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合流しよう

三連休終わってしまった…

アルムガルト一行は城から洞窟へ出る所で、ハインツが外から異様な魔力の高まりを感じた。

そして洞窟の出口で目にしたのは、大臣達ではなく、人ではない異形の怪物だった。

思わず立ち止まったその時、一瞬の激しい光に目を閉じた。

目を開けると、異形の怪物は真っ二つに斬られていた。

アルムガルト達は目を疑った、斬られた怪物のそばには炎を身に纏う少年が立っていた。


「あれはマッテオか」


ガスパールが、アルムガルトの横まで来てそう言った。


「ガスパール、知っているのか?」


「はい、テオバルト殿の領地に住んでいる少年です、我が領地のノアのように優秀な少年ということで、テオバルト殿が連れてきておりました」


「なんという事だ、ノアの魔術の才能にも感心したが、そんな少年がまだいたのか」


一段落したようなので一行は洞窟から出て、テオバルト達と合流した。


「テオバルト殿!」


「ガスパール殿!」


「無事、陛下をお救いできましたよ!」


「テオバルトにエバーハルト、ヴェルナーもよくやってくれた、しかしちょっと状況が想像していたのと違うから、説明をしてくれるか」


「ありがたきお言葉です、では私の方からご説明致します」


テオバルトが大臣達は、実は魔族に体を乗っ取らせていた事、魔王なるものがこの国を乗っ取ろうとしていた事を説明した。


「うーん直ぐには信じ難いが、あの怪物を見ているからな…デタラメでもなさそうだな、一先ずは魔王とやらの侵攻は止められたという事でよいのかな」


「おそらくは、大丈夫かと思います」


「陛下、とにかく一度城の中に戻り、玉座の間で話しましょう、拘束している者たちの事も決めなければなりません」


「そうだな、だが今日は皆疲れている、拘束した者は一旦、牢屋に入れるしかないだろう、収容が終わり次第、休んでくれ、色々考えるのはその後だ」


「テオバルト様、我が友のクラウスはどこにいますか?」


ハインツは、クラウスの姿が見えないことに疑問を感じ、テオバルトに尋ねた。


「クラウス殿はあっちの樹の下で休んでいるよ、魔族相手にかなり魔力を使ったからな」


「そうですか、ありがとうございます。

私はまず、友人の様子を見てきます」


そう言ってハインツは、クラウスを探しに行った。

拘束した兵を一旦、牢屋に入れそれぞれ休んだ、見張りはヴェルナーの部下が引き受けてくれた。

夜が明けたが、昼前までマッテオたちは眠っていた。

マッテオたちが寝ている間に拘束した者たちは、ハインツの魔術の下、尋問を受け大臣達に騙されていた者たち、自ら大臣の配下に加わった者たちと分けられた。

騙されていた者たちは、釈放され元の立場そのままに、また城に仕える事となった。

自ら大臣に寝返った者たちはそんなに多くなかったがやっぱりアルムガルトは少し悲しそうな表情になった。

処分は追って考える事となり、昼食時になった頃、マッテオたちが起きたので昼食を取り、食後に玉座の間に集まった。

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