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詩集

レインデイズ

作者: ロースト

切り取られた世界で君は何を見る?


傘に遮られ、制限された視界

その中で君は何色を見るの?


夕暮れから夜闇へと変わる壮大な空色をみるのかな?

柄ある薄いライトグリーンの傘布の色をみるのかな?

それとも布を透かして届く淡い光の色をみるのかな?


それとも、 この醜い世界の色を瞳に見るのかな?



いいえ、いいえ、とんでもありません。

あなたは私に幻想を抱いているわ。

私は綺麗なんかじゃないのよ?

私は普通の女の子。

そこら辺にいる子と変わらない。

あなたと同じ、平凡な女の子。


お気に入りの柄の傘

くるくるくる。

少し回して、雨を避ける。


私の瞳に映るのは真実の色

綺麗なオレンジ色でも

淡い光の色でも

醜く汚い色でもない。

そのままの色。


でもね、色って不思議。

人、季節、感情、時間・・・・・・

同じものでも変わってくる。

同じ色は一つとしてなくて、

だから大切な大切な色。


さあ、あなたも傘の下、

雨上がり、

傘を傾け、見てみましょう

零れ落ちたキラキラ

見えた景色は虹色


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