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新たな日常 壱

 あの信じられない事ばかりが起きた怒涛の日から、約一週間。

 『郷に入っては郷に従え』とはよく言ったもので、初めは玲の現代での生活習慣の表れた行動やこの時代での生活習慣の無知さ故の行動で、何をするにも周囲を驚かせた玲であったが、徐々に玲がこちらの習慣や風俗を覚え始めると皆の反応もそれに伴い通常の其れに変わってきた。

 ……と、玲は思っている。

 実の所、今でもまだまだ玲はこちらの時代色には染まりきってはいなく、皆の方がたまに珍妙な行動をする玲に慣れてきたと言ったほうが正しいのかもしれない。

 兎にも角にも、そんな玲も玲なりに今ではこちらの生活にようやく慣れ始め、朝一の仕事である境内の掃除は勿論、その他の仕事やこちらの時代での一般の生活・習慣も徐々に板に付きつつあった。

 そして今は、僧坊(僧侶達が生活するための建物)の一角にある井戸端で沢山の僧達に交じって洗濯仕事に精を出していた。

 この季節の水の冷たさには少々難儀するが、手洗いでの洗濯も今では手慣れたものである。

 洗い物が終わると、これまた慣れた手つきで次々と洗濯物を干していく。


「ふう、終わった!」

 干した大量の洗濯物を眺め微笑む玲。

 その様子を、作業をしながら僧達がチラチラと見ている。ある者は珍妙なものを見るように、ある者は恍惚として。

 玲のその美貌と、髪を日本髪に結わない変わった風貌はとても目立つ。どこにいても、視線を集めてしまうようだ。

「さて、おじ上の所に行きますか」と、次なる仕事のため玲は義観のいる院へと向っていく。



「おじ上、参りました。玲です」

 障子を前に廊下から声を掛ける。

「来たか、入りなさい」

 義観からの反応はすぐにあり、玲は「はい」と言葉を返し室内へと入る。

 義観は文机で筆を手に流れるような筆づかいで紙に麗筆をふるっていた。

 玲は畳に腰を下ろし、その達筆な筆づかいを目で追う。しかし、玲にとって崩し字の草書は芸術のような物で読めはしない。

「草書は読めませんが、いつ見てもその達筆な字体には見入ってしまいますね」と、筆先に目線を貼り付けたまま独り言のように呟く。

 義観は、目線を上げ筆先に熱視線を送り続ける玲を見て可笑しそうに少し口元を綻ばせ、そしてまた続きの筆を執る。

「玲は、草書が苦手なのか?」

「苦手というか、私がいた時代では楷書字形が一般的でしたので、草書は教わりませんでした」

 でも、これから少しづつ覚えたいと思います。と玲は続けて言った。

「そうか」と言うと義観は、何か思い出したように続けて言葉を述べた。

「昨日も、宮から呼ばれたのだろ? 失礼は無かったか?」

 そう、玲は初めてお目通りしたあの日から度々宮に呼ばれ、宮の居所に訪ねているのだ。

 だが、何も特別なことはしていない。

 寺での暮らしぶりについてや互いの話、玲の住んでいた未来の話をしたりしているだけなのだ。

「はい、特にご迷惑はお掛けしてないと思いますが。何か言っておられました?」

「いや。それならいいんだ。今朝、宮にお会いしたとき喜んでおられたぞ。玲は、面白いと」

 ”玲は面白い?”それはどんな意味を指すのか? と腑に落ちないといった顔を玲はしている。

 玲の現代人感覚での考えや行動は、宮のみに限らずこの世の人からしてみれば不思議なものなのだが、宮はそんな玲を面白いと言っているのだ。

 だが、玲は自分がそんな常軌を逸しているなどとは思っていない。

「私、何も面白い事なんてしてないけどなぁ……なんでだろ?」

 と、考えるように首を傾げて小さな声で独り言を呟く。

 その様子を見て義観が笑う。

「昨日、一緒に御膳を頂いたんだろう? 宮が言っておられたぞ」

 それを今朝聞いた時には、随分肝を冷やしたぞ。と続けて話す。

「えっ? 一緒に頂いちゃ不味かったのですか?」

 なんと玲は、昨日宮と共に夕餉を頂いたのである。

 それというのも、宮に未来の生活についての話をしていて、もちろん政を抜きにした一般的な当たり障りのない話。

 そんな会話の中で、未来の世では食事は仲のいい者同士または、自分の家は家族の皆が揃う事は稀な事で滅多になかったが、家族と一緒に食べるのが普通なのだ。という話をしたら宮は、自分はいつも一人で食べている、いままで誰かと一緒に食べたことはない。と言うのだ。

