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次の町へ

暑いな〜

ギルドに着いて2人はギルドマスターを呼んでもらい、部屋へ案内された、ギルドマスターの部屋に入り、ソファに座るとまた飲物が出てきた、ひとまず飲物に口をつけると、ギオルグが話しかけてきた。


「で、どうだった?」


「はい、インフェルノホークは討伐できました」


ノアが答える、受け答えはノアに任せマッテオは付け合せのお菓子を食べている。


「本当か!たった2人でAランクモンスターを…いや、頼んだのは俺だが、痛手を与えて追い払うくらいできたらといいと、考えていたが討伐できたのか…」


「はい、かなり手こずりましたけど、何とか討伐できました、討伐証明にモンスター丸ごとアイテムボックスに格納してきたので、後で確認して下さい」


「ああ、それなら早速処理場に行こうか」


3人は処理場に移動して、アイテムボックスからインフェルノホークを取り出した、物珍しさに集まった職人から「おぉ〜」と歓声が上がった、実物を見た職人のリーダーが声をかけてきた。


「あんたらすごい獲物を持ち込んだな、解体のしがいがあるぜ」


「どうも、そうだ解体後に素材を少し戻してほしいと思っ出るのですけど、こいつの素材ってどんな物に加工されますか?」


マッテオは職人のおっちゃんに聞いてみた。


「そうだな、羽はマントや服、アクセサリーとかかな、爪やクチバシは武器や防具に加工したりするし、耐火性が高いから建材なんかに使われたりもするな、肉は中々美味いって聞くぞ」


「結構用途が広いんですね、切り落とした鉤爪があるんですけど、これは持ってていいですか?」


「構わないが…切り落とした?」


このやり取りを聞いていたギオルグもこちらにやってきて聞き返してきた。


「今、鉤爪を切り落としたって聞こえたが?」


「ええ、鉤爪でやられそうになったので、こっちも剣で応戦して…斬りました…」


「そもそも首を落として討伐しているなんて思ってなかったのに、お前さん達は……規格外だな…」


「あ〜…ははは…」


「とにかく解体は丸一日かかると思うから、明日また来てくれ」


職人にそう言われ、2人は受付に移動して討伐報酬を受取り、ギルドを後にした、討伐報酬は金貨20枚、2人で10枚づつに分けて、また今日もギルドが手配してくれた宿に戻り休んだ。

次の日、素材の一部を引き取りにギルドに向かう、買取報酬として更に金貨15枚と銀貨30枚になった、旅の路銀としては十分過ぎる程になったので、ギオルグに挨拶しに行った。


「こんにちは」


受付に行ってギオルグに挨拶に来た旨を伝えると、部屋に案内してくれた。


「おーお前さん達、どうした?」


「この町を出で別の町に行こうかと思ったので、ご挨拶とちょっとこの辺りの事について、お聞きしたくて伺いました」


「そうか、まぁこの町にはもうBランクのお前さん達が受けれる依頼もないからな」


2人ともインフェルノホーク討伐後、Bランク冒険者の証も受け取っていた。


「別の町と言ってもこの国も小さいからなぁ、ここより大きい町は東に行ったところにある首都になるな、南に行けばまた国境の町だ、ここより規模は小さいがギルドもある」


「国境を越えると、魔導陣の研究が盛んな国だと聞いたのですが本当ですか?」


「よく知ってるな、その通りだ、もしかしたらそっちに行ったほうが高ランクの依頼も多いだろう、魔導陣にはモンスターの素材なんかも必要らしいからな」


「分かりました、ありがとうございます」


「おう、また機会があれば寄ってくれ」


ギオルグに挨拶を済ませ、マッテオとノアは町を出て南に向かって歩き始めた。

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