にしてくれると分かったのでそれで充分です。流石に結婚までの許可はまだ出せませんが」
「あいつ玲と結婚したいと言ったんですか!?」
晄はまだ認めたくないのかすぐに怒り始めるが、玲が望んでいるのだ結婚まで視野に入れて当然だろう。
「ずっと傍に居るという約束のためには結婚が手っ取り早いと思っているだけだ。まだ恋愛のかけらも見当たらない。僕から見たら対だと思うが馨にその認識が無いように思う」
「そうね。聞いていると玲様の対だと思うけど、本人は全く分かっていなかったわね」
「お前たちもそう思うのなら、なにか決め手があれば玲の許嫁にしよう。その時は俺が後見人となり署名しよう」
「待ってください。まだそこまで決めなくてもいいと思います」
「晄諦めなさい。お前も分かっているのだろう」
晄は悔しそうに俯く。
「南条馨の母方の親族の方も処理が終わっているか?馨が伝え忘れたようなのだが一筆欠かされて控えを持っているそうだ。高城が今馨から受け取りに行っている」
「父方の親族から馨のものになっていると聞いて確認しております。相手にもとりあえず口頭ですが近づかないように言っています。書面の控えがあるのでしたらその内容も見て、正式な書面して二度と近づかないように署名させておきましょう」
これで馨の親族関係は問題なく方が付くだろう。
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