あやふやな基準
僕「おー.....なかなか美味い.....」
僕はクラーケンの丸焼きを食べる.....
ラン「そんで.....さっき言ってたのって.....直接心臓にナイフをさしたの?」
僕「そうそう.....それ以上もそれ以下もない.....」
ラン「あれ.....でもなんで貞子はそれをやんなかったの?」
人魚「んー.....分かりません.....というか能力にも制限があるんですが.....それかテレビをそこまで小さくできないとか.....」
僕「多分前者だろうな.....後者だと貞子より僕の方が優れてることになる.....貞子より強くなることは無いから.....貞子に制限があって.....僕には適用されてない.....それがあるだろうな.....」
覚「ん.....?お兄さんの言い方だと貞子の能力を上回ることがないことが確かなんですか?」
僕「あぁ.....神が言ってたからそれは確かだ.....能力の制限は多分全ての妖怪に適用されてるのか.....いや.....わからん.....」
人魚「聞いてはないですが.....さすがに限度はあるので.....それを越すのはさすがに.....というような感じで.....」
覚「お兄さんは人間だから.....適用されてない?」
ラン「あー.....そういえば私の彼氏は人間だったわ.....忘れてた.....」
僕「んー.....でも雪女も絶対零度で凍らせれば無敵だし.....鬼も力だけを極めれば.....それで手のつけられないのができる.....座敷わらしだって.....不幸を操れば.....」
ラン「私も全力でやれば.....人魚に太刀打ちはできるわ.....まあ反動とかでこっちも食らうからしないけど.....」
僕「.....反動?」
覚「えーと.....妖怪とか人外は.....妖術とか呪術をなれないくらいの力で使うと.....お兄さんが妖術を使いすぎた時.....あんな感じになります.....」
僕「あー.....でも僕はテレビを使う時.....反動はない.....禁句に触れても反動がないくらいの力.....天狗の風の能力で針を投げる時使うだけにして.....音速を越すくらいにしたら.....力はあんま使わないから.....」
人魚「力の使い方なら.....禁句に触れても.....反映されない?」
僕「わかんない.....まあ明日空いてるし.....覚.....少し実験する.....付き合え.....」
覚「ランさんとかにしてくださいよ.....」
僕「ランは買い物だってよ.....」
ラン「コンとリンと三人でね.....」
僕「はぁ.....分かりましたよ.....」
人魚「ノンアルお代わりいる?ここは奢るけど.....」
覚「いります.....あとかなり儲けたので.....ここはいいです.....」
僕達は酒を2本追加する.....
要は妖怪は妖術や呪術等を使う時に禁句に触れると技術等でかなりの負荷がかかるので本来は使えませんが.....彼は何故か使える.....大掛かりなことは出来ませんが細かいことなら好きなだけ使えます.....化け物に近付いてますね.....