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赤い春  作者: 紅藤 康
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プロローグ

いわゆるパラレルワールドです。

江戸時代が2015まで続く設定ではありますが、実質は将軍は『君臨すれども統治せず』に従い老中の下で開かれる議会の決断に従うというようにかなり大きな変革が起きています。

気楽にお読みください

ー僕達の生きるこの世界。

この国、日本の歴史では、1867年の大政奉還により260年以上続いた江戸幕府は滅んだ。

その後を継いだ政府、伊藤博文や大久保利通など偉人たちの創成した、いわゆる明治政府は、数々の紆余曲折を経て、第二次世界大戦で消え去る。

今、2015年、この日本は民主制だ。

国民が政党を選挙で選び国の長の首相を選ぶ。

貴方は選挙へ行き、支持する政党を選び、それが終われば、選ばれた政党の行う政治を見て、好感を持ったり、怒りを感じたり、同情を感じたり、国の将来を憂いながら、また次の選挙を待つ。

そのシステムの元、今の日本は成り立っている。

そう。

この国の長は内閣総理大臣ー


ー話は変わる。

貴方はパラレルワールドを信じますか?

パラレルワールド、俗に平行で、交わることのない世界。

もちろん現代科学での証明は未だ不可能だ。

SF小説で貴方もよく目にするのではないだろうか。

仮にだ。もしも1867年、江戸幕府が滅びない世界があると仮定してみよう。

もし、明治政府すら生まれない。第二次世界大戦に参戦しない。この社会で未だ完璧な民主制を取らない『日本』が存在するとしたら?

江戸時代と何ら変わりなく、国の長は内閣総理大臣ではなく征夷大将軍、老中など歴史で学んだ用語が政治に残り、この世界では、皆身分は平等とされるが、その世界(パラレルワールド)にはまだ、士農工商の身分制度も存在する。さらには刀をさす役人が街を偉そうに練り歩く。

そのような、まだ江戸時代が続く2015年の日本があるとしたら?


ーさて、いまから僕の話す世界は、この世界の、ある一つのパラレルワールド。

この2015年、未だ江戸幕府が日本を統治する世界のお話だ。

突拍子もない話ではあるが、信じるも信じないもあなた次第。


さあ、いこう。

ブラックファンタジーの側面を含める予定です。

このキャラが?というような展開を目指していきますのでよろしくお願いします

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