表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/113

魔術師見つかる

今年もクーラーを使う日が来ました、暑すぎる

ルイスによる兵士団の魔術訓練が始まったが、兵士団の中には魔術適性のある人はやっぱりいなかった。

領主の意向で、13歳以上の領民に魔術適性の再調査が行われた。

何故13歳か、12歳までは学校に通い識字や算術を学ぶことを、領主が優先したからだ。


6日程で領民の再調査が完了した結果、2人、魔術適性のありそうな人がいたので、兵士団から練兵場に来るように、お達しがあった。

次の日、俺、ヘンリー、新たな適性者の4人は練兵場に集まっていた。

しばらくすると、ルイスが俺達の前にやってきた。


「よく集まってくれた、お前たち4人は、魔術の適性が他の人より高いから、魔力を伸ばす訓練をしてもらう、その結果、ウィザードになれるまで魔力が高まったら是非、うちの兵士団へ入隊を考えてほしい。」


「強制ではないのですか?」


青年の1人が質問した。


「うむ、テオバルト様の意向だ。兵士になれば命をかけることもあるからな。そこは飽くまでも個人の意思に任せると」


なんとも優しい領主様だ。

強引に囲ってもいいだろうに、領民の事をよく考えてくれる、いい領主の土地に転生できてよかったと思う。

そうしみじみ考えていると、ルイスが話し始めた。


「まずは、自己紹介だな、おれはこの兵士団で3人いる隊長の一人だ。そこの少年2人の父親でもある。よろしく頼む。じゃあ次、ヘンリー」


「ヘンリーです。10歳です。適性属性は土です。」


ヘンリーがこちらを見て、自己紹介を促す。


「マッテオ、5歳です。適性属性は火と風です。」

(一応全属性試して、使えることは確認しているが、色々面倒そうなので2属性で通す)


隣の青年に目をやる。


「えーっと、カールです。20歳です。適性属性はまだ分かりません。」


最後に残った青年も自己紹介をはじめる


「レームスです。歳は22で、おれも適性はまだ分かりません。」


2人は再調査で水晶が光った事で、ここに呼ばれただけで、まだ魔術自体は使ったことがないそうだ。

自分の適性属性を知るのは、イメージした属性が魔術として発現するかどうかで判断する。

なんか調べる魔道具もあるらしいがここにはなかった。

とりあえず、2人の適性属性を探すことにする。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