表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/76

05:Student Council President

「それで志崎、生徒会の件考えてくれたか?」

「はい、まあやるくらいならいいかなって」

「そうか、助かるよ」

「で、さらにもう一個頼みがあるんだけど」

「なんですか?」

「生徒会長やって欲しいんだよね」

会長?俺が?

「なんで、俺が会長やるんですか」

「それがさ、今の会長なんでか知らないけど勝手に九州行っちゃったんだよ。その代わりかな?」

「嫌です」

「まあそう言うなよ」

「大体入学したての一年が会長って大丈夫なんですか?」

「多分」

多分ってなあ……

「とりあえず会長だけは嫌です」

「まあ前向きに考えておくれよ」

「無理です」

「時間取らせて悪かったな、この後のホームルームで色々決めるから」

なんて勝手な人なんだ


ホームルームにて

「今から生徒会役員の候補を決めるぞー」

みんな面倒くさそううな反応を見せている

「男子は志崎でもう決まってるが異論があるやついるか〜?」

みんなどうぞどうぞと言わんばかりの反応だった。

「ないな、じゃあ女子でやりたい人いるか〜?」

教師を見渡すととある女子がピンと手を上げていた。

「お、山下か。他にはいないか?」

山下さんか、真面目な感じが漂う黒髪の清楚系と言うやつだ。ただロングではなく、ショートだ。美しいと言うより可愛い感じだ。

「よし、じゃあこのクラスからは志崎と山下ということで、二人とも前に出てきて一言頼む」

え、なんで嫌だとか思ってると、山下さんは堂々と前へ出ていく。

「ほら志崎も前出てこい」

「よし、じゃあ志崎から」

俺からかよ

「えー、志崎海斗です。精一杯頑張ります。」

申し訳程度の拍手が鳴り響く。

「じゃあ次、山下」

「はい。山下(やました)みどりです。自分に厳しく真剣に取り組んでいきたいと思っています。」

「はい二人とも戻っていいぞ、あとこの後簡単な顔合わせあるからそれもよろしくね」

まじかよ、嫌だな……


あっという間に顔合わせの時間になってしまった。というか絶賛顔合わせ中である。

一応全員自己紹介を終え、役職決めになった。うちの学校の生徒会は二年生数名と一年生のみで構成される。だから会長は普通二年の誰かがやるのだが

「会長は志崎くんがやるって桐島先生が言ってたから志崎くんよろしくね」

なんだか断れる感じもしなかったので仕方なく

「は、はい」

承諾してしまった

一方、山下さんは副会長になった。

読んでいただきありがとうございます。

ブックマークや評価をして頂けるとモチベーションに繋がりますので、良ければお願いしますm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