異世界物とVRゲームの違いって?
とある読み専の独り言です。
当方は作品を仕上げたことはありません。
(書いたこともないです。書こうとしたことはありますが、挫折しました。)
異世界転移(異世界転生)とVRゲームのジャンルについて思うことを書いてみました。
よろしくお願いいたします。
思ったことを唐突に書いてみます。
ランキング検索だけでなく、ジャンル検索して作品探して読む私のような人が他にもいると信じて・・・
なろうには様々な異世界物とVRゲーム物の小説がありますが、この2つのジャンルの境目がなんだかな?と思ったのがきっかけです。
もちろんこの2つは似ているだけで全然別物です。
まぁ、一番大きいのはログアウトがあるかないかなんですがね。
リアルパートとゲームパートが交互にきたりするのもVR物の特徴です。
反対に、異世界にいることが現実な異世界物ではその世界の住人となり冒険者になるなりスローライフするなりで話が進むため、場面転換もVRとは大きく異なってきます。
どちらも世界観を作り込んだりどんなイベントが起きるか考えたり楽しいジャンルです。
が、ここで疑問。
それは「スキル」の存在。
ゲームやってるとわかる「攻撃スキル」。
技名を叫ぶとその通りの動きをするというのがほとんどかなと思います。
私はこれに疑問が残る。
VRゲームなら開発が設定した攻撃スキルがあって、覚えたらすぐ使える(熟練度とかいろいろあるでしょうが)まだわかります。
が、異世界物だとこれが凄い違和感。
レベルあがって覚えたら使えるようになった!
・・・これ、現実だと無理ありません?
いうなれば、レベル(年齢と置き換えてみます)が上がって料理を覚えた!よし作れる!みたいな感覚です。
錬金術や農業漁業もスキル・・・これってゲームと何が違うの?と思ってしまうんですよね。
あとステータスオープン。これが異世界物がゲームにしか見えなくなってる一番の問題に思います。
魔法があるんだからステータス表くらい誰でも出せると言われたら納得しそうですが、そもそも魔法使えない人もいるんじゃ?
それも誰でも使えるスキルなの?じゃあスキルってなに?
と色々と考えてしまうわけです。
ゲームだとステータスチェックは重要です。
が、異世界はゲームと違うと思うんです。
異世界はあくまでも「その地球と異なる世界で生活している」のであって、「ゲームの世界で自分の体でゲームをする」ではないはずです。(ただし、ゲームの世界に転移した作品は別物。あれは異世界転移ではなくゲーム世界転移というまた違うジャンルの作品だと思っているので。)
なのに、異世界物の中身を見てみると、ゲームと変わらないようにしか見えない。現実パートがないだけみたいに感じてしまうんですよね。
現実にレベルなんてないですし、認定試験みたいに「ここまでできるから◯◯級」と判断する流れもなく「お、◯◯術がレベル上がった」だとますますゲームっぽい。
漫画で例えてしまって申し訳ないですが、漫画のバトル物の必殺技は急にレベルあがって身に付けたものではく、練習したり思い付いたりしてものにしていきますよね?
この必殺技を「攻撃スキル」だと思ってみてください。
違和感ありませんか?
異世界で生活している冒険者(現地住人)が、レベルあがってスキルとったら誰に教わるでもなく急に必殺技使えるってことです。悟空がいきなり◯めはめ波使えるようなもんです。
亀仙人もびっくりです。
と、いうわけで「疑問に思った異世界?ゲーム?」でした。
もちろん個人の意見ですし、現在連載されてる異世界物が嫌だとかゲームジャンルなのにとか言いたいわけではないです。
好きな作品も多々ありますし。
ただ、せっかくジャンル分けされててあやふやな感じで展開されると、全部ゲームに見えてしまうオンラインゲームユーザーの独り言でした。せっかくならそれぞれのジャンルの持ち味を活かせばいいのにと。
ちなみに、こんなこと考えるようになったきっかけは、Twitterで連載100話突破してる某作家さまと色々お話させていただいたときの一部で、「カクヨムさんのラブコメジャンルと恋愛ジャンルがおかしい」という話がでたからです。
そもそも恋愛とラブコメは別物なのですが、カクヨムさんでは「男性主人公の恋愛はラブコメ。女性主人公の作品は恋愛。」という定義なんですよ。
なのに、女性主人公でない作品が恋愛ジャンルに投稿されててランキングがしっちゃかめっちゃかになってるとの嘆きでした。
作家さま曰く、「ラブコメジャンルが分母が多すぎるから恋愛ジャンルで投稿してランキングとりにいってるようにも見える」とのこと。また、コメディ要素ない恋愛なのにラブコメジャンルになってしまうのもおかしいと。
なろうとカクヨム(またはノベルアップなど)に複数同時投稿してる作者さまも多いので余計気になるところですね。
さて、長々と書いてしまってわかる通り、私には文章能力がありません。
こんな作品がいいなと思って思い付いても形にできないんですよ・・・
なので、投稿してる作家さまは凄いですよね・・・ほんと。
こんなお話の設定思い付いたけど、誰か書いてみませんか?って設定投げたら誰か書いてくれたりしますかね?
良くも悪くも大量の作品が産み出されていくなろうやその他ラノベサイト業界。
一つ一つの作品を大事にするためにもこだわってみてはいかがでしょうか?
また、読み手さんは「こうじゃないから嫌だ!」の前に、なぜ嫌だと感じるのかの考察をしてみると面白いかもしれません。
合わない作品は読まなければよいのですし、自分の感性は自分だけのもので、流行と違うから悪いというわけでもないのですから。
それではまた違う意見作品で。
いかがでしたか?
個人の意見ですので色々な意見があると思います。
よろしければ読んでいただいた皆さんの意見も聞いてみたいので感想などでかいてくださると嬉しいです。なろうには掲示板みたいなのが見当たらないので・・・
それでは失礼しました。