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訓練が始まる

2月って寒い事を1年ぶりに思い出した

次の日、早速まずは魔術の訓練から始まった。

現状の力を見る為に、最大出力の魔術を撃つように言われてた、と言っても、現状マッテオが撃てる最大出力の魔術は中級魔術なので、ここにいる人たちからすれば大した事はない、マッテオはフレイムカノンとセイバーガストを見せた。

集まっていた、ウィザード達からは「おぉ〜」と言う感心する声が上がっていたが、クラウスは少し驚いていた。


「マッテオ、今のがお前の最大出力の魔術か?」


「はい、そうです」


「まだ、魔力量に余裕がありそうだが?」


「はい、中級魔術くらいならまだ15,6数発くらい撃てると思いますよ」


「その魔力量で、中級魔術が最大なのか…」


「あ〜魔力出力が弱いと仰りたいわけですね?」


「その通りだ、自覚があるという事だな?」


「はい、出力を上げる訓練は設備の無い田舎ではなかなか難しくて、周りに迷惑をかけるかもしれないので、あまりした事ないですね」


「そう言うことか…」


クラウスは、納得した様子で、魔術訓練は出力上げる方向に決まった、訓練場の中にある、昨日ノアがやっていた訓練をマッテオもやってみる、しかしこれがなかなか難しかった、瞬間的に最大の出力を出すと言うのは、これまでもやった事はあるけど、最大出力を出し続けるという事は、今までやった経験がない、だんだんと出力が下がっていってしまう。 


「最初はみんなそんなものだ、この訓練を続ければ、魔術の発動も早くなるから、頑張って続けよう」


クラウスにそう励まされて、今日は1日中、出力増加の訓練をした、訓練が終わり、ノアと一緒に大浴場へ移動して汗を流し、食堂で夕食を食べながら互いの近況について話す。


「ノアくんはあの作戦以降、ずっと城で訓練だったの?」


「そうだね、すぐに王都へ引っ越してクラウス様に師事を受けてるよ」


「そうか、訓練はずっと訓練場でやる感じかな?」


「いや、最低月に1度はモンスター討伐に行くよ、ギルドでCランクくらいの依頼を受けて、実戦訓練してるね、この前はダイヤウルフの群を討伐したよ」


「そうなんだね、ノアくんは冒険者ギルドに登録してるの?」


「うん、僕自身はまだランクが低いけどね、クラウス様が受けた依頼に付いて行って、実戦訓練してるね」


「…その辺のルールってどうなってるのかな?要はノアくん単独だと、Cランクの依頼は受けれないけど、クラウスさんが受注した依頼には付いて行けちゃうって、普通なら結構危ない事だと思うんだよな」


「その辺りは飽くまでも、自己責任なんだけど、確かに普通の冒険者たちだと止められると思うよ、僕たちは、訓練って事をギルド側にも説明して、本来クラウス様が受注できるランクより、低い依頼を受けて、危険を感じたらクラウス様が処理をするって事で公式にokもらってる」


「あっそういう事なんだ」


「だから、昨日のアーマーリザードとかギガントフィスの討伐の話を聞いて、ちょっと…その…驚いたよ」


何か言葉を飲み込んだような感じがしたけど、気づかなかった事にしよう…食事を終えて、2人はそれぞれの部屋に戻った。

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