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そめいよしのは約束の桜

作者: かれんこ
掲載日:2010/03/20

春休み集中製作月間11こ目です。


この丘に立つのは

ふたりの約束の木

もう長く咲いていない。

見上げるのは 僕ひとり


時が流れすぎて、

町も人も変わった

あなたは寂しがるかな?

古ぼけた桜の下

僕はここで今日も・・・


ずっと傍に居ると

堅く誓い合ったのに

歴史の罪に裂かれた2人

約束の桜が咲けば

また、会えるような気がして

ずっと待っていた、春の間


この丘に立つのは

歴史の罪に焼かれた木

もう咲く事はないのかな?

見上げるのは 僕ひとり


時が流れすぎて、

しわくちゃになった僕

あなたは驚いちゃうかな?

寂しげな桜の下

僕はここでずっと・・・


僕の心の時計は

あの頃から止まっていて

記憶の中の桜を映してる

目を覚ましてみれば

寂しげに揺れてる枯れた木

そしてまた訪れる春の終わり


時が流れすぎて、

平和になった世界

あなたを焼く火はもう無い

約束の桜の木

もう一度だけ咲いて・・・


僕は随分歳をとり

またここへ訪れる

老眼にぼやりと映る

小さく実った蕾

枯れた目から涙が溢れる

「ずっと、あなたに会いたかったんだ・・・」

舞い降るのは桜の雨

春なので、桜です。


歴史の罪=戦争です。

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