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「メイド・ルーシェ」シリーズ

メイド・ルーシェのノルトハーフェン公国騒乱記(完結:続・続編投稿中) ~天涯孤独な少女が拾われたのは、公爵家のお屋敷でした~

 ヘルデンと呼ばれる大陸の中央部に、その、強大で、老いた帝国はあった。

 タウゼント帝国。
 その歴史はあまりにも古く、正確な年数については誰も確かなことは言えないが、少なくとも千年もの間、ヘルデン大陸の中央部に確固とした存在としてあり続けてきた。

 そのタウゼント帝国の北方、冬になれば氷に閉ざされるフリーレン海のほとりに、被選帝侯の1つであるノルトハーフェン公爵家が治める小国、[ノルトハーフェン公国]はあった。

 タウゼント帝国の海からの玄関口であり、家名の由来ともなった天然の良港、ノルトハーフェンを中心として公爵家は栄え、帝国と共にその長い歴史を歩んできた。

 しかし、帝国の貴族たちの間で幾度もくりかえされて来た、血で血を洗うような陰惨な謀略は、ノルトハーフェン公国でも無縁ではなかった。
 先代の公爵が時の皇帝カール十一世が行った親征に従軍し、そして、戦死してしまったことをきっかけに、ノルトハーフェン公国で公爵位をめぐる策謀が動き出したのだ。

 新たな公爵として地位と領地を継承したのは若干14歳の少年に過ぎず、両親を失った少年公爵は何の後ろ盾も頼れる者もない。
 そして、その少年公爵から公爵位を簒奪しようとする謀略は、密かに、着実に進みつつあった。

 主人公である少女、ルーシェは、そんな公国の陰謀とはまったく関係のない、ノルトハーフェンの貧民街で生まれ育った貧しい少女だった。
 身寄りもなく、誰に知られることもなくひっそりと消えて行くはずだった少女は、しかし、運命のいたずらによって、少年公爵、エドゥアルド フォン ノルトハーフェンに仕えるメイドとなる。

 そしてその小さな出来事が、ノルトハーフェン公国の運命を大きく変え、そして、老いた帝国に新しい風を吹き込むこととなる。

〇作者他作品紹介
:オーク35歳(♂)、職業山賊、女勇者に負けて奴隷になりました
 小説家になろう様において、文芸(アクション)で月間1位になったこともある、本格的なファンタジー作品です。

:妹でもヤンデレでも幽霊でも、別にいいよね? お兄ちゃん?
 ヤンデレと化した妹幽霊、星凪(せな)に虎視眈々と狙われる主人公、丈士(たけし)の運命やいかに?

:イリス=オリヴィエ戦記
 レシプロ戦闘機を主役に置いた戦記作品になります。読み応え抜群の大長編です。
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
プロローグ
第0話:「寝物語」
2021/09/21 07:00
第1章:「見習いメイド・ルーシェ」
第2章:「少年公爵」
第27話:「給仕:1」
2021/10/17 19:00
第3章:「狩り」
第52話:「狩り:4」
2021/11/11 19:00
第53話:「細工:1」
2021/11/12 19:00
第4章:「包囲網」
第65話:「使者:2」
2021/11/24 19:00
第5章:「ヴィルヘルム」
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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