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ボクは地下の木の街に住んでいる  作者: 蓮の葉の池
1/1

地上へ出よう

あらすじを読みましたか?

ではスタートです。

あ~、眠いな。

今日も朝起きて朝食食べての繰り返しだ。

起きろとお母さんは言うけど僕の苦労も知ってほしいな。


「身支度済んだし行くか。」


僕は錆びたドアを開いた。


「学校行くかあ」


ドアを閉めた。

―――ここまでは普通だった。


ここは地下。もっとも、地上とは違って、殆どが木で作られている。

空気も人工だし、雨は360°から降ってくるので傘は無く、雨の日は車移動だ。

鉄はすぐに錆びてしまうし、コンクリートも地下じゃ作れない。


「やばい!遅れる!仕方ない…」


もともと僕はこの生活に不便は無かった。何故なら…


「魔法使うか。」


魔法が使えるからだ。だけど僕は魔法が使えるということに、圧迫感を感じる。

地下人は皆魔法が使えるし、勿論僕も使える。

でも地上人とは違う。


【瞬間移動】


「学校に行くと眠いなあ。やっぱり休めばよかった。」

「ん、誰かが後ろを見ているな…」


「(おっす!三次!おはよう!)」

「【直接脳内に語りかける】なあ!光流!」


こいつは光流。こんな奴だが俺の親友だ。

前に【動くチョコケーキ】を勝手に食べられてしまった。

ちなみにこの【動くチョコケーキ】は前に俺の親戚から貰ったもの。

何しろ動くから切りづらい。魔法は有効に使わなければ。無駄になる。


「おまえってホント魔法使わないよな。俺の友人は皆【脳内に語りかけて】るんだぞ?」

「はいはい。今日も地上の勉強するからどっか行け。」


そう、僕は地上に行きたくて堪らなかったんだ。

毎日毎日地上の勉強を続けてるもんだからしつこい位にからかわれる。


僕は地上人になるのが将来の夢。

こんなとこ、絶対に出ていってやる。

崖の上の学校は、絶景だけど。


「やべっチャイムなる!じゃあな三次!【瞬間移動】!」


「僕も早く行かないと!」


さあ僕は第3と半分階へ向けて走ってるんだけど…


「やだー、あの人走ってるわ。バカみたい!あはは」


なんで現代は魔法を使うのを強いられているんだ。

早く行かなければ。


でも、この学校は複雑で、下駄箱を抜けたらまず右へ進み、自販機の上の階段を登り、三角の部屋に出る。その階段を下る。階段を降りたら2階と半分階へ着く。左へ一回転して落とし穴に落ち、暗い道をまっすぐ進む。そして壁を探しぶつかったら右に曲がる。そこにエレベーターがあるので鏡を通り校長室に入る。入ったらパスコードを83723と押す。10335では下駄箱、19928では地下世界の底、99503では町内センター。これは暗号を入力するとその場所に飛ばされる仕組みなのだ。そうするとカフェへ出るので、コーヒーを注文する。コーヒーが出たら左足から突っ込む。すると校庭へ出る。落ちる間に逆さまになり、落とし穴を探して入る。やっと僕の教室だ。

歩数も間違えると他の場所に言ってしまう。


じゃあ、次は僕の学校生活を紹介する。またね。

第一話を見てくださりありがとうございます。


次は12月11日に書きたいです。

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