 一人で食べる寂しさを知っている玲は、宮ももしかしたら寂しい思いをしてきたのではないか?――と思い「では、今日は私と一緒に夕餉を食べませんか?」と誘ったのである。

 だが、宮からすれば御膳を一人で食すのは当たり前の事。

 玲の話を聞いて述べた事も、ただ自分の場合はこうだ。と意見を述べただけに過ぎず、一緒に食べようなどと言う玲に宮は驚いていたのだ。

「常人は考えんだろう。宮と御膳を共にするなど畏れ多いことを」

 ――そうは言うが、義観の顔は笑顔である。

「でも、いつも一人で食事をしているって。それって、寂しくありませんか? それに、一人で食べるより誰かと一緒に食べた方がご飯もより美味しく感じられますし、何より楽しいですよ」

 と、少し悲しそうな顔をして言う。

「そうだな、宮のように身分が高いと御膳も一人で摂るのが常だが、幼子の頃は寂しいと思ったことがあるかもしれんな」

 だからかもしれんな、宮は大層喜んでおった。と筆を置きながら優しい表情を玲に向け言った。

 それを聞き玲は嬉しそうに、はにかんだ表情で義観に問う。

「では、また一緒に御膳を頂いてもいいのですか?」

「ははは。宮次第であるが、その宮が『良し』としておるんだ。私は止めはせん、好きなようにしたらいい」

 だが、失礼の無き様にしなさい。――そう言うと、義観は書き終えた紙をたたみ玲に渡してきた。

 玲もそれを腕を伸ばし受け取る。

「これは、なんですか?」

「うむ、使いに行ってほしいんだ。その文をあるじに渡してくれればいい。ついでに街を物見して来たらいい」

 と、言いながら玲のために用意しておいたのだろう真新しい江戸地図を文机の引き出しからを取り出し、行き先は此処だ。と指で指し示して玲に見せる。

「はい、わかりました」

「この地図を持って行きなさい。あと、これは金子だ。何か欲しいの物でもあったら買いなさい」

 と、布製の小さな袋を手渡される。

 玲は、驚いて顔を上げる。

「えっ、いいのですか?」

「まったく金子を持っていないのでは心許無いだろう。持って行きなさい」

 それに、少しばかり玲には遠いかもしれん、疲れたら駕籠を使いなさい。と続けて言う。

 玲は嬉しそうに顔を綻ばせ、手を突いてお辞儀をする。

「おじ上、ありがとうございます」

 見慣れた美しい所作で立ち上がると、玲はもう一度お辞儀した。

「おじ上、では行って参ります」

「うむ、気をつけて行くのだぞ」

 くれぐれも、怪しげな輩には付いて行かれるなよ。とまるで父のような事を言い玲を送り出した。



 玲は、寺門を出ると地図を見ながら闊歩かっぽする。

 今回、義観に頼まれた使い先は、なるほど結構な距離がある。

 しかし、それでも玲は嬉しそうに歩く。

 実は、いままでにも二度ほど義観の使いに出た事があるのだが、その時は明心も一緒だったため、ゆっくり街を見物するような事は出来なかった。

 そのため今回の一人での使いは心置きなく街見物もできるというもので、妙に心が浮き立ってしまうという訳だ。

 活気あふれる街を、興味深げにきょろきょろと辺りを見て歩く。

 人々も明るく賑わい、沢山の人がいる。

 日本髪を結った女の人達、お店の看板娘なのだろう若い娘さん、髷の町人風の人や、お武家の侍が沢山居る。

 思わず『うわぁ、ちょんまげ本物だよ。初めてこんな近くで見るぅ!』などと胸の内ではしゃいでしまう。

 寺にも寺侍という主に寺の管理運営などをする職種の侍や渡り用人という武家奉公人がいるのだが、玲は会う接点もなく遠目でしか侍を見ていない。目下のところ玲の周りは坊主頭ばかりだ。

 すれちがいざま、ばれない様にそれでも興味深げにまじまじと頭部を覗き見ている玲。

 そんな玲は知ってか知らずか、やはり、ここ江戸の街中でも目立ってしまうようである。

 その容姿もさることながら、内から溢れる品の良さも人々を惹き付けてしまうのだろう。

 道行く人々がチラチラと玲を見ては通り過ぎる。

 自分が注目を浴びているとは露ほども気付かない玲は、すれちがいざまにやたらと目が合う人々に挨拶代わりの会釈を軽くする。

 先程も、玲の正面から歩いて来た青年武士三人組とすれちがう際に、目が合い軽く会釈をした玲。

 青年達は玲に会釈をされると足を止め慌てたように返礼をした後、三人とも玲に道を譲るように後ろに下がり何も言葉を発さず、ただただ無言で玲がすれ違う様を見送っていた。

(うわぁ、流石は武士! 礼儀正しいわ……それにちょっと怖いけど道を開けてくれるなんて紳士的でもあるんだね)

