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No.869.混沌にまどろむ
吐き出す 紫の言葉
しみったれた涙
なぐさめにもならない抱擁
拒絶できず
混沌にまどろむ
催す白色の悪寒
塞ぎこんだ眼
支えにすらなれないくちづけ
拒絶できず
混沌にまどろむ
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きっと混沌にまどろむと気持ちいいんだと思う。
でもそのかわり徐々に自我ってものを失っていくんだと思う。
いや失うと語弊があるな、他の自我と交じり合って自分を保てなくなるんだと思う。
そしてそのうち気持ちいいって感覚もなくなるんだろうな。
