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事後処理

地震大丈夫ですかね

1時間後、ダニエルが10人の兵士とカール、レームスを連れて洞窟に入ってきてた、案内した兵士がマッテオたちと別れた場所まで戻ってきてまず目にしたのは、息絶えたギガントフィスだったので、安心を覚えたが、倒れいるルイスとマッテオを見つけて、血の気が引いた。


「うわールイスさん!マッテオ!」


2人の兵士はそれぞれを抱き起こそうと近寄ったが、ダニエルに止められた。


「待て待て!下手に動かすな、まずは息があるのか確かめるぞ、カール、レームス、モンスターが寄ってこないように奥を見張ってくれ」


カールとレームスは指示通り奥の通路へ移動して、通路の先に注意を払った、駆け寄った兵士は倒れている2人に耳を近づけて呼吸を確かめると、ルイスもマッテオもまだ微かに息をしていた。


「ルイスは頭の傷がひどいな、首も痛めてそうだ、マッテオは…外傷からは判断できないな、治癒ポーションを持って来い」


ダニエルは持ってきた治癒のポーションをルイスの頭の傷にかけた、キズは小さくなっていったが、完全には塞がらなかった。

次にマッテオには全身にポーションを掛けて様子を見ることにした、やがてルイスが目を覚ました。


「うぅ…」


「ルイス、気がついたか?」


「ん?ダニエルか?」


「そうだ、ここが何処か分かるか?」


「ここは………!ギガントフィスは?」


「死んでるよ、ギルドに使いは出した、それよりマッテオの状態が分からん、何か憶えているか?」


「そうだ!マッテオは無事なのか?」


「生きているよ、ただ外傷は少ないようだが、念の為動かしてない、何か分かるか?」


「あぁマッテオはあの大蛇に巻き付かれたから、恐らく全身骨折している、内臓も損傷しているかもしれない、動かさずに、ここへプリーストを呼んでほしい」


「……!それだとポーションだけじゃどうにもならんな、そこのお前、近くの教会からプリーストを、呼んできてくれ」


指示を受けた兵士は、走って出口へと向かって行った。

30分ほどしてプリーストが到着して、回復術をマッテオにかけた。


「よし、もう動かしても大丈夫だが、ゆっくり気を付けて運んでやっておくれ…しかしこんな大蛇が村の近くの洞窟にいたなんて、なんと恐ろしい事だ」


駆けつけたプリーストは息絶えたギガントフィスを見て、驚いている。


「ああそうだな、俺はこいつの処理にやって来る、ギルドの連中をここで待つ、悪いが彼らを貴方の教会で休ませてやってくれるか?」


「もちろんだ、この少年が目を覚ますまで、うちの教会で看病するよ」


「ありがとう、恩に着るよ、2、3人護衛に付いてくれ」


ダニエルはテキパキと指示を出して現場を収めていった。

教会に着いてルイスもマッテオもベッドへ運ばれ、ルイスは再び眠りについた、次にルイスの目が覚めた時には、妻のマレーネが付き添っていた。


「マレーネ、来てくれたのか、マッテオは目を覚ましたか?」


「いえ、先程プリーストの方がまた回復術を、掛けてくれましたけど、まだ目は覚めてないです」


「そうか…心配をかけたな、すまなかった」


「いえ、この子は昔から何でも卒なくできたから私たちも、何となく放任気味になっていたのでしょう、今回は、あなたがそばに付いていてくれて、よかったと思ってます」


夫婦で話していると、部屋の扉が開いて、テオバルトが入ってきた、ルイスは、立ち上がろうとしたが、テオバルトが止める。


「ルイス起きなくていい、横になっていろ…それにしてもよく…生きていてくれた。

それと、お前たち夫婦には謝らなくてはならないな、マッテオをまた、危険な目に合わせてしまった…すまない」


「テオバルト様…いいえ私も納得しての事ですので」


「夫もこう言ってますので、お気に病まないで下さい」


「すまない…もうあの洞窟は封鎖しよう、余りにも危険だ、またいつ強力なモンスターが現れるか分からん」


「しかし、せっかくマラカイトを見つけましたし、それにまだミスリルも見つかってません」


「いやいい、今お前たちを失う方が痛手だ」


その言葉を聞いて、ルイスは何も言えなくなって俯いて黙ってしまった。

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