と玲は若干の勘違いをしたようだが本当の所、彼らは驚いて思わず足を止めてしまったのであって、その後の道を譲ったかの様に見えた行動もただ驚きをもってした脊髄反射的な行動であり、紳士的に玲を見送っていたというのも、ただ心此処に在らずといった様子で惚けて玲の姿を眺めていただけに過ぎない。

 と、玲は自分の容姿の無自覚さと天然な行動で、なにやらこの道中――やはりと言うべきか何と言うべきか気付かぬ内に周りを振り回している節がある。


 程なく歩いていくと一軒の建物から美味しそうな香りが微かに香ってきた。

 その建物の前に行くと其処はどうやら蕎麦屋のようだった。

 時刻はそろそろ昼時、そういえばと玲は少し前から鳴いているお腹をさする。

 玲は此処で食事をしていこうと決めると、おもむろに巾着袋から手帳を取り出した。

 それはメモページ以外の、学校の理念や学則、スケジュールなどの管理機能のページをバインダーから外してメモ帳として現在使用している生徒手帳。それらを外したおかげで、だいぶ軽く薄くなった。

 その手帳を開くと、なにやら色々書かれたページを玲は読んでいる。

 そこには、この時代のお金の説明や色々な物の物価が書かれている。

 それらは日頃、明心から教わったものを書き記したものである。

 寺で生活する上での細かい事柄から、お金の説明や物の価格、更にはあまり必要のなさそうな知識である江戸の名産物など様々な事が書かれている。

 ちなみにメモ帳として使用し始めたこの手帳に一番に書かれたものは、洗濯の仕方だ。書くほどの事柄ではなかったのだが仕事初日に洗濯で大失態を犯した為、もう二度と失態を犯さないようにと一応書き記したものであった。相当、恥ずかしかったのであろう。

 そんなこんなで、玲はその手帳を見てお金の使い方と蕎麦の金額を確認する。

(蕎麦は……十六文ね。あとお金は……丸くて真ん中に穴の開いた小さな銅銭ね。OK!)

 そして、義観から貰った布袋の中身を見る。中には、金の四角く小さいお金や玲の探し求めていた一文銭が沢山入っていた。

(うん、大丈夫! いざっ、出陣!)

 そう心の中で言うと、玲は暖簾をくぐる。と同時に元気の良い声で「いらっしゃいましっ」と女性の声に迎えられる。

 声の主を見るに玲より三、四歳上の娘だろう。

 お店の中には四名のお客がいた。

 玲は空いている右側中ほどの席に座ると、普通の蕎麦を注文をした。

 程なくして蕎麦は運ばれてきた。がしかし、その蕎麦の上には天ぷらが載っている。

 玲は自分が注文したものと違う事に気付くと声を掛けた。

「あの……間違っていますよ。わたし普通の蕎麦を頼んだのですが……誰か他のお客さんが頼んだものではないですか?」

 すると娘はニカッと笑い手を振りながら、

「いいの、いいの。店主、あっ私の父ね、その父が天ぷらを載せろってうるさいからさ。気にしないで食べてよ」と江戸っ子らしい気風の良い調子で言葉を述べる。

「は、はぁ」

 玲は勢いの良い彼女に押され気味になりながらも腑に落ちない様子で返事を返す。

 すると彼女は更に言葉を述べた。

「いや何? あなたそんな格好して誤魔化してるようだけど何処か立派なお屋敷のお嬢さんとかじゃないの?」

 首を傾げてそんな質問を聞いてくる。周りをみると厨房から顔を覗き出した店主らしき人や店内のお客達も聞き耳を立てていたのか――うんうん。と玲を見て頷き合っている。

「え? えぇ? ちっ違いますよぉ! 私はただの庶民です」

 と何故に彼女達はそんな誤解をしているのかと玲は焦りながら言葉を返す。

 すると娘が意地の悪い笑みを浮かべて、

「まぁまぁ、落ち着いて。これ以上野暮な事は聞かないからさ。でもさ、折角ウチみたいな店に来てくださったんだ。とてもじゃないけどおひい様にお出しするのに、汁に蕎麦だけの質素な蕎麦じゃ、ウチの店の名が廃るってもんでしょ? ウチで出せる上等なもんって言ったら天ぷら蕎麦なんだ。ウチの天ぷらは絶品だよ。美味しいからさ、食べてってよ。ね?」

