2話
目の前にあの憎きどっかの国の兵隊さんがいます。
正直にいうと、自分は戦いかってのを知らない、初心者だ。
ここで見つかってしまうと、あの集団の中から本国に情報をつたえようとする人間が出てくるだろう。
だが、それでは意味がない。
俺の目的は、この目の前の兵隊たちの国を滅ぼしてやることだ。
いずれは俺は自分の軍隊をつくり、やつらに復讐という名の戦争を突きつけるだろう。
だが、それには莫大な時間と資金、人材、場所がひつようになるだろう。
その準備に入る前に、まず化け物らしく、簡単には殺されないようにしないといけない。
その準備にはまず、目の前にいるこの糞兵隊どもを皆殺しにして、自分の命を蓄えないといけない。
やはり、ここは正面からいって化け物特有の怪力を使って殺していくしかないのか・・・・・
はぁ、面倒だ。
結果的に、正面からの突撃は成功した。
まあ、成功とは呼びずらかったが・・・・
うん?、戦い方?ああ、どういうことがあったのか聞きたいって?
まあ、どんなふうに戦ったというと、
まずやつらはテントの中や、火の近くで大声でしゃべりながら見張りをしていたから、油断させるのは、
簡単だった。 村で覚えた特技の演技を使って、焦燥した様子で兵士に普通の速さで走って、
震えた声で、「ば、ば、化け物が追ってくる!!」って言ってやったら、
奴ら、一瞬固まって俺のことを見て笑い出しやがった。
思ったとうりにはいかなくて、イラっとしたけど油断したことには違いないので、近くにいるやつを
おそらく、人間には視認できないくらいの速さで首めがけて手を振るった瞬間、
首から上がなくなった。
笑っていた周りの奴らは笑顔のまま、固まっていた。
俺は奴らが固まっている間に、心臓に腕を突き刺したり首をえぐったりして、起きている奴らから殺していった。
見張りを殺したして冷静になったとき、呆然と自分の変化に俺は気付いていた。
なぜ、俺は人をこんな残酷に殺せることができるのか?
おそらく、おれはもう人間を人間としてみていないのだろう。
なぜなら、だってこんな狂ったことをしているのに、『楽しい』と感じているのだから。
そのあとすぐにくだらないと考え、俺は次の標的たちに狂った笑みを浮かべながら
数多くあるテントに向かっていった。
こんなカンジに皆殺しにしていったら、最後のテントでやつらが気がつきだして、5対1ので戦うことになった。
「この化け物め!!なんなんだお前は!?」
均衡状態が続いていると、連中の内の一人がそう罵ってくる。
ふん、実にくだらない。
「なにをいっている?お前たりが俺を狙ってきた、兵士だろ?
自分達の任務をわすれたのか? に・ん・げ・ん?」
「なっ!!なら、お前がこのあたりで生まれた化け物なのか!?」
男は俺にいまさらながら、そんなことをほざいてくる。
そんなことをいう目の前の男たちが考えつくかぎりの残酷な殺し方で殺してやりたかった。
「言いたいことは、それだけか?それじゃあ、サヨナラだ」
おれはそう言い、目の前の男に一瞬で近付き首を抉り取った。
「「「なっっ!!」」」
残った、4人の男たちが驚きの声を上げる。そんな声を聞くのでさえ億劫だ。
すぐに4人のを殺した
あ、そういえば血を吸おうと思ったんだが、集めるように念じたら?俺のからだに集まって、
俺にまとわりついて、俺の体の中に何人もいる奇妙なカンジになった。
不思議だ・・・・