 じゃ、ごゆっくり。――と言い置いて満面の笑みを向け去っていった。

 玲は何が何やら? といった風に脱力したように項垂れ呆然とした。

 どうやら彼女、否、このお店にいる人々は――玲の醸し出す雰囲気からだろうか――玲を何処ぞのひとかたならぬ出の人物であると勘違いをしているようである。

 確かに未来から来ているという点で言えば、ひとかたならぬ出の人物の玲ではあるが、その事情を知らない彼女達が言うひとかたならぬ出の人物とは意味も次元も違う。

 つまるところ彼女らは、玲が家格の高いどこぞの武家や豪商の娘と思っているようなのだ。更には、玲が何か訳ありの家出かお忍びの類で出歩いていると思っているらしい。

 いきなり過ぎてそこまで考えが及ばない玲は思案する。

(どうして私が姫? 意味わかんない……あっもしかして、この辺に私に似た姫様でもいるとか? そうか、勘違いしてるんだ)

 とやはり自分の容姿に無自覚の玲には気付く事は不可能と言うもので、導き出した答えは極短絡的なものであった。

 誤解を解こうと彼女を見ると、玲の後にゾロゾロと入ってきたお客の相手でとても忙しそうに立ち回っていた。そんな忙しそうな彼女に声を掛けるのは躊躇われる。

 玲は、目の前に置かれた蕎麦をみつめ考える。

(なにやら誤解は生じているけど、この蕎麦は私にって作られたものなんだよね。誤解だからって食べないのも悪いし、せっかく作ってくれたんだから頂こう)

 それに、お腹の空腹はピークである。先程から腹の虫が合唱をしている。

 玲は、背に腹は代えられないとばかりに箸を手に取り蕎麦を頂き始める。


 彼女の言った通り天ぷらがとても美味しく、玲はぺろりと天ぷら蕎麦を平らげてしまった。

 そろそろお店を出ようとお茶を呑みながら彼女を見ると今だ忙しそうに厨房と客間を行ったり来たりしていた。

(誤解を解くのは無理そうね。忙しそうでそんな話してる暇が無さそうだもん、諦めよう)

 玲は壁に貼り付けてある品書きの『天ぷら 代二十四文』と書かれた紙を見て、代金の二十四文を布袋から取り出し卓子の上に置いて席を立つ。

 そしてお客さんに運ぶ蕎麦を載せたお盆を手に今も忙しそうに動いてる彼女に向かって、

「ご馳走様! 代金は置いときましたから」と彼女に微笑んで玲は言った。

 すると彼女は、あっ!と何か言いたそうな顔をしたが玲は気にせずにお店の暖簾をくぐった。

「なんか誤解してるし、代金要らないとか言われたら困るからね。ここは帰るが吉ってね」

 と小さな声で呟くと玲は足早に店を後にした。



 どの位歩いただろうか。

 玲は、持ち歩いている腕時計を取り出した。

 この腕時計、時を越えた時にしていた物なのだが、玲はこちらの時刻に合わせ直して使っている。

 寺を出てから既に二時間半以上が経っていた。

 休み休み歩いて来たが、こんなに歩くことの無い現代人の玲には少々きつい。

(結構歩いたなぁ、疲れてきたよ。でも、駕籠を使うたって何処で駕籠頼めばいいわけ?)

 そう、玲は肝心な事を聞き忘れていた。

 駕籠に乗りたくとも、何処に行けばいいのか、誰に頼めばいいのか、が分からないのである。

「失敗したなぁ、すっかり聞くの忘れてた……しかたない、頑張って歩くしかないか」

 帰りは、使い先のお宅の人に頼んで駕籠で帰ろう。――と一人ごちりながら、まだまだ遠い目的地に向かって玲は再び歩き出した。









ご覧いただき、ありがとうございます。


お気づきの方もいらっしゃったかと思いますが、一部誤った表現などがありましたため、追って修正を行ないました。

次回からも、自分で気が付いた時やご指摘を頂いた時など、その都度修正をして参ります。

また、表現の未熟な文や必要の無さそうな文などがあった時などにも、書き加えたり削ったりして修正をしていきたいと思います。

その際に、あまり物語の内容までは弄りたくないのですが、必要に応じて内容を変更する事もあるかもしれません。

その時には、ストーリー展開には影響が出ないように致しますので大目に見て頂けると助かります。

なにぶん物書き初心者で、まだまだ手探り状態ですので、試行錯誤しながらなんとか頑張っています。

本作品を読んで下さっている皆様、どうぞ生暖かい目で見守ってやって下さいますようお願い申し上げますm(_ _)m

またお読みになっていて誤字・脱字、または読みづらい文章等を発見された場合には、是非ご指摘下さい。

ありがたく拝聴し、修正を致したいと思います。

お手数お掛けしますが重ねて宜しくお願い申し上げます。胡竹(08/09/23)

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